会津街道④

束松峠の手前に、「三本松」と呼ばれる根元から三つに分かれた松の大木がある。
ここから峠道は、ゆるやかな登坂りとなって、雑木林と松林に囲まれたなかを進んでいく。
坂を登り切ったところに、東西に一対をなす束松峠の一里塚が残っている。
三本松も含めここ一帯の松は「天屋の束松群」として福島県の天然記念物に指定されている。
[雲間草]
本種の雲間草は山の岩地などに生え、 夏、白い花が咲く。 ・ピンク色の花などの園芸品種多し。 （西洋雲間草（せいようくもまぐさ））。 こちらは春に開花。きれいな５弁花。 ・”雲がゆきかう高山に生える”ことから ”雲の間の草”で「雲間草」。 ・「くもまそう」とも読む。（季節の花300より）

会津街道③

この集落を過ぎると、道は急坂になって東松峠に向う。
かって切り石が敷き詰められた道も、馬車の通行の邪魔になることや、炭焼きの窯に使われたりして、今では敷石はほとんど残っていない。
東松峠の入口に「地藏の茶屋」の跡がある。また、峠道には六地藏や馬頭観音、聖徳太子塔などの石塔がいくつも立っている。
春先の花「ローズマリー」
地中海沿岸原産。 ・青紫色の小さい花。葉は細長い。 ・芳香あり。 ・薬用、香料用に栽培される。 ・５月９日の誕生花 ・花言葉は「静かな力強さ」 ・サイモン＆ガーファンクルの名曲、 「スカボローフェア」には、 下記４つの植物が登場します。 パセリ、セージ、ローズマリー＆タイム（季節の花300より）

会津街道②

会津街道の束松（たばねまつ）峠に向う宿場町であった会津坂下（ばんげ）この町にある「恵隆寺（えりゅうじ）の観音堂」は、江戸時代初期の、元和三年に再建されたもので、立木に彫ったという千手観音は高さ8.5ｍ、立木観音と呼ばれ、国の重要文化財に指定されている。
坂下の「天屋本名（てんやぼんな）」という集落は、会津街道を挟んで北を天屋、南を本名といい、宿駅ではないが旅篭が数軒あった。本名には、「肝煎斉藤家」が残されている。肝煎（きもいり）とは名主のことである。
冬咲く花「ルクリア」
冬咲き。うすピンク色がきれい。 ・インド東部のアッサム地方原産。 紅茶の栽培が盛んなところ。 ・別名「アッサム匂い桜 （アッサムにおいざくら）」 原産地名と、香りのよさから。（季節の花300より）

会津街道

会津若松から、越後国・新発田へ行く道を「会津街道」または「若松街道」と呼んでいた。この道は、新潟から海路を経て佐渡まで通じていたので「佐渡路」とも呼ばれていた。
会津盆地の中心都市・会津若松市は、かって、歴代の会津藩主の居城だった鶴ケ城の城下町として栄えた街である。
冬咲く花「ラナンキュラス」
西アジア、トルコ地方原産。 ・冬から春にかけて開花。花びらが 幾重にも重なっているのがおもしろい。 ・別名 「花金鳳花（はなきんぽうげ）」 ”色彩の華やかな金鳳花”から。 ・１月３１日の誕生花。 ・花言葉は「あなたは魅力に満ちている」 （季節の花300より）

米沢・福島街道⑦

阿部一族の菩提寺だった「泉安寺」は阿部薩摩の創建と言われるが、ここも衰退の道をｔどり、明治四年に廃寺となって、いまはただ墓石のみが並んでいる。
福島街道の最後の宿場は福島盆地の「庭坂宿」で、福島街道は庭坂宿の先で奥州街道に合流する。
参勤交代も物資輸送の人馬も「奥州街道」を南に、江戸へと向かった。
最寄の駅、ＪＲ奥州本線・米沢、板谷駅
冬咲く花「スノードロップ」
・ヨーロッパ原産。 ・早春の頃、とても変わった形の花が咲く。 ３枚の白い花弁と真ん中に緑色の芯。 ・球根草。 ・アダムとイブの２人が楽園を追い出されて 困っていたとき、降ってきた雪を天使が このスノードロップの花に変えたそうです。 「スノードロップ」＝「雪のしずく」 （季節の花300より）