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独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

今日の市場概況(12.15.06)

2006-12-15 22:08:41 | 市場概況
まず、新興市場は前場の押し目からの切り返しの勢いが、後場の寄り付きにピークを付け、その後は週末ということもあり、起伏の激しい動きから最後はIPO中心に下げる銘柄が目立ちました。こうした動きは日経平均もほぼ同様でした。

テクニカル用語の簡単解説

★マザーズ指数
 OSCは12月4日の67%を頂点に、13日に44%まで落とし、14日に51%と切り返すも、今日再度の反落で49%となっております。なお、筆者が真の安値・高値をベースとして付ている指数値では、12月6日に1457ポイント(3月27日を2000ポイントに置いております)という直近高値をつけ、今日は1437ポイントです。後20ポイントほどですが、これを抜けるかどうかが1つの試金石となります。

★ヘラクレス指数
 OSCは11月30日の70%を頂点に、やはり13日に55%まで落とし、昨日61%と切り返すも、今日は再度-3%の58%です。指数は上げてもOSC値そのものはマザーズと同様に下落していることに注意。同じように筆者の指数値では、マザーズ同様に12月6日に4036ポイント(3月29日を5000ポイントに置いております)という直近高値をつけ、今日は4032ポイントと肉薄しております。

以上の新興市場の動きからすると、OSC面では下落基調に乗ってはおりますが、指数値面では直近高値に迫る勢いと言えます。このあたりの逆行現象が、これから年末から年始にかけての、いわばご祝儀相場に発展するのかどうかの見極めが難しいところです。

新興市場のこうした中途半端なところでの上下動は、日経の堅調な上げに引っ張られている感が強いようです。

★日経225平均
 OSCは12月1日に68%という直近のピーク値を付けた後、一時11日に57%まで調整しましたが、そこから再度昨日68%まで切りかえしました。今日は-2%の66%です。日経平均は11月17日以来、終値が前日安値を必ず上回って終了しております。今日で19日連続です。一旦落ちても必ず切りかえしつつ上昇し続けている訳ですね。ちなみに筆者が付けている指数値では、3月10日を20000ポイントと置いて、今日で21061ポイントです。4月21日に21400ポイントで最高値でした。17480円を付けた日です。そこから6月13日に18874ポイントまで下げ、翌日に14046円という安値を付けました。そして、今日の水準は10月26日の21210ポイントに次ぐ高さです。

以上からも明白であり、皆さんの「常識」とも同じですが、日経銘柄を3月に買って今日まで持っていても、平均すると5%ほどの含み益となっている訳ですが、新興市場の銘柄の場合は、ライブドアショック以降の3月に買った投資家は、マザーズ銘柄で約3割、ヘラクレス銘柄で約2割の下落を被っている訳です。

これは平均値ですので、市場の波に合わせて売買したとして、普通にやっていると日経平均では若干のプラス基調であるのに対して、新興市場銘柄では普通にやっていると2-3割は損失を被るような相場であったと言えるかと思います。個別銘柄で見ると下記のように大きなバラツキがあります。如何に銘柄選択が重要であるかということですね。



筆者の場合、ご覧の通りに新興市場銘柄中心の売買ですが、ざっと計算すると年初比で資産は6割増となっておりました。ほぼ買いから入るやり方だけでの戦績ですが、まだまだです。(比較コム等の初値売りでのIPOボーナス分は除外しております。)

毎日のように取り逃がしたケースはまだまだ多いので、チョイと早いのですが、来年は本来のスイングトレードの妙味を追求するための、今のテクニカル分析に更なる磨きをかけたいと思っております。

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