一日一言
修羅場(しゅらば)
阿修羅が悲惨な戦いをした場所という
意味から、人形浄瑠璃・歌舞伎・講談
などで激しい戦いの場所、悲劇的だが、
勇壮な場所を指して言う。また、激しい
生存競争や闘争が繰り返される所、一般
に葉、この現実社会をたとえて言う場合に
用いる。
★あの高名な経営者は、戦前戦後と混乱の
中、修羅場を幾多切り抜けてきた事で成功
したと言われる。
類語:修羅の巷
3月から咲く花「菫(すみれ)」
開花時期は、 3/10 ~ 5/10頃。
・花の形が、
大工道具の”墨入れ”に似ている
ことによる。
「すみいれ」の呼びがしだいに
「すみれ」になった。
(私は見たことありませんが、
木や石に直線を
引く(描く)ときに、
墨糸を用いる
”墨壷(すみつぼ)”
という大工道具があって、
これを”墨入れ”とも
呼ぶそうです。
ちなみに、筆習字をするときに
黒い墨汁を入れるのは
「墨入れ」ではなく
「硯(すずり)」ですね)
・いろいろな種類がある。
国産、外国種とも
合わせると数百種類。
・花とは別に、
目立たない「閉鎖花」をつけ
そこでタネをつくる。
・園芸品種にパンジーがある。
・別名
「墨入れ」(すみいれ)
→ 上記参照
「相撲取草」(すもうとりぐさ)
・1月29日、2月1日の
誕生花(菫)
4月17日の誕生花(匂菫)
・花言葉は
「思慮、思慮深い、思い」(菫)
「奥ゆかしい、
控えた美しさ」(匂菫)
・「春の野に
菫つみにと
来(こ)し我そ
野をなつかしみ
一夜寝にける」
万葉集
山部赤人
「山路(やまじ)きて
なにやらゆかし
菫草(すみれぐさ)」
野ざらし紀行
松尾芭蕉
(季節の花300より)