一日一言
おぼこ娘
世間擦れせずに成長したり、まだ世間の事を
良く知らないでいたりする娘を指して言う場合
に用いる。
★うちの子はまだおぼこ娘だから、嫁に行くのは
早い。嫁入り修行をさせてから考えたい。
7月から咲いている花「女郎花(おみなえし)」
開花時期は、 7/25頃~10/10頃。
・黄色い清楚な花。山野に生える。
・「おみな」は「女」の意、
「えし」は古語の「へし(圧)」で、
美女を圧倒する美しさから名づけられた。
また、もち米でたくごはん(おこわ)のことを
「男飯」といったのに対し、「粟(あわ)ごはん」
のことを「女飯」といっていたが、
花が粟つぶのように黄色くつぶつぶしていることから
「女飯」→「おみなめし」→「おみなえし」となった、
との説もある。
・漢字で「女郎花」と書くようになったのは
平安時代のなかば頃から、と言われている。
・「男郎花(おとこえし)」という花もあり、
こちらは白い花。形はそっくりだが
女郎花より「力強く」見えるとのこと。
・花は、あまりいい匂いではない。
・別名 「粟花」(あわばな)、
黄色い花が粟に似ているから。
「思い草」(おもいぐさ)。
・8月16日の誕生花(女郎花)
・花言葉は「約束を守る」(女郎花)
・「手にとれば 袖(そで)さへ匂ふ 女郎花
この白露に 散らまく惜しも」 万葉集
「女郎花 秋萩凌ぎ さを鹿の
露分け鳴かむ 高円(たかまど)の野そ」
大伴家持 万葉集
「ひょろひょろと 猶(なお)露けしや
女郎花」 松尾芭蕉
・秋の七草のひとつ。
(季節の花300より)