『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

38.1℃

2018-07-21 06:33:00 | 風景
五日連続の
猛暑日である。

きのうは
38.1℃に達したものの
全国では京都に次いで
2位である。

思わず、
去年リサイタルで協演してくれた
京都の教え子の顔が浮かんだ。

「お~い。イマダケちゃん。
 焦げパンになってへんか~!?」

(хдх;) アチッ…  




夏休みに入ったので、
スーパーの開く9時半に
散歩兼買い物に出ている。

それでも、
国道沿いは33℃にも
達している。

9時でこれなら、
真昼間は、どーなんの!?
と考えるだに
オトロシー。

(; ・`д・´)…ゴクリ

重いリュックを背負いながら、
帰り道には
日陰から日陰へと
まるで島伝いに
渡っているかのようであった。

わずか半時ほどの
外出にもかかわらず、
帰宅するとポロシャツが
汗でグッショリであった。

なにせ
尋常な暑さではない。

まさしく
「キラー・サマー」
である。





散歩途中にある
近所のエクステリア展示場の
人工水庭には
ホッとする。

ついつい
手を伸ばして
水に触りたくなる。

冬場は寒々とした
水風景なのであるが。





きのうは
ソータの順位戦だった。

相手の森下九段は
ソータが奨励会戦で
四段昇段を果たして
プロ入りした日に、
会館の事務室で
駆け寄ってきて
「おめでとう」
と真っ先に祝福した理事である。

52才の森下さんにしてみれば
おとつい16才になったばかりの
ソータはまさに息子世代であろう。

弟子でもないのに
ソータの才能を早くから高く評価し、
いつまでも三段リーグにいてはいけない、
と励ましたとも聞く。

昼食のメニューを渡されて
ふたりで眺めているときは、
まるで親子か師弟のようにも見えた。

なので、
昨日の一戦もいわば
恩返しであった。

13時間半闘って、
ほぼ互角の均衡を保っていたが、
終盤でソータの妙手が出て、
九段の劣勢となった。

感想戦では
高1の少年相手にも
きちんと敬語で話す森下さんは
やはり棋界随一の人格者だなぁ…と、
さらに好感を持った。


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女ソータ

2018-07-20 08:32:00 | 
連日の猛暑日で
きょうで四日連続の
35℃越えである。

国内では
40℃を越えた処もあるそうで、
尋常じゃない暑さである。

たしか、
だいぶ以前に、
フランスでも猛暑によって
3.000人ほどが亡くなった年があった。

フランスでは
エアコンが普及していないので
それだけの数になったそうだが。

皮肉にも、
その年は
ワインの当たり年となった。

この暑さは
通常の太平洋高気圧の上に
大陸のチベット高気圧が乗っかって
その下降気流によって圧縮効果で
ヒートアップしてるという。

こんな二階建ての高気圧が
居座る夏なんて
いままで体験したことがない。

これも地球規模の
異常気象なのであろう。

むかしは
「天が当りをつける」
と言った。

ならば、
地震は
「地が当りをつける」
津波は
「海が当りをつける」
と言い換えてもいいだろう。

この「当り」は
「ばち当たり」のアタリである。

稀なる大雨も
自然環境を破壊した人間への
自然からの
しっぺ返しなのかもしれない。




『トーキング松尾堂』で
絶賛されていた
『さよなら、田中さん』が
読みたくて、
古書店をさんざん探しまわったが
なくって、
図書館では30人待ちというので、
仕方なくアマゾンに注文した。

