台風の爪あとは大きかった

昨日の夜は、家ががたがた揺れるほどの強風にひやひやして寝ていたが、案の定、朝起きてみるとトンでもない被害状況が明らかになった。

すでに、停電となっており明かりもつかなければテレビも映らない。朝6時半頃、外のほうで人の声がすると思い、玄関を開けてみると隣の人が立っていた。まだ、風も多少あり雨も横殴りに降っていた。何事かと思い、話を聞いてみると、うちのカーポートの屋根が風で吹っ飛んで、隣の家の車の上に乗っかっているというのだ。いそいで雨具を着て、隣に行ってみるとアクリル板が完全に剥がれ骨組みだけの姿で車の上に被さっていた。

隣の家の人はこれから出勤するというので、急いで取り除いた。アルミ製なので軽く3人ほどで取り除くことができた。車のほうの被害は擦り傷くらいで大きくへこんだり、窓ガラスが割れるほどではなかったのが幸いだった。ただ、周辺にアクリル板が散乱して片付けるのが大変だった。しかも、屋根の骨組みは大きく家の庭には置けないので、近くの空き地にとりあえず置かせてもらった。

隣の家の車の修理と、カーポートの修理や粗大ゴミの処理でとんだ出費となりそうだ。幸い、保険である程度は対応できそうなので、大きな出費にはならないかもしれないが、10年ぶりの大型台風の爪あとは大きかった。

「屋根がなくなったカーポート」

「骨組みだけになった屋根」