株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のことを考えると憂鬱

2005-04-24 21:24:23 | 株に出会う
金曜日に書いたD3パブリッシャーの大幅減益発表の件、私にとって非常に後味が悪いのは、この会社の過去の業績経過など一切見ずに、単に時流に乗って高騰したというだけで、つまり単に賑わっているというだけで手を出し、その結果こういうことを招いたということにある。

前もって会社を調べ過去の流れも見た上で、自分の銘柄に対するそれなりの判断で株を投資したのなら、仮にそれがディトレードであろうと何であろうと、失敗は自分そのものに起因する。ところが、単に銭も儲けのために相場を張って、そして失敗をする、これは本当の投機以外の何ものでもない。新興市場を選んで投資するようにしたのは、一部上場株は機関投資家の思惑が絡んだり、日経平均に大きく左右されたり、そして何よりも空売りする人間がいて不自然な株の下落をこれまでさんざん見てきたからである。よりテクニカル指標に従った売買が功を奏する可能性を新興株に見たわけである。ところがどっこい、ファンダメンタルズの重要性、また新興企業とはいえ業績発表に関するイベントへの依存性など、肝心の前提条件をきちんとクリヤーするのを忘れてしまったのはうかつと言う他はない。この経験を今後に生かすため、今は多分100銘柄以上を毎日チェックしているが、少なくとも20-30銘柄程度に抑えて、それら重点銘柄を定期的に入れ替えながら売買をしていこうと思う。
何事も初心を忘れて調子に乗ってはとんだ目に遭うことが身にしみたのが、今回の件であると考えよう。

この株は、しかたない、本日成り売り注文を入れておいた。もし、ストップで出来ればよしとしたい。ソニーショックの時も、ソニーは2日連続ストップ安だったという。そうならないことを祈る。
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思わぬ落とし穴が株にはある

2005-04-22 22:33:20 | 株に出会う
昨日の引けに買った新華ファイナンスは、来週からロックアップ解除になることと、四半期決算そのものは予想通りの赤字であり買い材料そのものにはならないことから、朝の高値マイナス千円で売った。ユーラシアは昨日とは違う買い上がりがあり、引けにかけても高値・安値ともに昨日より更新しているので、もう1日様子をみることとした。

大失敗をこいたのがD3パブリッシャー(4311)というゲームソフト会社である。今回の高騰局面でタッチの差で買うことができず未練を持ったまま、その後は下落をずっと待っていた。本日見てみると3連チャンで下げており、チャート的に買い妙味が出てきたので午後反発を開始しようとしたタイミングで393Kで買った。その後引けにかけて防御ラインである昨日の安値376Kの十数個の売り板も崩されたので、そこで損切りをしようとしたが、その後381Kまでの買い上がりが見られたので、月曜日に期待してホールドすることとした。ところが、夜、掲示板のニュースを見てビックリ。4月中間決算の大幅下方修正の記事が出ていた。通期は据え置きというものの、これでは月曜日はストップ安だろう。まさか今日このようなニュースが出るとは思ってみなかった。確か、業績予想に対して25%以上の変動がでる場合には、決算発表を待たずに早めに開示するルールがあったが、多分このルールに従って大引け後に発表したのだろう。通期の予想は据え置きというのが救いではあるが、投資家はそこまで寛容には見ないだろう。

こういうことが株をやっていて被るリスクの1つである。これまで上方修正の場合もあったが、下方修正というのは初めてである。従って、教訓としては、普段からいわゆる伸びる業態で財務的にも安定している銘柄をベースとしては選ぶこと。それらの銘柄に対してチャート分析その他テクニカルな技法を適用すること。この基本に立ち返ることである。もし、それ以外の人気銘柄に手を出すなら、少なくとも引けに予想通りに上がらなかった場合は一旦手仕舞うことが肝心である。これは頭では分かっていてもつい場に張り付いて動きを見ていると、明日上がるような気になって実行できなかった。度々失敗もしているが、たまに成功もしているので始末が悪い。
今回は、アーティストハウスやコネクトテクノロジーのケースを参照するなら、必ずしも一直線に落ちるとは思えず、最悪で2回ストップ安(計10万円)した後は、アーティストハウスのようにストップ高にならずとも、売られすぎということで、コネクトのように2割ダウンくらいで収まるかもしれない。(コネクトは66万が52万へ)すると、40万円として、32万円くらいで売れれば良しとしなければならないのか。ところで一体アーティストハウスは何でストップ高で戻したのかよく分からない。掲示板をずっと見てみたが、誰かが買い集めているのでは、あるいは何か材料が控えているのか、といった憶測は出ているが、何も分からない。これが株というものか? まあ、たった1株なので、少し落ち着いたところで処分することにする。
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またNYの下げで影響を受けた