読んでみたら、
これが面白くて
何度も大笑いした。

思わず、
「ルリちゃん。天才!!」
と喝采をあげてしまった。

「12歳の文学賞」で
小4から6まで
史上初の3年連続受賞という
快挙をなした天才少女で、
将棋のソータに比肩されている。

ソータは棋界から
「4百年にひとりの天才」
と賞されている。

小4と小6に受賞した
小品を元に書き下ろした作品だが、
エンタメとして十分に面白く
すぐにでも映画化されても
おかしくない生き生きとした
シーンが満載である。

小6で、よくこんな
表現ができるなぁ・・・と、
感心してしまう。

きっと、
ソータのように
もの心つく頃から、
本が好きで好きで、
彼女の血となり
肉となってきたのだろう
と思わされた。

文学少女マンガの
『響』の
実在モデルのようでもある。

今から、
次回作が待たれる。




従妹のミキティから
先日の叔父さんの
法要参席の礼状と共に
組み立て式の
室内風鈴が届いた。

クーラーの下で
扇風機を使って
室内に風を作っているので、
時折、チリリン♪と
涼やかな音を聞かせてくれる。

今は猛暑の毎日なので、
とても音楽は暑苦しくって、
鹿威しの効果音を聞いている。

そこに
風鈴がリンとなると
なかなかの清涼感がある。





大4のナツが
建築科の実地調査で
院生たちと三春の方に来て、
チョロッと家にも寄って
顔だけ出していった。

末っ子の甘えん坊だったので、
しょっちゅう、
お母さん、お父さんに
ひっつき虫だった。


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マンツーマン

2018-07-19 05:36:00 | ギター
夏休みに入り、
大学ギター部から招聘されて
新入生のレッスンをしてきた。

いちおう
OBOG会の会長という
名ばかり職なので、
もう10年近く
ボランティア指導している。

はじめて、
警備室のゲート前に停めて、
整備された裏山の森林内を抜けて
学生会館前にたどりついた。

学生の頃、
練習室として使っていた
2階の第一会議室だったので、
懐かしく感じた。

今年は
新入生が男子一人のみ
というお寒い年で、
これはギター部存続が
危ぶまれた。

現在14名の所帯のようだ。

カミさんと同じ
山形出身で、
ピアノ、ブラス歴のある子だったので、
飲み込みがはやく、
一時間のレッスンで
かなり弾けるところまで
到達した。

でも、部内では
技術指導できる先輩が
いないようで、
新入生は毎年、
放置プレイのようである。





きのうは
35.7℃という
猛暑日だったので、
熱中症予防のために
首にアイスバンドを巻いて
出向いた。

このアイスバンド、
正式名称はなく、
商品数だけ銘々に
ネーミングが違う。

曰く・・・
氷結ベルト、
ネッククーラー、クールマフラー 、
エリクール、クールバンダナ、
ひんやりループ、冷却スカーフ、
ひんやりスカーフ、ひんやり首もとバンド
・・・などなど。

「エリクール」なんか
ティッシュペーパーみたいだが、
造語としてはオモロイ。






きのう、おとついと、
連載心理サイトの閲覧数が
一日あたり2.000人を
突破して驚いている。

きのうは
2.179と最高を記録した。

そんなに
読まれていると、
なんだか嬉しくもあるが、
おいおい大丈夫かよ、
という気にもなる。

もっとも、
これまで、最高だったのは、
音楽業界を揺るがした
『佐村河内事件の深層心理分析』を
連載したときに、
一日あたり3.000人を越えたことがある。

ブロガーは、
このカウンター数が
執筆動機を高めてくれるので、
ありがたいには、ありがたい。

その後ろ立てのおかげで、
2年間毎日休まず
更新してきた。

そろそろ、
この連載も終わりにして
新しいテーマに取り組もうかとも
考えている。






『100分de名著』の録画を視て、
自分が読み落としていた部分が
解説されていて愕然とした。

落語の『道灌』じゃないが、
「俺もまだまだ歌道に暗いなぁ」
という気分になった。

なので、
何度となく読み返していた
名著『昔話と日本人の心』
を再読した。

赤線、青線、付箋、書き込みだらけで、
もはや本でありながらノート状態だが、
番組で解説されていた処は
無印だったので、
忸怩たる思いがした。

それでも、
新たな発見があり、
さすが、河合先生だなぁ・・・と、
再度、尊崇の念を抱いた。

昨晩は、寝床のなかで、
あの時のあれが、
これだったのか・・・と、
思い当たり、起き出して
ノートに書き出した。

***

「あわれ」とは、
我われの物語に即して言えば、
完結に至る寸前における
プロセスの突然の停止にって
引き起こされる美的感情である。

(物語の『鶯の里』では)
哀しく立ち去っていく
鶯の姿によって
我われの美意識は完成される。

+++

「何も起こらなかった」
という英語
「Noting has happened」
は、「無」が生じたとも言える。

それは、ネガティヴなものでなく、
意識/無意識、日常/非日常という
あらゆる対立を越えて
全てを包摂し「円」へと変貌する。

それは「無」であり「有」であるのだ。

+++

日本の典型的物語である
『鶯の里』『浦島太郎』
『鶴女房』『雪女』などは、
それが「無」の解釈なのであり、
それをさらに分析・解釈するようなことは、
屋上屋を架すが如しなのである、
という河合先生の卓見には
目を覚めさせられた。

