一日一言
善悪の生(しょう)を引く
過去・現在の善悪の所業にによる報いから
来世においてもそれと同じ善悪の生を受け
ねばならないという意味で、日常の行為を
正しくして、未来・来世に善い生を受ける
ようにせよという戒めやたとえとして用いる。
★今月のお寺の住職の講話は、善悪の生を
引くという、内容であった。
歳時記
小暑
七夕が行われる7月7日頃(2015年は7月7日)および大暑までの期間。
太陽黄径105度夏至から数えて15日目頃。
暑さがどんどん強くなっていくという意味があり、
この頃から暑さが本格的になってきますが、梅雨の終わる頃で、
集中豪雨が多く発生する時季でもあります。
この頃から暑中見舞いを出し始めます(正式には大暑から)。
梅雨が明け、強い日差しと共に気温が一気に上がる時季のため、
体調を崩しやすくなる頃でもあります。天気予報やニュースで「
小暑」という言葉を耳にしたら、本格的な夏を迎える合図だと思って下さい。
暑さを乗り切るために、しっかり食べて 体力をつけておきたいですね。
この頃は蓮の花が咲き始める頃でもあります。
少し風流に蓮観賞に出掛けてみるのもいいですね。
午後には花がしぼんでしまいますので、行かれる時は朝の早い時間に。
==================================
5月に咲いていた花「栴檀 (せんだん)」
開花時期は、 5/20 ~ 6/10頃。
・紫色の小さな花。
花びらは5~6弁。
竹とんぼが
回転しているような姿♪
あまり目立たない。
・秋に楕円形の実が
枝一面につき、
落葉後も木に残るさまが
数珠のようであることから
「センダマ」(千珠)
の意で命名された。
・材は建築用装飾、
家具、木魚、下駄などに
用いられる。
・漢方では、実、樹皮、根皮が
駆虫に用いられる。
・”栴檀は双葉より芳し”
の栴檀は
この栴檀のことではなく、
白檀(びゃくだん)という木
のことを指す。
(白檀は別名を栴檀と呼ぶ)
<参考>
”栴檀は双葉より芳し”
(せんだんは
ふたばよりかんばし)
栴檀(白檀)は発芽したころから
芳香を放つことから、
優れた人物は、
幼いときから他と違って
優れていることを
示すことわざ。
・「妹(いも)が見し
楝(あふち)の花は
散りぬべし
わが泣く涙
いまだ干(ひ)なくに」
(楝=栴檀)
万葉集
山上憶良
(やまのうえのおくら)
「珠に貫く
楝(あふち)を宅に
植ゑたらば
山ほととぎす
離れず来むかも」
(楝=栴檀)
万葉集
大伴家持
(季節の花300より)
善悪の生(しょう)を引く
過去・現在の善悪の所業にによる報いから
来世においてもそれと同じ善悪の生を受け
ねばならないという意味で、日常の行為を
正しくして、未来・来世に善い生を受ける
ようにせよという戒めやたとえとして用いる。
★今月のお寺の住職の講話は、善悪の生を
引くという、内容であった。
歳時記
小暑
七夕が行われる7月7日頃(2015年は7月7日)および大暑までの期間。
太陽黄径105度夏至から数えて15日目頃。
暑さがどんどん強くなっていくという意味があり、
この頃から暑さが本格的になってきますが、梅雨の終わる頃で、
集中豪雨が多く発生する時季でもあります。
この頃から暑中見舞いを出し始めます(正式には大暑から)。
梅雨が明け、強い日差しと共に気温が一気に上がる時季のため、
体調を崩しやすくなる頃でもあります。天気予報やニュースで「
小暑」という言葉を耳にしたら、本格的な夏を迎える合図だと思って下さい。
暑さを乗り切るために、しっかり食べて 体力をつけておきたいですね。
この頃は蓮の花が咲き始める頃でもあります。
少し風流に蓮観賞に出掛けてみるのもいいですね。
午後には花がしぼんでしまいますので、行かれる時は朝の早い時間に。
==================================
5月に咲いていた花「栴檀 (せんだん)」
開花時期は、 5/20 ~ 6/10頃。
・紫色の小さな花。
花びらは5~6弁。
竹とんぼが
回転しているような姿♪
あまり目立たない。
・秋に楕円形の実が
枝一面につき、
落葉後も木に残るさまが
数珠のようであることから
「センダマ」(千珠)
の意で命名された。
・材は建築用装飾、
家具、木魚、下駄などに
用いられる。
・漢方では、実、樹皮、根皮が
駆虫に用いられる。
・”栴檀は双葉より芳し”
の栴檀は
この栴檀のことではなく、
白檀(びゃくだん)という木
のことを指す。
(白檀は別名を栴檀と呼ぶ)
<参考>
”栴檀は双葉より芳し”
(せんだんは
ふたばよりかんばし)
栴檀(白檀)は発芽したころから
芳香を放つことから、
優れた人物は、
幼いときから他と違って
優れていることを
示すことわざ。
・「妹(いも)が見し
楝(あふち)の花は
散りぬべし
わが泣く涙
いまだ干(ひ)なくに」
(楝=栴檀)
万葉集
山上憶良
(やまのうえのおくら)
「珠に貫く
楝(あふち)を宅に
植ゑたらば
山ほととぎす
離れず来むかも」
(楝=栴檀)
万葉集
大伴家持
(季節の花300より)