忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)
「運命は冷たいけれど摂理はあたたかい②」
祈れば神が私の願い通りにしてくださる、病気を治してくださる、
夫の怪我を治してくださる、子供の暴力を止めてくださる、と
いうのではなく、どっちに転んでも大丈夫、神は悪いようには
なさらないという信頼、腹の座った心構え、そういうのを持って
祈ることが大切なのだと気づいたのです。
歳時記、
七草粥
1月7日の「人日(じんじつ)」の日に行われる「人日の節句」の行事で、
五節句のひとつです。人日とは、文字通り "人の日"という意味で、
古代中国で元日に鶏、2日にいぬ、3日に猪、4日に羊、5日に牛、6日に馬、
7日に人、8日に穀を占う行事があり、7日は人に刑罰を与えたりせず、
7種の若葉を粥に入れて無病息災を願っていたことに由来します。
この風習が日本へ伝来し、年のはじめに若菜を摘む「若草摘み」という
日本古来の風習と結びついて「七草粥」となり、江戸時代に五節句の
ひとつとして定着しました。本来は前日に七草を摘みに出かけ、7日の
朝にお粥にしていただきます。
7日といえば松の内(一般的には1月1日~1月7日)の最後の日。
この日に七草粥を食べることで、1年の豊作や無病息災を願います。
また、お正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、ビタミンを補う役目も
あります。
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春の七草「薺 (なずな)」
開花時期は、 1/15 ~ 5/15頃。
・「薺」は「撫菜」(なでな)
からの変化。
なでたいほどかわいい菜、
の意から。
また、夏に枯れて無くなることから
「夏無(なつな)」、
これが変化したとも。
・秋に芽が生え、早春に咲き始める。
・中国では止血剤、
ヨーロッパでは通風、赤痢
などの薬として使われる。
・春の七草のひとつ。
・別名
「ペンペン草」(ぺんぺんぐさ)
風に揺れたときの音から。
「三味線草」(しゃみせんぐさ)
実が三味線の撥(ばち)に
似ているから。
・「妹(いも)が垣根
三味線草の 花咲きぬ」
与謝蕪村(よさぶそん)
「よく見れば
なづな花咲く 垣根かな」
松尾芭蕉
・春の七草へのリンク
春の七草
せり なずな
ごぎょう はこべら
ほとけのざ
すずな すずしろ
(季節の花300より)