新興市場はまた下落基調に戻りました。小反発の場合はOSCが40%台の前半には戻る必要があると以前書きましたが、そのとおりにマザーズ指数では43%まで急落。ヘラクレス指数はまだ53%です。
マザーズ指数を例にとってシミュレーションしてみると、27日の終値の1214ポイントで月曜日に始まったときは、OSCは44%と+1%高となります。ヘラクレス指数も同様に1ポイント高となります。ところがNYがGDP成長率の鈍化で下げております。そのため円高も進んでおります。環境はよくありません。恐らく金曜日のトレンドが強化される形で月曜日は始まるものと思われます。いきなり食らいつくのはいくら何でも厳禁です。より底ということは考えないことです。
マザーズ指数でいうと10月24日の1229ポイントという安値攻防線は既に下回りました。その後の下値攻防線は何と10月11日の1071ポイントなのです。このあたりを念頭に入れて置いた方が良さそうです。日経の調整も始まれば、それに連れての新興市場の再調整もあり得ます。日経以上に新興銘柄が強いとは決して言えない状況です。
さて、そんな中での明日の注目銘柄です。
1.5456朝日工業
どういう訳か出来高も回復し動意付いております。OSCは+6%の57%。何といってもPERが6.82倍です。だから上がるという訳ではありませんが。このところずっとほぼ上げ続けております。何か起こったのか?ニュースによると来期の業績回復期待があるようです。電炉メーカーにしては珍しく24時間フル操業とのことです。来期予想の経常利益50億円が55億円に伸長する公算大とのこと。この先取りでの好調な株価推移かと思われます。
2.6158和井田製作所
相場の反逆児の面目躍如たるものが金曜日はありました。OSCは+1%の41%です。2400円で筆者は売りましたがまだその上で終わりました。
3.3046ジェイアイエヌ
IPOの勝ち組JIN、ついにOSCが48%、RSIが35%と最低値まで落ちました。さて、ここから反発があるのか注目。乖離幅が-40円というのは、こうした株の反転のサインかどうか注目。1000株単位なので買いづらいですが。
4.8734アストマックス
57Kという10月12日の安値が視野に入ってきました。このあたりまで落ちての反発はありそう。
5.9702アイヱスビー
24日に上方修正するもその前に上げすぎた反動から下落。金曜日にようやくプラ転。OSCも+2%の54%に。乖離幅は-19円と絶好。下落相場で底力を発揮するか?PERは15倍弱のソフト無線の会社。
6.6777santec
地味系のこの株に地合の悪い日にとりあげます。OSCは74%にも行っておりますが、乖離幅は-2円と切り返し気配あり。光部品が絶好調で4-6月期の売上が67%増の「成長軌道」に乗った会社。
7.4296ゼンテック
またこの株OSCが30%台にまで落ちました。前回10月11日はOSC37%で翌日から反転。今回も37%です。違いは前回は底近くだったこと。さて明日はどうなるか?この株も相場とは異なる動きをします。唯我独尊の株です。貴重な存在です。しかしテクニカルにあてるのが極めて難しい難解株です。いわば全ての株式の要素を併せ持つ稀有な存在とも言えるでしょう。それが人気が衰えない秘密かと。
8.2371カカクコム
久々に低OSCをマークしております。37%です。押し目がきつい場合はそこからの反転が期待できます。320K台から330K台あたりまで来ると反発するはずです。
9.9436沖縄セルラー電話
不可解な株ですが、OSCは+2%の37%とコンバージェンス。乖離幅も-5K。指数値は最低値水準と買い条件を満たしております。10月18日にOSCが同じ37%をマークしておりますが、この時の終値より20Kもアンダー。明日押されればいわゆる底抜けとなりますが、もし踏ん張ればテクニカルには上げるはず。しかし、不可解な株です。どちらさんかが弄んでいるような株ですので要注意。
10.6324ハーモニックドライブシステムズ
OSCが+1%の54%と切り返し気配です。乖離幅も-5Kと絶好。相場にはあまり影響されない株ですが、さて明日はどうなるか?
