2月9日(木)の市場概況です。
1.日経平均
終値では陽線引けで10日MAラインを回復。OSCも51%と4%コンバージェンスしております。その上、指数値が8633ポイントと51ポイント下げており、OSCで直近の最低値の44%をマークした2月7日の指数値8797ポイントより164ポイントも下回っております。
このOSCー指数値の逆行(OSCが上がって、指数値が下がる)は、翌日の上げパターンの1種です。ここは、アメリカ市場が下がっても、27500円を割り込んでからは日経平均は切り返すかも知れません。
このOSCー指数値の逆行パターンは、12月23日(OSC31%、指数値7143ポイント)と1月4日(OSC33%、指数値6651ポイント)の間でも見られた現象です。この時の指数値の差は492ポイントもありました。
しかし、一発でこのパターンが収まるかどうかは、市場の動向によります。昨年8月29日から9月7日までの傾向を見ると、9月1日から7日に、いわゆる二番底を形成していることが見て取れます。その時の指数値逆行は、OSC41%から44%へ。指数値は8200ポイントから7897ポイントまでありました。指数値差は303ポイントでした。つまり、300ポイント程度の指数値の乖離まで行くと、ほぼ底打ち確認ができますが、今回はまだその半分程度です。従って、二番底まで行くかどうかは地合い次第であることをご了解ください。(当たり前の結論ですが)
2.マザース指数
OSCを尻上がりに上げて58%です。また2日連続30日の壁突破。(日経平均は2日連続、30日壁突破できず)絶好調です。銘柄ごとには明暗はありますが。
以上です。
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