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レーザーテック研究(2.5.2023)

2023-02-05 11:51:20 | レーザーテック研究
先の明日のモニタリング銘柄の記事で述べた通りの見方で、出来高トップの6920レーザーテックを見てみます。

・翌日注目(略して「翌注」が点灯した日)ー2022年初頭から

1.2022年1月20日
 終値28025円。以降、この終値をその日の安値が上回る日は来ず。つまり、この間は売り一辺倒に晒されたということになります。

2.2022年1月28日
 終値23900円。以後、2月14日まで条件に合致せず。

3.2022年2月15日
 終値21995円。翌、16日に安値が22035円で止まったのを確認して買い出動。しかし、OSCは40%前後。ここは利益が乗っている段階で撤退。

4.2022年2月17日
 終値22000円。以後、条件を満たさず。

5.2022年2月22日
 終値20455円。3月1日に20575円で条件に合致。この日の終値でのOSCはまだ46%で、騙しの可能性があり、大引けまでに撤退。

6.2022年3月4日
 終値19360円。条件満たさず。

7.2022年3月8日
 終値17450円。3月10日に安値が17915円となり条件に合致。しかし、OSCは44%のため、大引けまでに撤退。この日以降は「翌注」サインは点灯しておりませんが、17450円という数字とOSCを注目しておきます。

8.2022年3月17日
 安値が18270円となり、8日の終値を上回りました。しかし、OSCは44%なので大引けまでに撤退。

9.2022年3月23日
 この日、安値は19090円と上げ、OSCの48%まで接近。まだ50%には届いていないので、大引けまでに撤退。

10.2022年4月27日
 終値17385円で「翌注」サインが点灯。5月16日には17380円の安値をほぼ達成。OSCも51%なので引けに買い、持ち越し。17515円。翌、17日は安値が17100円まであり、ベースラインの17385円を下回った段階で売り。(損切り?)以後、もみ合い相場が続く。

11.2022年9月22日
 終値17105円。

12.2022年9月23日
 終値16605円で連続点灯。

13.2022年10月14日
 やっと、上記の16605円を上回る安値(16685円)が出現。しかし、OSCはまだ46%と50%まで一歩足りない。一旦大引けに撤退。

14.2022年10月18日
 この日の安値は16605円をきっちりと上回る17055円。9月16日からは何と16日目。これだけ日柄調整にかかるんですね。ここで買い準備。17510円の安値から大引けまでの間で買い。OSCも+3%の56%と好調。以後上げ相場。安値割れがない限りホールド。27日に安値割れ。20580円で大引けに売り。

以上です。

10月18日以降は、レーザーテックには「翌注」サインが出ておりません。これはかなり珍しい現象ですね。

ちなみに、この分析手法は普通の売られすぎサインが出た日の終値をマークしておき、その値を翌日以降の安値が上回った段階で、かつ、OSCが50%前後に上昇している場合も適用できるようです。

例えば、レーザーテックの1月4日は売られすぎサイン点灯。21150円の終値でした。これを安値で上回ったのが1月6日(全く同値)でした。この日の終値は22030円OSCはまだ38%のよちよち歩きですので、大引けに撤退。その後ジリジリと安値を切り上げていって、1月12日にはOSCが49%まで上昇。50%前後という目安の数字に到達。この日の終値で買えれば、翌日の1385円高という果実が手に入ったという訳ですね。

以上です。

 
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明日のモニタリング銘柄(2.6.2023)

2023-02-05 10:59:04 | 明日のモニタリング銘柄
明日、2月6日(月)のモニタリング銘柄です。

この週末、今一度相場における「底値」の見極め方について、何とか既存のデータから推定できないかを検討していました。

その結果、行き着いた方法は:

1.このブログ独自のテクニカル指標である「指数値」と「OSC」の逆相関関係に着目。逆相関関係とは:
  ・OSCが上昇
  ・指数値が下降

当然ながら、この日は「売られすぎサイン」が点灯します。この指標を示した日を「翌日注意」銘柄としてウォッチします。略して「翌注」。

2.翌注が出た日の終値をマークします。

3.翌日以降に、この終値をその日の安値が上回るかどうか注視します。

4.OSCが50%以下の場合は、この条件を満たしても引けまでに売却します。(騙しが30-40%台においてはよくあるため。)

5.50%以上になった場合はOSCが上昇し、上記の条件の切り上げがある限りホールドします。

以上の条件で、今後は全監視銘柄を日々チェックして、「翌注」の点灯があった場合のみ、モニタリングを開始することとします。

という基準で見ると、明日のモニタリング銘柄は、下記銘柄のみでした。
( )内の数字は、明日の安値が死守されるべきライン。(=前日終値)

◎4485JTOWER(6190円)
◎9519レノバ(2183円
◎1518三井松島(3160円)

仮に、明日、これらの銘柄の安値が上記の金額を下回っても、7営業日あたりまでに上回る日が来ます。(その頃にはOSCが50%前後まで来ているかと)その日を待って買い出動となります。

OSCが50%に近づいていないときに買いを入れると、結構、値動きに翻弄されてイライラする事必定。(これ重要!!)

上記の銘柄のうち、レノバはこの法則性がピタリとは当たりません。これは仕手性が強い銘柄は、テクニカルに買いを入れるというより、その日の地合いでの不規則な売買に晒されるためと推定されます。

別稿で、出来高も多く市場参加者の関心も高い、6920レーザーテックについて見てみます。
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