2005-04-21 16:00:04 | 株に出会う
アメリカの景気はいよいよおかしくなりそうな様子。もともと金融とソフトなどのテクノロジーサービスに90年代に国富の源泉を求めたのがアメリカだったが、金融はドルの変調がこれからも続くと見た市場が、これまでのような低金利を許さなくなり、ヘッジファンドをはじめとした投機筋が容易に金を動かせなくなってきているのが背景にあると思う。テクノロジーサービスについては、IBMの四半期決算に先行きについての姿を見ているようだ。また住宅バブルも行き着くところまで行き、時価評価すると三分の一くらいの家庭が取得額を下回っているようだ。また、2008年にはアメリカは純石油輸入国になる見通しだが、日本と同じく団塊の世代の退職で年金・医療費その他の負担を、どうやって財政赤字のまましのぐのか日本と同様に先が暗い。但し、アメリカは日本と違って人口増加社会であることが救いとなっている。

ところで株であるが、昨日、MPTも日本SHLも新華ファイナンスもすべて処分。ロジコムだけ例によって持ち越し。朝の地合の悪さは相変わらずだったが、本日は前回一敗地にまみれているスパークスを222Kで購入。230Kを上回る勢いがなかったので、引け際に228Kで処分した。また、新華は地合の悪さにもかかわらず頑強に戻し、引けにかけて350Kの板を食いつぶしたので、思わず350Kで拾ってしまった。まだ、RSIやチャート面から上昇妙味があるので明日に期待。もう1つ昼過ぎにユーラシア旅行社を272Kで買っておいた。まったく動かずこのまま下がらなければよいと思っていたところ、一部の目利きのする人が引けに少々であるが買い上がったようである。明日、もし以前のお祭りに参加し儲けた人が、今日の動きに注目すれば、またストップ高があるかもしれない。しかし、お祭りは終わったと思って、見向きもしない人が多ければ、明日も出来高が少なく不発に終わるだろう。チャート上は注目を集めれば必ず反発する筈である。午前中でお祭りにならなければ、午後適当な値段で処分する予定。

ロジコムは、もっともいけないパターンに陥ってしまった。昔惚れた銭使いの荒い悪妻と別れようにも慰謝料が高くてままならず、なんとか良いところを探そうとしてあがいている中年のさえない男そっくりとなってしまった。こうなれば、落ちるところまで落ちるのを見るのみ。まだ、RSIが30台なので奈落の底には落ちていないかもしれない。スパークスは昨日の時点でRSIが18。今日の下落で10位には落ちたと思う。これで一時反発しないのであれば株は辞めた方がよいと思うくらいである。しかし、子株流通前の長期下落傾向からはまだ脱し切れていないため、引け際に退場した。
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株は下がらないと上がらない

