株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

市場概況(3.7.13)

2013-03-11 08:48:45 | 市場概況
3月8日(金)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下に8日の海外市況

◆日経先物:12220円(+320円)OSC61%(+8%)RSIは74%(+8%)VR改は249%(+15%)1月23日のOSC47%、終値10470円から切り返し中。 
◆日経平均:12284円(+316円)OSC70%(+10%)RSIは701%(+1%)VR改は338%(+113%)2月21日のOSC52%、終値11309円から切り返し中。
◆TOPIX:1021(+16)OSC67%(+8%)RSIは71%(+-0%)VR改は232%(+17%)2月14日のOSC52%、終値955ポイントから切り返し中。
◆マザーズ指数:615(-14)OSC59%(-10%)RSIは83%(-5%)2月13日のOSC37%、終値500ポイントから切り返し中。
◆日本10年物国債先物(JGB):144.87円(+7銭)OSC41%(-7%)RSIは67%(+1%)2月28日のOSC70%、終値145.11円から下落中(8日現在値。)
◆TOPIXコア銘柄「GOLD」レシオ:90%(+57%)-10%以下は底打ちサイン。

◆騰落レシオ(25日間)
 東証一部:114.0%(+3.4%)-3月8日現在。
 マザーズ: 99.9%(-3.4%)-3月8日現在。

円安の進行に伴い、主力市場は爆上げ状態。2月の景気ウォッチャー(街角景気)での現状判断指数は4カ月連続で改善したのも追い風に。この急激な円安で一部の輸入企業は輸出採算が向上しますが、韓国のウォン安の際の例を持ち出すと、サムソンなど一部の大企業(約8%程度)の社員の給料は、インフレ率(2008年のウォン安時は、前年比4.8%にまで上昇)を上回り上昇しましたが、それ以外の人々の生活はますます苦しくなっていきました。日本も輸入物価の上昇によるインフレで、同じ結果を辿ることになるでしょう。今はまだ、在庫や為替の先物予約があるため、物価は上がっていません。それが上がりだして手が付けられなくなったとき、果たして、街角景気は更に良くなっているとは思えません。この95円レベルで円安を止めないと、それこそ大変なことになりますよ!!

以下は8日の海外市況

◆ドル・円:95.98円(+1円16銭)OSC68%(-2%)RSIは64%(+4%)2月26日のOSC45%、終値91.97円から円安トレンド中-8日現在。
◆ユーロ・ドル:1.300ドル(-0.01ドル)OSC39%(-7%)RSI31%(-44%)1月31日のOSC73%、終値1.358ドルからユーロ安継続中-8日現在。
◆USドルインデックス:82.77(+0.65)緩やか上昇モードの200MA(80.99)をついに下から捉え上昇中-8日現在。
◆10年債利回り:2.06%(+0.06%)上昇モードの50MA(1.93)目がけて急落するも再度上昇中。上値抵抗は2.5%
◆米3ヶ月国債:0.1%(+-0.0%)対10年債スプレッド:1.96%(+0.06%)3%切ると要注意。
◆NYダウ:14397ドル(+68ドル)OSC66%(-2%)RSIは67%(+1%)2月25日のOSC46%、終値13784ドルから切り返し中。
◆ナスダック総合:3244(+12)OSC67%(+2%)、RSIは58%(+3%)2月25日のOSC42%、終値3116ドルから切り返し中。
◆DAX指数:7986(+47)OSC65%(-3%)RSI66%(+1%)、2月21日のOSC47%、終値7584から切り返し中。
◆上海総合:2319(-6)OSC54%(-2%)RSIは38%(+-0%)2月26日のOSC36%、終値2293から切り返し中。
◆VIX指数:12.59(-0.47)下落モードの50MA(14.25)を割って下落中。
◆CRB指数:294(+2)緩やかな下降モードの200MA(296)をついに割り込み下落中からの反発中。
◆WTI原油先物:91.83ドル(+0.47ドル)上昇モードの50MA(94.38ドル)を割り込み200MA(90.39ドル)に到達するも切り返し中。
◆NY金:1576ドル(-1ドル)フラットモードの200MA(1664ドル)を割り込んで落下して水面下で揉み合い中。
◆セミコンダクターインデックス:435(+1)上昇モードの50MA(413)に沿って上昇トレンド継続中。
◆シカゴCME(円建て):12435(日取終値比+215円)

2月の米雇用統計が市場予想の16万5千人を上回る23万6千人になったことで、ドルは強くなり円安がついに96円まで到達。失業率も0.2%下がって7.7%となっていますが、1月の雇用者数が11万9千人に4万人ほど下方修正されており、まだまだ雇用情勢は不安定。

10年債の利回りは更に上昇し2.06%に。この節目をすんなりと抜けられるかどうかの正念場。上げ方が急だったため、少し調整を挟むことになるでしょう。逆に言うと、株もここで一旦一息か。

シカゴの日経先物は、円安を受けてまたまた200円超えの快進撃。

8日発表される米雇用統計では16万5千人の雇用増が市場の予想。先月は15万7千人の増加。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする