豊島二冠が
“天彦名人”を
ストレートの4連勝で破って
棋界の最高峰「名人位」を
獲得した。
これで、
「三冠」になり、
現在・棋界最強の棋士を
証明した。
巷では、
“400年にひとりの天才”
藤井総太が
持て囃されているが、
彼はまだデヴュー2年目の新人に過ぎず、
自身が念願にしている「名人位」の
挑戦者にたどり着くまでは、
最低でもあと3年かけて
「順位戦」を勝ち上がらなければならない。
前年度は、
その大事な順位戦で
一敗したが為に
「C級1組」残留(留年)になり、
1年足踏みをした。
さすがの彼も
デヴュー直後には、
豊島八段には手も足も出ず連敗したが、
「新人王」を獲っての
記念指名対局では
やっと勝つことが出来た。
同じ愛知出身なので、
ソータは小学校の頃に
すでに豊島名人には
練習対局で教えを受けている。
中京圏のふたりが、
いずれ棋界を席巻する
二大棋士になることは
目に見えるようである。

「フクシマの酒」が
全国新酒品評会で
22銘柄が金賞を獲り、
7年連続1位になったという。
メデタイことである。
勤務校からの帰路、
よく「奥の松」と
「金水晶」の前を
通ってきたので、
その二つも金賞に輝き、
さらにメデタイことである。
「奥の松」は
『純米大吟醸スパークリング酒』を
逸早く市場に出し、
その後のブームの嚆矢となった。
四合壜で600円ほどの
手ごろなものだったので、
これはよく買い求めた。
『神亀 純米吟醸にごり活性酒』
ともに愛用アイテムである。
唯一、福島市内の酒蔵である
「金水晶」を
未だ飲んだことがないというのは、
まさしく、“灯台下暗し”である。
この機会に、
松川にある酒も
飲んでみようかと思う。

先日、
ヴィンテージ・ヴァイオリンを
お譲りしたJCのHちゃんに、
材料と造りからの
高級楽器の見分け方も
レクチャーした。
都合のいいことに、
幼児用の1/16の安価な
分数ヴァイオリンがあったので、
それには使われていない
カーリー・メープルという
虎の縞みたいな模様が
高級楽器には使われていることを
説明した。
手持ちのリュートでも
20万のものは
プレーン・メープルだが、
90万になると
カーリー・メープルになるのを
比較して見せた。
リューティエ(弦楽器製作者)にとって、
この素材はまさに
「木のダイヤモンド」
と言われるほど珍重されている。
かつて、
バロックギターの個人注文を受けて、
最高級のカーリー・メープルを仕入れて
製作したことがあるが、
それはそれは美しい
「タイガー・ストライプ」だった。
生地にニス塗りをする瞬間が、
リューティエにとっては
いちばんの醍醐味で、
「ドラゴン・ブラッド」のひとハケで
鮮やかな「銘器色」に変貌する。
この美しさに魅せられると、
楽器作りから
抜け出せなくなる。
ストラディバリウスが造った
唯一のバロック・ギターのフォルムを
コピーして何本か製作したが、
その均整のとれた完全美と
「虎×龍」の美しさが
マリアージュしたものは
眩暈がするほどに魅惑的である。
なので、
自作のバロックギターの
背面を『古楽器を作る』という
自家本の表紙にもした。
こないだの
リサイタルのロビー頒布会でも
一冊出品したのだが、
どなたかが
お買い上げ下さったようである。

学会案内が来たので、
現在の研究の最前線を知ろうと
発表テーマを俯瞰してみた。
案の定、
新しい国家資格の
「公認心理師」関連が多く、
「ネット活用」もあったが、
「災害関連」は一つしかなかった。
小此木・河合の両巨匠が
亡くなって久しいが、
「精神分析学」「分析心理学」
といった深層心理学系の
衰退があからさまに感じられた。
巻末のスポンサー書店の
新刊書を俯瞰しても、
現代の需要傾向が見て取れるが、
時代は今、即効性のある
短期的・認知的なセラピーが
全盛のようである。
国試勉強のあいだ
目を通せなかった
2年分のジャーナル(学会誌)が
10冊も溜まっていて、
勤務の空き時間に読んで
最新の研究をも俯瞰している。
7月にT幼稚園で
PTA講演を依頼されているので、
最新の「臨床の知」も
語り部となってご父兄に
伝達講習しようかと思っている。
最新の良質のコンテンツを
一定量インプットしていないと、
「わかる・おもろい・ためんなる」
アウトプットは
出来ないものである。
これをしない
語り部/講師/センセイが、
ようけおって、
だから・・・
「わからん・おもんない・ためんならん」
という駄弁・糞講義を
よく聞かされて
辟易することがある。
この歳になると、
最新ネタをいっぱい仕入れといて、
ちっとだけエッセンスを
面白可笑しくプレゼンすると、
受け手、聞き手は、
引き付けられて、感心もし、
演者の“奥深さ”をも感じるようだ、
ということが解ってきた(笑)。
“天彦名人”を
ストレートの4連勝で破って
棋界の最高峰「名人位」を
獲得した。
これで、
「三冠」になり、
現在・棋界最強の棋士を
証明した。
巷では、
“400年にひとりの天才”
藤井総太が
持て囃されているが、
彼はまだデヴュー2年目の新人に過ぎず、
自身が念願にしている「名人位」の
挑戦者にたどり着くまでは、
最低でもあと3年かけて
「順位戦」を勝ち上がらなければならない。
前年度は、
その大事な順位戦で
一敗したが為に
「C級1組」残留(留年)になり、
1年足踏みをした。
さすがの彼も
デヴュー直後には、
豊島八段には手も足も出ず連敗したが、
「新人王」を獲っての
記念指名対局では
やっと勝つことが出来た。
同じ愛知出身なので、
ソータは小学校の頃に
すでに豊島名人には
練習対局で教えを受けている。
中京圏のふたりが、
いずれ棋界を席巻する
二大棋士になることは
目に見えるようである。

