季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花

2008-09-02 07:16:52 | インポート

一日一言

油を売る

江戸時代、髪油を売り歩く者が女性を相手に

世間話をしながら商いをあいたところから、仕

事の途中で怠けたり、無駄話で時間を潰したり

することのたとえに用いる。この語源には他説

があり、桶に入れて担いで油を売り歩いたため

急ぐことができず手間取ったところからという由

来や、また、柄杓(ひしゃく)でくんで油を売ったた

め、油が長く尾を引いて長引いたところから来た

と言う説などが挙げられている。

★あの野郎はまたどこかで油を売っていやがる。


6月に咲いていた花「凌霄花(のうぜんかつら)」

開花時期は、  6/25頃~  9/15頃。
・中国原産。古くから薬として使われていた。
  日本には平安時代の9世紀頃に渡来。     
・オレンジ色の派手な花。                 
・つるでどんどん伸びていく。             
  いろいろからみつく。                   


・とても寿命の長い木で、豊臣秀吉が朝鮮半島
  から持ち帰ったといわれるものが         
  金沢市にまだ健在らしい。               
     (樹齢400年以上・・・)             
・古名の「のせう」が変化して「のうぜん」に
  なったとも、「凌霄」の音読みの         
  ”りょうしょう”が変じて「のしょう」に 
  なったともいわれる。                   
  「凌霄花」は漢名からで、               
  「凌」は”しのぐ”、                   
  「霄」は”そら”の意味で、             
  つるが木にまといつき天空を凌ぐほど     
  高く登るところからこの名がついた。     
・茎、花が甘いらしく、                   
  よく蟻(あり)がうろうろしている。     


・江戸時代の貝原益軒さんが               
  「花上の露目に入れば目暗くなる」と記述し
  いかにも有毒の花、というイメージが     
  ついているが、実際には毒はない。       

・「凌霄花に  秋の通ふか  風見ゆる」  恒丸

(季節の花300より)


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