先の明日のモニタリング銘柄の記事で述べた通りの見方で、出来高トップの6920レーザーテックを見てみます。
・翌日注目(略して「翌注」が点灯した日)ー2022年初頭から
1.2022年1月20日
終値28025円。以降、この終値をその日の安値が上回る日は来ず。つまり、この間は売り一辺倒に晒されたということになります。
2.2022年1月28日
終値23900円。以後、2月14日まで条件に合致せず。
3.2022年2月15日
終値21995円。翌、16日に安値が22035円で止まったのを確認して買い出動。しかし、OSCは40%前後。ここは利益が乗っている段階で撤退。
4.2022年2月17日
終値22000円。以後、条件を満たさず。
5.2022年2月22日
終値20455円。3月1日に20575円で条件に合致。この日の終値でのOSCはまだ46%で、騙しの可能性があり、大引けまでに撤退。
6.2022年3月4日
終値19360円。条件満たさず。
7.2022年3月8日
終値17450円。3月10日に安値が17915円となり条件に合致。しかし、OSCは44%のため、大引けまでに撤退。この日以降は「翌注」サインは点灯しておりませんが、17450円という数字とOSCを注目しておきます。
8.2022年3月17日
安値が18270円となり、8日の終値を上回りました。しかし、OSCは44%なので大引けまでに撤退。
9.2022年3月23日
この日、安値は19090円と上げ、OSCの48%まで接近。まだ50%には届いていないので、大引けまでに撤退。
10.2022年4月27日
終値17385円で「翌注」サインが点灯。5月16日には17380円の安値をほぼ達成。OSCも51%なので引けに買い、持ち越し。17515円。翌、17日は安値が17100円まであり、ベースラインの17385円を下回った段階で売り。(損切り?)以後、もみ合い相場が続く。
11.2022年9月22日
終値17105円。
12.2022年9月23日
終値16605円で連続点灯。
13.2022年10月14日
やっと、上記の16605円を上回る安値(16685円)が出現。しかし、OSCはまだ46%と50%まで一歩足りない。一旦大引けに撤退。
14.2022年10月18日
この日の安値は16605円をきっちりと上回る17055円。9月16日からは何と16日目。これだけ日柄調整にかかるんですね。ここで買い準備。17510円の安値から大引けまでの間で買い。OSCも+3%の56%と好調。以後上げ相場。安値割れがない限りホールド。27日に安値割れ。20580円で大引けに売り。
以上です。
10月18日以降は、レーザーテックには「翌注」サインが出ておりません。これはかなり珍しい現象ですね。
ちなみに、この分析手法は普通の売られすぎサインが出た日の終値をマークしておき、その値を翌日以降の安値が上回った段階で、かつ、OSCが50%前後に上昇している場合も適用できるようです。
例えば、レーザーテックの1月4日は売られすぎサイン点灯。21150円の終値でした。これを安値で上回ったのが1月6日(全く同値)でした。この日の終値は22030円OSCはまだ38%のよちよち歩きですので、大引けに撤退。その後ジリジリと安値を切り上げていって、1月12日にはOSCが49%まで上昇。50%前後という目安の数字に到達。この日の終値で買えれば、翌日の1385円高という果実が手に入ったという訳ですね。
以上です。