1月16日(金)までの週の市場概況です。 ( )内は前週末比 ドル・円更新
◆日経先物:16800円(-410円)OSC56%(+8%)RSI36%(-23%)VR改55%(-73%)↓
◆日経平均:16864円(-334円)OSC34%(-10%)RSI34%(-25%)VR改66%(-121%)↓
◆TOPIX:1364(-17)OSC56%(+13%)RSI35%(-23%)VR改47%(-88%)↓
◆マザーズ指数:877(-14)OSC52%(+10%)RSI47%(-6%)VR改101%(-21%)↓
◆東証2部指数:4401(-17)OSC65%(+3%)RSI61%(-10%)VR改158%(-163%)↓
◆日本10年物国債先物(JGB):148.26円(+5銭)→ 金利下落。
◆信用残評価損益率:買い残-9.654%(-1.438%) 損拡大
売り残-12.425%(+0.115%) 損縮小
◆日経平均25日移動平均乖離率:-2.6%(-1.1%)下落乖離幅拡大
◆騰落レシオ(25日間)
東証一部:80.46%(-13.32%)↓
マザーズ:67.75%(-2.83%)↓
東証二部:96.29%(-5.47%)↓
【海外市況】
◆NYダウ:17512(-226ドル)OSC47%(+2%)RSI37%(-12%)↓
◆ドル・円:117.43(-1円02銭)OSC40%(-4%) RSI36%(-8%)円高傾向
◆米10年債利回り:1.83%(-0.15%)RSI31%(-4%)↓
◆米3ヶ月国債利回り:0.03%(+0.01%)RSI51%(+5%)↑ 対10年債スプレッド:1.8%(-0.16%) 3%が好況の目安。
◆VIX指数:20.95(+3.4)RSI58%(+6%)↑
◆CRB指数:224(-2)RSI34%(+12%) ↓
◆WTI原油先物:48.91ドル(+0.7ドル)RSI37(+15%)→
◆NY金:1280ドル(+57ドル)RSI71%(+13%)↑
週間ベースで原油の下げがやっと止まりました。しかし、株は引き続き下げ、債券は上げ(金利は下げる)円高は進行し金は買われるという、まさしくリスクオフの形になっております。週末にはスイスフランまでECBの追加緩和によるユーロのさらなる下げ見込みから、これ以上スイス中銀が、フラン売り、ユーロ買いを続けることによる中銀のバランスシートの悪化を看過できないとみたためか、スイスフランvsユーロの上限値を予告なく撤廃し金融市場の混乱に拍車がかかり、円高も115円台まで進みました。
この間の原油の想定外の下げによる、ロシア経済やその他新興国へのダメージが、特にサブプライムローンの時と同様に、シェールオイル開発企業への投資を支えているハイイールド債の大量デフォルトが、この先の思わぬ金融市場の大波乱に繋がるのかどうか?
原油価格65ドルが3年間続くだけで、これら債券が最大で40%はデフォルトするというJPモルガンの試算もあり、このことが潜在的な「爆弾」となっていることを市場は鋭く感知し始めているということでしょうか。
さらには、原油安により本来恩恵を受けるアメリカ経済が、インフレターゲットを下回る物価上昇に陥りかけており、政策金利を上げるどころの話ではなくなりつつあることが、NY金の200日移動平均線(≒50週移動平均)のブレークに現れております。
◆日経先物:16800円(-410円)OSC56%(+8%)RSI36%(-23%)VR改55%(-73%)↓
◆日経平均:16864円(-334円)OSC34%(-10%)RSI34%(-25%)VR改66%(-121%)↓
◆TOPIX:1364(-17)OSC56%(+13%)RSI35%(-23%)VR改47%(-88%)↓
◆マザーズ指数:877(-14)OSC52%(+10%)RSI47%(-6%)VR改101%(-21%)↓
◆東証2部指数:4401(-17)OSC65%(+3%)RSI61%(-10%)VR改158%(-163%)↓
◆日本10年物国債先物(JGB):148.26円(+5銭)→ 金利下落。
◆信用残評価損益率:買い残-9.654%(-1.438%) 損拡大
売り残-12.425%(+0.115%) 損縮小
◆日経平均25日移動平均乖離率:-2.6%(-1.1%)下落乖離幅拡大
◆騰落レシオ(25日間)
東証一部:80.46%(-13.32%)↓
マザーズ:67.75%(-2.83%)↓
東証二部:96.29%(-5.47%)↓
【海外市況】
◆NYダウ:17512(-226ドル)OSC47%(+2%)RSI37%(-12%)↓
◆ドル・円:117.43(-1円02銭)OSC40%(-4%) RSI36%(-8%)円高傾向
◆米10年債利回り:1.83%(-0.15%)RSI31%(-4%)↓
◆米3ヶ月国債利回り:0.03%(+0.01%)RSI51%(+5%)↑ 対10年債スプレッド:1.8%(-0.16%) 3%が好況の目安。
◆VIX指数:20.95(+3.4)RSI58%(+6%)↑
◆CRB指数:224(-2)RSI34%(+12%) ↓
◆WTI原油先物:48.91ドル(+0.7ドル)RSI37(+15%)→
◆NY金:1280ドル(+57ドル)RSI71%(+13%)↑
週間ベースで原油の下げがやっと止まりました。しかし、株は引き続き下げ、債券は上げ(金利は下げる)円高は進行し金は買われるという、まさしくリスクオフの形になっております。週末にはスイスフランまでECBの追加緩和によるユーロのさらなる下げ見込みから、これ以上スイス中銀が、フラン売り、ユーロ買いを続けることによる中銀のバランスシートの悪化を看過できないとみたためか、スイスフランvsユーロの上限値を予告なく撤廃し金融市場の混乱に拍車がかかり、円高も115円台まで進みました。
この間の原油の想定外の下げによる、ロシア経済やその他新興国へのダメージが、特にサブプライムローンの時と同様に、シェールオイル開発企業への投資を支えているハイイールド債の大量デフォルトが、この先の思わぬ金融市場の大波乱に繋がるのかどうか?
原油価格65ドルが3年間続くだけで、これら債券が最大で40%はデフォルトするというJPモルガンの試算もあり、このことが潜在的な「爆弾」となっていることを市場は鋭く感知し始めているということでしょうか。
さらには、原油安により本来恩恵を受けるアメリカ経済が、インフレターゲットを下回る物価上昇に陥りかけており、政策金利を上げるどころの話ではなくなりつつあることが、NY金の200日移動平均線(≒50週移動平均)のブレークに現れております。