株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(3.9.10)

2010-03-08 20:09:45 | 明日のモニタリング銘柄
今一度、当日の個別銘柄の騰落に影響を与える要因を確認しておきますと、

1.個別銘柄固有の材料----例:6702富士通
2.個別銘柄が関係する業界動向---例:7908きもと、7966リンテック
3.個別銘柄のテクニカルポジション---例:7201日産自動車
4.当日の地合---為替敏感、海外動向、内需か外需か。

といった順番になるかと思います。当然、2つ以上の要因が作用することもあります。

こうした要因の絡み合いと、当日の需給やテクニカルな位置取りが複雑に作用して再現性のない値動きをしますので、普通に売買していては継続的には勝てないという訳ですね。

7717Vテクノロジーなど、今日はその典型でした。

金曜日の終盤の上げは、それは目覚ましいものでした。今日の後場に、一時520Kを超えた時など、金曜日の再来かと思わせるような動きでした。ところが、この株には、2月25日に行われたレーティングの下げという重しがありました。528Kという翌2月26日の安値を超えることができるかどうかが、レーティングの下げを克服できるのかどうかの試金石でしたが、今日は523Kまで上げるのが精一杯。テクニカルな綾戻しの範囲だったことが、今のところは証明されております。

日経平均のOSCは2日で25%、TOPIXも20%も上昇しております。ここから先は頭が重いと見ておいた方が良さそうです。しかし、勢いはありますので、後2日ぐらいで天井を付けるほどの上昇があるかも知れません。

その意味では、底値狙いの筆者としては、明日は出番がありません。

もし、主力市場が反落に転じるなら、今日押された銘柄が逆に脚光を浴びるかもしれませんので、その観点からいくつか挙げておきます。

1.9936王将フードサービス
2.7947エフピコ
3.2432DeNA
4.4091大陽日酸
5.4541日医工

4、5はすねに傷がある身であり注意。今日押された新興のネット株も良いかも知れません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする