米沢・福島街道⑥

李平宿は、上杉家の家臣、阿部薩摩が山間の村の宿駅として開いた所で、江戸中期に描かれた「李平村絵図」（福島県立図書館蔵）では、名主の阿部家を中心にして家が東西に軒を連ね、人馬の往来で賑わった。
しかい今では屋敷の土台石が残るばかりである。
冬に咲く花「サイネリア」
・カナリヤ諸島原産。明治初期に渡来した。 ・１２月～４月頃に、いろんな色の花が咲く。 ・葉はハート形。 ・夏越しは難しいとされる。暑さに弱いのかな。 ・正式な名前は「シネラリア」だが、 花屋さんでは「シネラリア」より 名前の感触が良い「サイネリア」の名で 売られていることが多い。 （季節の花300より）

米沢・福島街道⑤

徳川家光の時代に制度化された参勤交代には、秋田藩など東北の諸藩は難所板谷峠を避けて通っていたが、米沢藩だけはこの道を参勤交代に利用し、言わば上杉藩の専用道路であった。
この道はまた、米沢の米や青芋（あおそ）などを福島に運ぶ道としても使われた。
板谷峠は標高760ｍ、山形県と福島県の県境である。
板谷峠から李平（すももだいら）に向かう道には石畳が敷かれており、その石畳道はいまもなお往時を忍ばせる。
冬に咲く花「クリスマスローズ」「クリスマスローズ」は、 クリスマスの時期に咲く、バラ（ローズ）に 似た花、ということから命名。 多くは２月の節分頃から３月頃の開花だが、 クリスマスの時期に咲く品種もあるらしい。 「レンテンローズ」は、キリスト教の レント（受難節、イースターまでの４０日間） の頃に咲くためにそう呼ばれる。 季節で言うと２月頃から３月頃まで。 (季節の花300より）

米沢・福島街道④

峠に向かう途中に、赤穂浅野家の家老「大野九郎兵衛の墓」がある。吉良上野介が米沢に逃げ込むと考え、板谷峠で待ち伏せていた九郎兵衛は、予想が外れ討ち損なったのを恥じて切腹したと伝えられている。
これには歴史的根拠はなく、この墓は九郎兵衛らの世話をした人達の建てた供養塔だと言われている。
板谷宿から、「米沢・福島街道」は板谷峠に向かう。
冬の花「エリカ」
南アフリカ原産。花の形が細長い。 ・冬から春にかけて咲く。 色は白やピンク。 いろいろ種類があるようです。 ・花がいっぱい並ぶ様を、 クリスマスのパレードになぞらえて 「クリスマスパレード」とも呼ぶ。 ・別名 「クリスマスパレード」 ・１月１３日の誕生花（エリカ）。 ・花言葉は「良い言葉」（エリカ）。（季節の花300より）

米沢・福島街道③

関根の「普門院」は、その鷹山が尊敬する江戸の儒学者細井平州を出迎えた所である。
米沢の「上杉家墓所」は、景勝以降の上杉家十一代の藩主を祀って」あり、市民からは「御霊屋」と呼ばれ、国の史跡に指定されている。
板谷峠にかかる手前の板谷宿には、本陣の代わりをはたす、「板谷御殿」が置かれていた。
冬の花「ウインターコスモス」
北アメリカ地方原産。 ・コスモスに似た花で、 秋冬、花屋さんでよく見かける。５弁花。 コスモスより遅れて、晩秋頃に咲きだす。 ・色は黄色または、ほとんど白に近い黄色。 ・別名 「ビデンス」 学名から（季節の花300より）

米沢・福島街道②

領内の大規模な整備を行った上杉景勝によって、米沢から福島に至る街道の整備がなされ、「奥州街道」と結んで参勤交代や会津との往来に利用された。
十代目藩主上杉鷹山は、経済危機に陥った藩を、「大倹約令」を以て立て直し、学問の奨励や産業の振興に努め、江戸時代の名君の一人として、今日まで知られている。
1月に咲く花「水仙」
開花時期は、１２／１５頃～翌４／２０頃。 早咲きものは正月前にはすでに咲き出して いる（「日本水仙」「房咲水仙」などの 早咲き系は１２月から２月頃に開花）。 ３月中旬頃から咲き出すものは花が ひとまわり大きいものが多い。 （「ラッパ水仙」や「口紅水仙」などの 遅咲き系は、３月から４月頃に開花） ・地中海沿岸原産。平安末期に中国から渡来。