『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

クリぼっち

2016-12-26 07:52:00 | 食物・飲物
昨日から
カミさんが千葉の次男宅に
泊りがけで出かけたので、
夜はさみしく
「クリぼっち」に
なってしまった。



懇意にしている
フレンチのシェフから
パテとカレンズを頂いたので、
ウェッジウッドやマキシムの
ディナー・プレートに
前夜のイヴの残り物と一緒に
ドレッセして、飲み残しの
スプマンテと共に
「一人ディナーごっこ」をしてみた。

残り物のスモーク・サーモンも
薔薇型に巻いて
レモン風味オリーヴオイルと
ヴァルサミコでやると
小洒落た「ソーモン・フュメ」になる。

残り物のロースト・ビーフには
ストリング・チーズを裂いて
乗っけてみた。

バーナーで焼いたレタスを添え、
コンフィチュール・ド・アナナ
(パイナップル・ジャム)で
やってみたら意外と美味しかった。



料理は趣味でもあり、
ほぼ毎日しているので、
フレンチも一通りは作れる。

スパイス集めも趣味で
数十種類は常時揃えてあり、
ガーデニングでは
ハーブを栽培しているので、
タイムやローズマリー、ミント、
オレガノ、フェンネルなどを摘んできて
ちょいちょいと振れば
たちどころにフレンチっぽくなる。

最近では、
シェフに教わった
レモン風味のオリーヴオイルや
ビスタッチオ・オイル、
クルミ・オイルと
シェリー・ヴィネガーや
シードル・ヴィネガーを用いた
フレンチ・レストラン風の
サラダを作っている。

ピーナツ・スプレッドを牛乳で溶いて
ゼラチンで固めた
ブランマンジェ風も
デセールとして作ってみた。

お歳暮で頂いた
柚子のソルベも
開封して試食してみた。




洗い物もキライじゃないので、
ビストロ「クリぼっち」の
見習いにでもなったつもりの
“ごっこ”の延長で、
「修行は辛れーなー」
と独り言を言いながら
楽しく片付けをした。

人生初めての
「クリぼっち」体験であった。

♪( ´θ`)ノ

・・・いっそ、
出張コンパニオンでも
呼べば良かったかなぁ・・・。



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イヴコン

2016-12-25 10:05:00 | ギター
京都から帰郷したばかりの時、
五年ほど吉倉に住んでいた。

その吉倉に
去年出来たばかりの
老人ケアハウスで
フルート・デュオ「ピアミルダ」の
クリコンをやってきた。



隣がトライアルで、
控え室から見えた光景は
かつて幼いアキの手を引いて
散歩した畦道で
懐かしく思った。





お年寄りに合わせた
赤いクリスマス帽は
W先生がダイソーで
購入してきたもので
2ケ1組だったという。

この日は、
また譜面台を忘れるという
ポカをやってしまい、
急遽、椅子を代用したので
俯き姿勢になってしまった。

自分も日に日に
老人力が付いてきて、
歯は抜けるわ、
老眼は進むわ、
白髪は増えるわ・・・で、
あー、こうして、じわじわ年老いて
死んでしまうんだぁ・・・と、
いささか悲観しながらも
自虐的にひとり笑いしている。




ボランティア出演だったが、
ケーキと飲み物を出して頂き、
楽屋でささやかな打ち上げとなった。

帰宅後は、
またパジャマに着替えて
アレルギー炎症が
本調子じゃないので
養生寝した。

夜には、
カミさんが
ささやかなクリスマス・ディナーを拵えて、
シャトレーゼのモンブランを
ふたりで分け合った。

子どもたち三人とも
家を出ており、
老母は長期入院中で
来月からは施設入りの予定なので、
この先、しばらくは
振り出しに戻ったように、
カミさんと二人っきりの生活になる。

そのカミさんも、
今日からアキんとこや
ナツんとこに連日泊まりで
出かけるというので、
十部屋もある広い家に
さみしく「暮ぼっち」になってしまう。

(・ω・`寂) ・・・  






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イヴ・コン

2016-12-24 09:14:00 | 風景
昨日の“天ちゃんバースデイ”は
丸々のオフ日だったので、
アレルギー疾患養生のため
一日、ベッドで寝ていた。

といっても、
ずっと天井を見ながら
伏せってばかりもいられないので、
『ねじまき鳥クロニクル』を
読んでいたが、途中、何度も
ポトリと落としてはウトウトと眠り、
目覚めてはまた再読して
ポトリ・・・ウトウト・・・。

□\(_ _).。o○



『ねじまき鳥』は、
評論家の福田和也が
現代日本文学の最高峰と
絶賛しており、
恩師の河合先生も
村上春樹との対談のなかで
絶賛していたので、
この冬休み中に全3巻を
通して読もうと思っている。