「フクシマの酒」が
全国新酒品評会で
22銘柄が金賞を獲り、
7年連続1位になったという。
メデタイことである。
勤務校からの帰路、
よく「奥の松」と
「金水晶」の前を
通ってきたので、
その二つも金賞に輝き、
さらにメデタイことである。
「奥の松」は
『純米大吟醸スパークリング酒』を
逸早く市場に出し、
その後のブームの嚆矢となった。
四合壜で600円ほどの
手ごろなものだったので、
これはよく買い求めた。
『神亀 純米吟醸にごり活性酒』
ともに愛用アイテムである。
唯一、福島市内の酒蔵である
「金水晶」を
未だ飲んだことがないというのは、
まさしく、“灯台下暗し”である。
この機会に、
松川にある酒も
飲んでみようかと思う。

先日、
ヴィンテージ・ヴァイオリンを
お譲りしたJCのHちゃんに、
材料と造りからの
高級楽器の見分け方も
レクチャーした。
都合のいいことに、
幼児用の1/16の安価な
分数ヴァイオリンがあったので、
それには使われていない
カーリー・メープルという
虎の縞みたいな模様が
高級楽器には使われていることを
説明した。
手持ちのリュートでも
20万のものは
プレーン・メープルだが、
90万になると
カーリー・メープルになるのを
比較して見せた。
リューティエ(弦楽器製作者)にとって、
この素材はまさに
「木のダイヤモンド」
と言われるほど珍重されている。
かつて、
バロックギターの個人注文を受けて、
最高級のカーリー・メープルを仕入れて
製作したことがあるが、
それはそれは美しい
「タイガー・ストライプ」だった。
生地にニス塗りをする瞬間が、
リューティエにとっては
いちばんの醍醐味で、
「ドラゴン・ブラッド」のひとハケで
鮮やかな「銘器色」に変貌する。
この美しさに魅せられると、
楽器作りから
抜け出せなくなる。
ストラディバリウスが造った
唯一のバロック・ギターのフォルムを
コピーして何本か製作したが、
その均整のとれた完全美と
「虎×龍」の美しさが
マリアージュしたものは
眩暈がするほどに魅惑的である。
なので、
自作のバロックギターの
背面を『古楽器を作る』という
自家本の表紙にもした。
こないだの
リサイタルのロビー頒布会でも
一冊出品したのだが、
どなたかが
お買い上げ下さったようである。

学会案内が来たので、
現在の研究の最前線を知ろうと
発表テーマを俯瞰してみた。
案の定、
新しい国家資格の
「公認心理師」関連が多く、
「ネット活用」もあったが、
「災害関連」は一つしかなかった。
小此木・河合の両巨匠が
亡くなって久しいが、
「精神分析学」「分析心理学」
といった深層心理学系の
衰退があからさまに感じられた。
巻末のスポンサー書店の
新刊書を俯瞰しても、
現代の需要傾向が見て取れるが、
時代は今、即効性のある
短期的・認知的なセラピーが
全盛のようである。
国試勉強のあいだ
目を通せなかった
2年分のジャーナル(学会誌)が
10冊も溜まっていて、
勤務の空き時間に読んで
最新の研究をも俯瞰している。
7月にT幼稚園で
PTA講演を依頼されているので、
最新の「臨床の知」も
語り部となってご父兄に
伝達講習しようかと思っている。
最新の良質のコンテンツを
一定量インプットしていないと、
「わかる・おもろい・ためんなる」
アウトプットは
出来ないものである。
これをしない
語り部/講師/センセイが、
ようけおって、
だから・・・
「わからん・おもんない・ためんならん」
という駄弁・糞講義を
よく聞かされて
辟易することがある。
この歳になると、
最新ネタをいっぱい仕入れといて、
ちっとだけエッセンスを
面白可笑しくプレゼンすると、
受け手、聞き手は、
引き付けられて、感心もし、
演者の“奥深さ”をも感じるようだ、
ということが解ってきた(笑)。