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http://mylibrary.maeda1.jp/0600ImfWeoApr2024.pdf
(日本だけが低落し続ける一人当たりGDP!)
6.米独日韓中5カ国の一人当たりGDPの推移(2010年~2024年)
(図http://menadabase.maeda1.jp/2-B-2-04.pdf参照)
米国、ドイツ、日本、韓国及び中国の5カ国の2010年から2024年までの一人当たりGDPの推移を見ると以下のとおりである。
2010年の一人当たりGDPは、米国が49,000ドル、日本45,000ドル、ドイツ42,000ドルと4万ドル台で並んでいた。そして韓国は23,000ドルでこれら3カ国の2分の1前後であり、中国は10分の1の4,500ドルにとどまっていた。
その後、米国、韓国及び中国の一人当たりGDPは年々伸び、ドイツは横ばい状態であった。その一方日本のみは長期低落傾向に陥った。この結果、2013年には日本はドイツに追い抜かれ、2015年の各国の一人当たりGDPは米国の57,000ドルに対して、ドイツ、日本、韓国及び中国はそれぞれ41,000ドル、35,000ドル、29,000ドル及び8,000ドルであった。日本は米国の6割にとどまり、一方、韓国の1.2倍、中国の4.4倍であった。そして韓国は2017年に日本と同じ3万ドル台に達し、中国も2019年には1万ドルの大台を超えた。
2020年以降は米国の数値が大きく伸び、ドイツ、韓国、中国も一人当たりGDPが着実に上昇したのに対し、日本のそれは4万ドルを割り2024年には33,000ドルと大幅に下落している。この結果、2024年には日本と韓国の順位が逆転し、また日本と中国の差は2.5倍に縮小している。
以上
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