写真はメキシコシティの中心地にある食料品専門のサンファン市場。肉、野菜、果物、調味料など食べ物関連の店舗が所狭しと並んでいる。
【チレの種類】
トウガラシは奥深くて、メキシコには30種類以上あるとか。
メキシコでスープでもソースでも一口食べるだけで、しびれます。辛さでしびれるのではなく、旨みの複雑さで。
その原因の大きな要素が唐辛子、メキシコで「チレ」と呼ばれるもの。
辛さは前回も書いたように、好みで一人一人、上に掛けるなどする方式をとっているので、加減ができます。そういった点も、押しつけがましさがなく、とてもスマートだと感じました。
【メキシコの市場へ】
メキシコの市場に行ってみました。小さい店が100以上、軒を連ねる大きな市場です。
市場は夕方5時まで、とは聞いていたのですが、中国では夕餉の支度の直前に時間にディスカウントがすごくて、結局は6時ぐらいまで開いているのが常識。
今回、それを狙ったのですが、4時半前に着いたときには、野菜の上には白い布がかぶさり、唐辛子の店もまだ開いているのは、おばあちゃんが一人で経営している乾物屋のようなところのみ
。
メキシコ人はお昼をたっぷりと食べて、夜は軽めにするのだ、と後になってききました。
さて、その唐辛子屋。10種類ほど乾燥されたものが並んでいます。唐辛子の収穫時期ではないのでしょう。これらの値段はどれも同じぐらい。違いはない、といいます。
そして量ることもせず、おばあちゃんが丁寧に束ねて、これで一種類、という感じでかなりざっくりと、私が買う分を袋に詰めていきました。
(つづく)
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