自分はいったい
河合隼雄全集の
何を何処を読んできたのだろうか、
と自己反省した
夏休み初日であった。










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夏休み

2018-07-18 05:46:00 | 風景
6才で幼稚園に入って来、
一度も学校から離れていないので、
54回目の夏休みである。

これはもう、
夏休みのベテランと言って
いいだろう。

54夏も
ひと月近い休みを
過ごしている。

去年から閑職となり、
オフ日も増えたので、
休み慣れしてきた感もある。

こうやって、段々と
ソフト・ランディングしていくのかしらん
と思わないでもない。



きのうは、
1学期さいごの勤務日だったが、
午前中に校外の支援学級にでかけた。

学校から
歩いて10分ほどの処なので、
これまでは散歩しながら
行っていたが、
さすがに昨日は酷暑で
熱中症を懸念して車にした。

毎朝、
NHKニュースでは、
「今日も、猛暑ですので、
命を守る対策をしてください」
という禍々しい
高温警告がなされるようになった。

きのうは
小1の子が校外学習から帰ってから
意識をなくして亡くなった。

全国では、
高齢者を含め
8人が亡くなったという。

子どもと年寄りは
対謝機能の低下で
熱中症に弱い。

かくいう自分も
CKD(慢性腎臓病)で
腎機能が半分なので、
熱中症に何度も罹った。

なので、
自分なりの前駆症状は
わかっているので、
絶対に無理はしないようにしている。

今日の予報は
37℃の猛暑日である。

これから、
一週間連続で
35℃以上だというので
オトロシー・・・。

ヾ(◎⊼◎) /゛

夏休みのベテラン、
熱中症のベテランだが、
無事、この夏を乗り切れるか
いささか心配でもある。





片道90kmの通勤で
退屈になってくると、
車中のメーターを読み上げながら
パイロットごっこをして
気を紛らわせている。

『宇宙戦艦ヤマト』や
『銀河鉄道999』の作者・ 松本零士は
メーター・オタクと言っていたが、
自分にもその気がある。

高校生の頃、
パイロットに憧れていたので、
車に年甲斐もなく
いろんなメーターをつけて
喜んでいる。

きのうは、
ふと思いついて、
ナビのGPSレベルを
100㎞単位に設定してみたら、
日本全体が映り、
日本海と太平洋まで視野に入るので
まさに画面上では飛行している
気分を味わえた。

ことに、
勤務地に南下するときは、
日本の形が逆向きになるので、
どこぞの島の上空を飛行しているような
不思議な感覚があった。

レーダーと高度計、方位計も
設置してあるので、
それを見ながら計器飛行のような
ゲーム感覚を味わっている。




劇場で観た
『フューリー』を
BS録画で視た。

当時は、
火線の凄さに驚き、
博物館の本物のティーゲルが
映画史上はじめて使用された
というのも話題になった。

WWⅡ映画は
ほとんど観てきたが、
タンク物としては
秀逸の部類にはいるだろう。





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スズメっち結婚!

2018-07-17 04:58:00 | TV・ドラマ
毎朝、楽しく視てる
スズメっちが、
とうとう結婚した。

相思相愛だった
幼馴染のリツくんとは
とうとう結ばれず、
ぽっと出キャラのリョーちゃんと
唐突に一緒になっちまった。



それでも、
心配性のオカーチャンとの
「今まで、ありがと」シーンは
泣かせてくれた。

リョーちゃんは、
スズメ一家の暖かいもてなしを受け、
幼い頃、両親が家を出たきり
事故死してまだ帰ってこない、
というトラウマがフラッシュバックし、
夜中にひとり泣きしてしまう。

そこへスズメがやってきて、
「これからは、私が家族だよ」
とハグするシーンで
またまた泣かせてくれた。

ところが、
予告編を視る限り、
このリョーちゃん
映画バカのトンデモ星人のようで
生活感覚ゼロのようで
度外れスズメをも
呆れさせてしまうようだ。

笑わせつつホロリとさせる
北川悦吏子の脚本は、
山田洋次作品にも通ずる
ドラマの王道をいくものである。





散歩道に
露地物のキュウリが花を咲かせ
ミニキューを稔らせていた。

これから、
日に日に成長するのを
観察しながら歩くのも
楽しみである。







年に何度か、
右足の小指を家ん中の
扉類に引っかけては、
痛さのあまり、その場で
♪ヘイヘイホー♪
とインディアン踊りをする。

おとといの晩も
トイレから出しなに
ひっかけて、
あまりの痛さに
『いなかっぺ大将』の
大ちゃんみたいな涙が
ボロリと流れた。

加齢と共に
空間認知能力が
劣化してきたせいなのか、
体性感覚のコーディネーションが
劣化してきたのか・・・。

今年は、
あと何度ひっかけて
インディアン踊りを
するのだろう。

ε=ε=ε=ヾ(*。>◇<)ノ イッテ~!!

あー、やだやだ・・・。

\(>o<)/

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