ソーちゃんの
王将戦「第二局」は、
中盤で早くも
「77対23」と大差を
拡げつつある。
棋界最強の『八冠』に
ここまで差を付けられたら、
いかなる棋士も
挽回は不可能だろう。
よって、
先手番での勝率は
9割何分かに
さらにアップしそうである。
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昼の「観戦飯」は、
カミさんが買って来ていた
コンビニの「ごまアンマン」に、
干し芋、柿、バナナ、甘酒・・・と、
冷蔵庫のありあわせで
すませた。
バナナでは、
かつて「ブログネタ」として
挑戦した「お馬鹿シリーズ」で、
ペティナイフで極薄に
何枚切れるか・・・というのを思い出して、
しばらくやってみた(笑)。
たしか、かつて完遂した折は、
百数十枚になった記憶がある。
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将棋の1時間を超す長考が
幾度かあったので、
その合間には、サブチャンネルで
いつもの「トシさん」の
イタリアンを楽しく視ていた。
イタリア在住30年の
ベテラン・シェフだが、
「安く・簡単・美味しい」
をモットーとして、
まったく気取ることがなく、
現地人が絶賛する料理を
作り続けているのは
立派である。
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もうすぐ
SC歴30年になる
県内唯一のシーラカンスだが、
これまで、独自の検査法も
開発してきた。
こたびは、
ネットから拾ったものだが、
GZ(グレーゾーン)、
HSC/Enpath(エンパス)、
CFS(慢性疲労症候群)、
の三種のアセスメント・シートを
作ったので、自分でも
クライエントの立場にたって
実際にやってみた。
不備も見つかったので、
修正後に学校で印刷して
カウンセリング室の
検査棚に常備するつもりである。
検査シートは
ある意味、DSMやICD的な
「操作的診断」の発想に基ずく
客観的なアセスメント(心理査定)
となるので、大概は、
ベテラン精神科医との
診断一致率が高く信頼性がある。
それによる病態レベルと
ドクターによる処方箋を
データベース化しておくと、
インテーク(初回面接)段階で
ほぼほぼ間違いのない診立てが出来、
予後も見通せるようになる。
その積み重ねの臨床経験は
ある意味、“職人芸”のような
ものなのかもしれない。
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きのうは
将棋を観ながらも、
『アランフェス』の
第一楽章をソロ用に浄書した。
かつて、全楽章を
10分に刈り込んで編曲し、
発表会にかけたことがあるので、
譜面を起こしていると
その時の様子やら
暗譜した時の苦労なぞも
蘇ってきた。
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ベッドサイドの小さな書棚には
お気に入りの
『ハクメイとミコチ』の
全巻がずらりと揃えてある。
すでに、
三読・四読以上しているが、
ちょいと仕事に疲れると、
適当な巻を取り出して
気慰め・気休めに眺めている。
精神的に充実している時には
井筒先生による
難解なイスラム教の解説を
勉強したりもしているが、
そろそろ宗教学も卒業したいと
思ってはいる・・・。
一昨年、亡くなった
古家三敏の
『タンポポ橋渡れ』は
癒し書の傑作として
座右の書としている。