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独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

レーザーテック研究(3.24.2023)

2023-03-26 16:19:08 | レーザーテック研究
3月24日(金)のレーザーテック研究です。(下に海外市場を受けて補足)

 1.終値>始値(陽線引け)X
 2.終値>直近のBase Line ◎
 3.当日OSC>前日OSC X
 4.当日安値>直近のBase Line 
 5.当日安値>前日終値 X

前日より1勝2敗。OSCはしぶとく粘って49%(-0.1%)10日と25日のMAのラインはわずかに突破しておりますが、肝心の75日MAからは6.2%アンダー。これが執拗な売り攻勢の元凶でしょう。つまり、きちんと上に抜けないうちに執拗な売りが湧いてくる。その日のうちに買い戻すため、引けにかけては戻したりします。先物の値動きと連動したりしなかったり、全く厄介な株ですね。まあ、その分値動きにピタリと嵌った時の快感が忘れられなくて、懲りもせずにこの株に群がる。その心境はよく分かりますね。惚れた相手のあばたもえくぼ、ですね。

最近、グーグル広告にレーザーテックの宣伝が出るようになりました。誰かにマークされているみたいです。

以上です。

24日の海外市場を受けての補足:

レーザーテックのADR株価は21842円で、日本市場での終値比228円安となっております。この株のSELLサインは16日に点灯。その時の終値は21855円、OSCは46.7%です。24日は安値が21710円、OSCは49%ですので、まだ安値が攻略できておりません。

ほぼADR株価の近辺にベースラインがあります。まずは、下値として意識されるのが24日の安値の21710円。これは12月30日の安値とほぼ同等。

まずは、この21700円を挟んでの攻防が明日の見どころとなります。

もし高く始まるか、このラインを下から突破した場合は、21900円から22100円あたりでのしこり玉がありますので注意。22500円まではまずは届かないかと思います。

いずれにしても、徹底的なトレンドが出ていないので長居は禁物。
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底値反転銘柄の見極めと売買時期

2023-03-26 12:58:03 | テクニカル分析
明日のモニタリング銘柄にも記しました、9983ファーストリテーリングについて、首題について検証してみたいと思います。

この株、24日に売られすぎサイン(W)が点灯しております。日足で見てもかなり押し込まれているのが確認できるかと思います。

この株に前回Wサインが点灯したのは2月22日でした。実際に明確に切返したのは3月2日あたりですね。このタイミングを、筆者が行き着いた分析手法にて検証してみます。

ケース1:

 2月22日終値:26683円 OSC:48% Wサイン出現。
 22683円をその日の安値が上回る日まで待ちます。

 2月28日安値:26790円 OSC:47%

残念ながらOSCが起点の日の48%より下回っており、ここでは買いには入れません。

 3月2日安値:26820円 OSC47%

依然としてOSCが未達。結果論ではこの日の引けに買って正解ですが。

 3月3日安値:27475円 OSC54%

やっと2つの指標ともにクリヤー。ちなみに、この日の寄り付きから安値まで転落した段階でのOSCを遡って計算してみます。

 寄り付きから27474円の安値まで押された段階:OSC50%でした。起点の48%をクリヤーしておりますね。その後これ以上下落しないのを待って、大引けで買っても28200円でした。後は、OSCが上昇している限りホールド。3月8日に58%まで上昇しますが、翌日は55%に下落。この日の終値で利確。29235円。約1000円のプラス。

ケース2:

 1月13日終値:24497円 OSC:42% Wサイン出現。
 24497円をその日の安値が上回る日まで待ちます。

 翌1月16日終値:24017円 OSC:42% 連続Wサイン出現。

このように連続でWサインが出ることがありますが、後の方の1月16日を新たなベースラインとします。

 1月17日安値:24333円 OSC44%となり、前日の数字を上回りました。大引けの24683円では買わずに、翌日18日の値動きを監視します。

 18日は24770円で始まり24433円まで落とされております。まだベースラインには余裕がありますが、この落とされた段階でのOSCを見てみましょう。OSCは41%まで落としておりました。ベースラインの44%からはアンダーしておりますので、ここからは値動きの監視に入ります。前日同値の24683円まで戻してOSCは43%まで回復。ベースラインが42%でしたから、プラ転した雰囲気からの買い上がりを確認しての買いとなります。24770円の節目突破の段階で買いに入るとします。24800円で約定と想定。

 翌19日は25163円で始まり25440円まで上昇し、安値24800円までありました。この時のOSCは43%でした。まだベースラインの24017円とOSC42%までは余裕?がありましたのでそのままホールド。大引けはOSC44%。

後は23日のOSC52%まで上昇気流に。次の日の24日に大引けでOSCが48%まで落ちましたので、引けに売却。25770円。約1000円の利益。

ケース3:くどいようですが、分割後のデータがあるこの最後のケース。

 12月20日終値26400円 OSC54% Wサイン点灯。
 12月27日安値27083円 OSC57%でベースライン達成。

翌日の値動きを見ます。翌28日は27300円と安く始まっております。この寄り付きで既に前日のOSCを2%下回っております。ここは買いに入るのは慎重にならざるを得ません。高値の27417円の段階でも、OSCは56%で前日比で1%アンダー。ここからはOSCが下がる一方でしたので、今回は参戦せずとの判断となります。

その後のファーストリテーリングの値動きはご覧の通り、年明けての1月16日には24000円スレスレまで落とされております。

以上のように、筆者が長年使っているOSCの値の推移と、売られすぎサインWの出現日の終値とOSC値をベースラインとした投資手法は、かなりの確率で有効であることが分かりました。他の銘柄でも検証済み。

なお、売られすぎサインWの定義はご参考までに:

・当日の指数値=14日最低指数値 となった日に点灯させております。

この指数値は、相場のギャップアップ、ギャップダウンを補正したラリー・ウィリアムズ考案の定式となります。チャートを見ただけでは、このあたりの補正が視覚的にはうまく行きませんが、数値化することによってやっと有効利用ができるようになりました。

他にも強気サインが出た時の対処も、別の算定式で今最終検証中です。明日のモニタリング銘柄でSELLサイン出現とした銘柄です。

このSELLサインの取り扱いはかなり困難でしたが、更なる強気相場の起点となるケースと、そこからの反落局面に落ちるケースの2通りの値動きがあります。

ここの切り分け方に随分と苦労しましたが、強気買いの条件をやっと定めることができました。約80銘柄について、自動的に強気買いサインが点灯するように、エクセルの数式を再構成しました。当面、この数式で検証を続けて行きたいと思います。

以上です。

補足:エクセルの数式をお持ちの方はご参考までにOne Driveにアップしておきます。今回のはかなり使えると思いますよ。


 

 


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