一日一言
歩みを運ぶ
歩いてゆくこと、出かけることを言う。
特に、わざわざ出かけて行くようなときや
神仏などにお参りに行くときなどに多く用いる。
★毎年秋にはお伊勢参りに歩みを運ぶように
するのが楽しみである。
7月に咲いていた花「ハマボウ」
開花時期は、 7/20頃~ 8/ 5頃。
・海岸に生える。
・浜に生える” 朴の木(ほおのき)”で
「はまほう」、次第に「はまぼう」になった。
漢字だと「浜朴」。「黄槿」の漢字は
なんとなく当て字っぽいですね。
・葛西臨海公園でしか見かけたことがないですが
黄色のとても爽やかな花です。
(季節の花300より)
一日一言
菖蒲(あやめ)と杜若(かきつばた)
共にアヤメ科の多年草で、そのどちらかであるか
見分けにくいところから、物の見分けがつかない
ようなときのたとえに用いる。
★あの姉妹はいずれが菖蒲や杜若のように分からない。
7月に咲いていた花「犬蓼(いぬたで)」
開花時期は、 7/15頃~10/25頃。
・辛味がなく食べられない蓼、の意味。
「犬」がつくものには食用にならない、の
意味をもつものが多い。
犬胡麻(いぬごま)、犬芥子(いぬがらし)、
犬薺(いぬなずな)、犬稗(いぬひえ)、
犬蕨(いぬわらび)、など。
・ことわざ「蓼食う虫も好きずき」
・別名 「赤まんま」(赤飯)。
まさにそのとおり。つぶつぶの花です。
・「わが屋戸の 穂蓼(ほたで)古幹(ふるから)
摘み生(おほ)し 実になるまでに
君をし待たむ」 万葉集
(季節の花300より)
一日一言
過ちの功名
やり損なったことがかえって良い結果を
もたらす。また、無意識のうちにやった事
が偶然良い結果を生むと言う場合に用いる。
★とんだ失敗をしたと慌てたが、過ちの功名
で、皆から結果的に感謝された。
類語:怪我の功名。
7月に咲いていた花「猿すべり」
開花時期は、 7/15頃~10/15頃。
・中国原産。
・「約100日間、ピンクの花を咲かせる。」のが
名前の由来。約3ヶ月間、秋まで咲き続ける。
実際には、一度咲いた枝先から再度芽が出てきて
花をつけるため、咲き続けているように見える。
花はしわしわの形。白い花もある。
・「猿滑」とも書く。
”幹がスベスベで、猿も登れない”ところから。
・秋になると、けっこう早めに落葉する。
(季節の花300より)
一日一言
飴を食う
人心を誘惑したり、騙したりする言葉は常に甘い
飴のような粧を凝らしているところから、飴は嘘を
つく、だますと言う意味にもなり、甘い言葉につら
れてだまされる場合に用いる。
★またしてもあの男に飴を食う。
類語:飴をしゃぶいらされる。
7月に咲いていた花「西洋風蝶(せいようふうちょう)」
開花時期は、 7/15頃~ 9/15頃。
・夕方から咲き始め、翌日昼頃にはピンク色が
うすくなる。
・花の形が蝶が飛ぶようなところから命名。
・別名 「風蝶草(ふうちょうそう)」、
「クレオーメ」「クレオメ」。
この”クレオーメ”の方が
名前のとおりがいいかも。
(季節の花300より)