忘れかけていた大切なこと(渡辺和子著より)
「愛は全てを望み、すべてを耐え忍ぶ①」
第二次世界大戦中、ユダヤ系であったがゆえに捕らえられ、アウシュビッや
ダハウの収容所で生活したオーストリアの精神科医に、ヴックター・フランクル
と言う人がいました。戦争が終わってから自らの収容所体験を、『夜と霧』、
『死と愛』と言っ著書の中で書き記していますが、その中に、次のような言葉が
あります。「人間の極限状況ともいうべき収容所内で、同じ苛酷な労働を課せられ、
僅かな食糧と、人間以下の生活を送らされながら、ある人々は生き延び、他の
人々はガス部屋に送られるまでもなく死んでいった、この両者の生死を分けたのは、
彼らの体の頑健さではなくて、希望の有無で会った」
歳時記
鏡開き
お正月は年神様をお迎えする行事。
その年神様へお供えする鏡餅は、年神様の拠り所でもあります。
「鏡開き」はその鏡餅を開くことで年神様を見送り、お正月に
一区切りつける行事です。
さらに、年神様の力が宿った鏡餅をいただくことで力を授けて
もらい、1年間の無病息災を願います。
昔は1月20日に行われていましたが、徳川3代将軍・家光が
4月20日に亡くなったため、月命日の20日を避けて11日に行う
ようになりました
(地方によっては、15日や20日に行うところもあります)。
また、「切る」というのは切腹を連想させて縁起が悪いため、
縁起良く末広がりを意味する「開く」という言葉を使います。
=================================
春の七草「菘 (すずな)」
いわゆる「蕪(かぶ)」。
「すずな」は蕪の昔の呼び名。
・「鈴菜」とも書く。
・花は黄色。
・春の七草のひとつ。
・「食薦(すごも)敷き
あをな煮持ち来(こ)
梁(うつばり)に
行縢(むかばき)懸けて
やすむこの君」
(あをな=すずな)
万葉集
長意吉麿(ながのおきまろ)
「おく霜の
一味付けし
蕪(かぶら)かな」
小林一茶
(季節の花300より)
「愛は全てを望み、すべてを耐え忍ぶ①」
第二次世界大戦中、ユダヤ系であったがゆえに捕らえられ、アウシュビッや
ダハウの収容所で生活したオーストリアの精神科医に、ヴックター・フランクル
と言う人がいました。戦争が終わってから自らの収容所体験を、『夜と霧』、
『死と愛』と言っ著書の中で書き記していますが、その中に、次のような言葉が
あります。「人間の極限状況ともいうべき収容所内で、同じ苛酷な労働を課せられ、
僅かな食糧と、人間以下の生活を送らされながら、ある人々は生き延び、他の
人々はガス部屋に送られるまでもなく死んでいった、この両者の生死を分けたのは、
彼らの体の頑健さではなくて、希望の有無で会った」
歳時記
鏡開き
お正月は年神様をお迎えする行事。
その年神様へお供えする鏡餅は、年神様の拠り所でもあります。
「鏡開き」はその鏡餅を開くことで年神様を見送り、お正月に
一区切りつける行事です。
さらに、年神様の力が宿った鏡餅をいただくことで力を授けて
もらい、1年間の無病息災を願います。
昔は1月20日に行われていましたが、徳川3代将軍・家光が
4月20日に亡くなったため、月命日の20日を避けて11日に行う
ようになりました
(地方によっては、15日や20日に行うところもあります)。
また、「切る」というのは切腹を連想させて縁起が悪いため、
縁起良く末広がりを意味する「開く」という言葉を使います。
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春の七草「菘 (すずな)」
いわゆる「蕪(かぶ)」。
「すずな」は蕪の昔の呼び名。
・「鈴菜」とも書く。
・花は黄色。
・春の七草のひとつ。
・「食薦(すごも)敷き
あをな煮持ち来(こ)
梁(うつばり)に
行縢(むかばき)懸けて
やすむこの君」
(あをな=すずな)
万葉集
長意吉麿(ながのおきまろ)
「おく霜の
一味付けし
蕪(かぶら)かな」
小林一茶
(季節の花300より)