11.4771F&M
この株も下げべきところまで下がっております。もう一息下げてからの反発はあるかも知れません。業績悪化でここまで落ちた株です。底は確認されているでしょう。
12.4312サイバネットシステム
この株も地味系。指数値はなぜか最低値更新中。そろそろ下げ止まる頃でしょう。業績はいい意味で安定しております。製造業を支えるCAEソフトで力を持っております。そのうち爆発するかも知れません。
以上です。
マザーズ指数を例にとってシミュレーションしてみると、27日の終値の1214ポイントで月曜日に始まったときは、OSCは44%と+1%高となります。ヘラクレス指数も同様に1ポイント高となります。ところがNYがGDP成長率の鈍化で下げております。そのため円高も進んでおります。環境はよくありません。恐らく金曜日のトレンドが強化される形で月曜日は始まるものと思われます。いきなり食らいつくのはいくら何でも厳禁です。より底ということは考えないことです。
マザーズ指数でいうと10月24日の1229ポイントという安値攻防線は既に下回りました。その後の下値攻防線は何と10月11日の1071ポイントなのです。このあたりを念頭に入れて置いた方が良さそうです。日経の調整も始まれば、それに連れての新興市場の再調整もあり得ます。日経以上に新興銘柄が強いとは決して言えない状況です。
さて、そんな中での明日の注目銘柄です。
1.5456朝日工業
どういう訳か出来高も回復し動意付いております。OSCは+6%の57%。何といってもPERが6.82倍です。だから上がるという訳ではありませんが。このところずっとほぼ上げ続けております。何か起こったのか?ニュースによると来期の業績回復期待があるようです。電炉メーカーにしては珍しく24時間フル操業とのことです。来期予想の経常利益50億円が55億円に伸長する公算大とのこと。この先取りでの好調な株価推移かと思われます。
2.6158和井田製作所
相場の反逆児の面目躍如たるものが金曜日はありました。OSCは+1%の41%です。2400円で筆者は売りましたがまだその上で終わりました。
3.3046ジェイアイエヌ
IPOの勝ち組JIN、ついにOSCが48%、RSIが35%と最低値まで落ちました。さて、ここから反発があるのか注目。乖離幅が-40円というのは、こうした株の反転のサインかどうか注目。1000株単位なので買いづらいですが。
4.8734アストマックス
57Kという10月12日の安値が視野に入ってきました。このあたりまで落ちての反発はありそう。
5.9702アイヱスビー
24日に上方修正するもその前に上げすぎた反動から下落。金曜日にようやくプラ転。OSCも+2%の54%に。乖離幅は-19円と絶好。下落相場で底力を発揮するか?PERは15倍弱のソフト無線の会社。
6.6777santec
地味系のこの株に地合の悪い日にとりあげます。OSCは74%にも行っておりますが、乖離幅は-2円と切り返し気配あり。光部品が絶好調で4-6月期の売上が67%増の「成長軌道」に乗った会社。
7.4296ゼンテック
またこの株OSCが30%台にまで落ちました。前回10月11日はOSC37%で翌日から反転。今回も37%です。違いは前回は底近くだったこと。さて明日はどうなるか?この株も相場とは異なる動きをします。唯我独尊の株です。貴重な存在です。しかしテクニカルにあてるのが極めて難しい難解株です。いわば全ての株式の要素を併せ持つ稀有な存在とも言えるでしょう。それが人気が衰えない秘密かと。
8.2371カカクコム
久々に低OSCをマークしております。37%です。押し目がきつい場合はそこからの反転が期待できます。320K台から330K台あたりまで来ると反発するはずです。
9.9436沖縄セルラー電話
不可解な株ですが、OSCは+2%の37%とコンバージェンス。乖離幅も-5K。指数値は最低値水準と買い条件を満たしております。10月18日にOSCが同じ37%をマークしておりますが、この時の終値より20Kもアンダー。明日押されればいわゆる底抜けとなりますが、もし踏ん張ればテクニカルには上げるはず。しかし、不可解な株です。どちらさんかが弄んでいるような株ですので要注意。
10.6324ハーモニックドライブシステムズ
OSCが+1%の54%と切り返し気配です。乖離幅も-5Kと絶好。相場にはあまり影響されない株ですが、さて明日はどうなるか?
11.4771F&M
この株も下げべきところまで下がっております。もう一息下げてからの反発はあるかも知れません。業績悪化でここまで落ちた株です。底は確認されているでしょう。
12.4312サイバネットシステム
この株も地味系。指数値はなぜか最低値更新中。そろそろ下げ止まる頃でしょう。業績はいい意味で安定しております。製造業を支えるCAEソフトで力を持っております。そのうち爆発するかも知れません。
以上です。