一日一言
紅一点
青木ばかりのところに咲く一点の紅い花
という意味から、似通ったものの中で一つ
だけ際立って立派な物、あるいは、多くの
男性の中にいるただ一人の女性のことを
たとえて言う場合に用いる。
★最近高校野球部の選手の中で紅一点の
女性選手を見かけるようになった。
歳時記
七夕
七夕というと、すぐ思い出すのは牽牛と織姫の伝説ですが、これ
は中国から伝わったもので、牽牛に恋した織姫が仕事の機織を
やめてしまったため、天帝の怒りにふれて、罰として、天の川を
はさんで引き離され、毎年7月7日の夕だけ会うことを許された、
というものです。
また日本では奈良時代の昔から、乙女が小屋にこもって神を
迎えみそぎをするという、棚機女(たなばたひめ)を信仰する
祭事があり、これらがみんな重なり合って七夕祭りの形が出来
上がったといわれています。
「七夕」は棚機、つまり機織り機(はたおりき)のことで、織姫
星の和名を棚機津姫星と呼ぶことと、7日の夕の意味を合わせ
て「七夕」を「たなばた」と読むようになりました。
七夕の夜、たらいに水を張って星を映し、その星明りの中で針
に糸を通すとか、一年間使った布を笹竹につるすと、裁縫が
上達するという風習があります。
6月から咲いている花「下野(しもつけ)」
開花時期は、 6/ 1頃~ 8/10頃。
・初秋頃に再び少しだけ咲くこともある。
・ピンクまたは白色の花が密生する。
・下野国(栃木県)で最初に発見されたことから
「下野」と名づけられた。平安時代には
シモツケの名はすでに一般的だったようだ。
・「下野草」(しもつけそう)は下野よりも大型で、
山野に生える。
・秋から冬にかけての紅葉も、きれい。
(季節の花300より)