独特のレトリックがあり、
感心した箇所に
思わず付箋を貼ってしまった。

「ハリガネ虫の夫婦が避妊知識を持たないのと同じように、
僕も予定というものを持たないのだ」

「寒さは無数の刺のように私の体に突き刺さってきました」

「抜け殻の心と、抜け殻の肉体が生み出すものは、
抜け殻の人生に過ぎません」

「運命というものはあとになって振り返るものであって、
先に知るものではないのでしょう」

「私は今はただ生きつづけるという
責務を果たしているだけです」





イヴの今日、
老人ホームで
ボランティアでの
フルート・デュオのミニコンをやるので、
W先生がサンタ帽を用意してくだすった。

なんだか、
来年、還暦年のリサイタルに
赤シャツを用意していたが、
それよりもひと足早く
赤帽を被るはめになった(笑)。

(///≧ω≦///) チトハズイ





フレンチ・レストランから
オーダーを受けた書籍の
パーツを黙々と製作している。

本文(ほんもん)、はじめに・目次、
奥付、表紙、カバーと
すべて用紙から調達して、
印刷、カット、裁断という行程で
製本作業をこなしていく。

この時ばかりは、
「とやの印刷所」の
製本職人となる。

モクモク\(^^\)(/^^)/モクモク





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アレルギー

2016-12-23 08:23:00 | 
2学期の疲れが溜まっていたのか、
一旦回復に向かっていたアレルギー症が
再燃して、未だに湿疹が消えず、
皮膚そう痒症のままである。

二週間ぶりに
皮膚科を受診し、
年末年始の分まで
塗り薬と飲み薬をもらってきた。



全身アレルギーなので
目まで痒くなるが
さすがに眼科にまで行くのは
億劫なので、薬局の市販薬も
買って帰った。

針治療で完治した左首筋にも
凝り痛を感じたので、
また名人のM先生に
針を打ってもらってきた。

アレルギー炎症で
全身がダルイので、
冬休みを幸いに
ベッドで寝養生している。



常連のフレンチ・レストランから
自著ガイド・レヴュー本の
追加注文を受けたので、
自分は寝ながら
プリンターにせっせと増刷させている。

お店で買取販売して頂いているが、
これまで100冊以上売れてくれているので
ありがたい。

かつて『グーテン』という
ローカルの街探訪番組でも
紹介されて嬉しく思ったことがある。




昨晩は録り貯めた
『名探偵ポワロ』を視ながら、
フルート・デュオ用の
『亡き王女の為のパヴァーヌ』を
編曲していた。

大学時代に
ギタートリオ用に編曲した楽譜をもとに
書き改めているので、
2時間ほどで仕上がった。

譜面の上で
音がどう協和するのか想像しながら
あーでもない、こーでもない、
と思案しながら書き進めるのは、
楽しい二次創作でもある。

楽譜が読み書きできると
音楽を深く理解し
一生楽しむことが出来る。

ククク φ(´ι _`  ) ♪

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ヤク切れ

2016-12-22 08:28:00 | 健康
ヤクが切れていたのに気づかず
メンタル・クリニックの予約を
慌てて入れた。

二日くらいの断薬なら支障ないが、
1週間近くなると
「シャンビリ」という
特有の離脱症状が出る。

首を捻ると耳の奥で
「シャンシャン」という音がする。
そして、手がビリビリ痺れる。

***

42歳で過労でうつ病になって来、
17年間も抗うつ剤の「パキシル」を
再発予防に服用している。

医大の教授や
主治医、研究会仲間のドクターら
誰に訊いても、年齢と仕事柄から
予防に呑んでおいた方がいい、
と助言されて続けている。

1日10mgという微量だが、
これによってセロトニンが
安定して脳内に供給されるので
うつの予防だけでなく、
情緒の安定、気候変動での
体調安定が担保されるのは
メリットが大きい。

長期精神科通院なので
「自立支援医療受給者証」が得られ
一割負担というのが有り難い
社会保障システムである。

「うつ仲間」は皆、
通称グリーンカードという
この証書を持っている。



主治医のU先生他
スタッフ全員が女性なので、
クリニック内は華やかな
クリスマス・オーナメントで
溢れていた。




この時季には、
恒例のくじ引きがあって、
2枚引いて「パックンチョ」と
入浴剤を頂いてきた。

そして、誕生月だったので
お祝いカードも頂戴した。

個人クリニックならではの
患者様サービスが行き届いている。




老母の入院している病院にも
寄らねばならなかったので、
普段着ではなく
やや洒落っ気のある
ブルーシャツにホワイト・ドレスウォッチ、
海軍のカフリンクスに
グレンチェックのスーツというコーデで
病院のハシゴをした。

ヤク切れ患者に
見えぬようにする為の
仮装でもある(笑)。


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