2005-04-20 11:28:46 | 株に出会う
月曜日のNY株暴落を受けての日経の下げは相当のものだったが、新興市場も軒並み下がった。一旦金曜日に手仕舞いをするのが後から考えると正解だったが、なかなかそうもいかない。それまでも結構下げていたのでつい買い持ち越しをしてしまった。もっと、全体の地合や動きに注意を払わねばと思った。その中でも私のチャートデータが助かったのは、月曜日にスパークス、ケネディを処分し、ケイブを買ったことだった。新華ファイナンスは反騰すると見ていたのでそのまま今日まで持ち越している。ケイブはちょっと買いタイミングが早かったが、私の指数計算では12月27日以来の低い数字を示していた。これは絶対に買いと判断し、少し戻し始めたときに922Kで買ってしまったが、引けには912Kまで戻しており、翌日期待した。翌日の反転はご存じの通りであるが、私はストップにいくまでは予想していなかったので、990Kで売ってしまった。朝方は一気に957Kあたりまでいったので、これはと思ったが930Kあたりまで下げ、ここで私の妻は薄利で売ってしまった。これがふるい落としというものだろうか。前日の高値が939Kであるので、今日はもはやここまでかと思うものである。その後私は、3734MPTに乗り替えたが、本日朝方外出している間に高値の663Kから638Kまで急降下である。買値は618Kであるが、昨日の高値644Kを既に下回っている。これもふるい落としと見てまだ売却はしていない。今日のような日は、引けにかけての動きを見ないと何が起こるか分からない。もちろん620Kを切るようなことがあると一旦手仕舞いはするが、そこまでは多分いかないと踏んでいる。昨日の突っ込み買いは、もう1つ4327日本SHL(236Kで仕込み)であるが、これも引けにかけての動きを注視したい。唯一マイナスはロジコム(8938)であるが、これは今日あたりやっと底を打った感があるので、次の売りサインがチャートで出ない限り、戻すまで保有と決め込んでいる。この分の損失は他でカバーする予定。
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地合が悪くても賑わっているところもある。

2005-04-14 21:07:31 | 株に出会う
今日はNYの下落を受けて新興も売りから始まった。なんと昨日から持ち越しの5つの銘柄のうち、4つまでが特売りだった。持ち越しということは本日上がるつもりで保持したのだが、地合によってはこういうこともある。こういうときはあわてて売らないことである。いわゆる寄り天のような場の状況ではないので、じっくりと見定めるべきである。私が最近あまり大きな損切りがないようになったのは、次のようなポイントで株価の現状を見るようになったから。

1.前の日の安値を下回らない程度であれば、そのまま保持。多少下回っても引けにかけて上回れば良し。
2.直近の安値(終値が前日の安値を上回れなかった)と今日の高値の乖離が大きいものも保持。
3.騰落の指数(これは私独自の計算式)が前回の底値の値に近いか下回っていること。

こうした条件が整っていれば、地合で上がるはずが上がらない日でも、益々エネルギーがたまっているため、近いうちに上がるケースが多い。

今日、この方式にあてはめてうまくいったのは新華ファイナンスであった。
この株は、昨日の指数がなんと3月14日と16日の中間にあった。今朝の地合で302Kまで押されており私が気が付いた時は昨日の安値306Kを上回りかけていた。場はまだまだ静かだった。そこで308Kで買った。午後一番で少し押し目があったりしたが、その後の急騰はご存じの通り。理屈上はこの株は327Kと377Kが上昇の際の節目となる筈である。今日はその中間の345Kまで上昇している。私は、327Kのバリアーが強いと判断し、多少オーバーランしてもみ合っている333Kで売ってしまった。

クインランドは昨日の引けに買ってあった。この株の指数は3月31日と4月1日の間にあって、結構高めであったが、上記の2の乖離があったため。また、昨日は下げ日ではあったが、終値が前日安値を抜いていた。(それを確かめて引けに買った)この株の反騰の際のバリヤーは406Kと412K。その他、昨日の高値の403Kもある。ここでも403Kまで再上昇する前に397Kで売ってしまった。
このように今日は多少早めに手仕舞いし過ぎたがこれは結果論である。それよりか、持論の上記の条件がほぼあてはまって株が動いてくれたことの方が嬉しい。だまされたのはアール・シー・コアである。朝からウォッチリストにいれたあったのだが、午前中が終わってもうんともすんとも言わない。そこで外してしまった。ところが引け際に見てびっくり。これも前日の指標が3月30日よりも落ち込んでいたのでマークしていた。但し、上記2の乖離がまだまだであったので、今日も噴火はないのかと勝手に思いこんでしまった。人気があまりない銘柄はちょっとマークの仕方を考えねばならない。

ところで、今日唯一の損切りは昨日378Kで買ったサイレックス。372Kで引け近くで処分したが、その後買いが入り374Kでひけている。これはずっとマークをしているが、指標もよく、明日はどこかで反発するかもしれない。アール・シー・コアのようにならないようにマークを強めたい。
あとは、3日間もっているスパークス。(-6K)指標が相当に低くなっているので、いずれ反発するはず。日経に引っ張られているだけと解釈している。それから同じく3日間も引っ張られているロジコム。指標、乖離とも十分な条件を備え、エネルギーが充満中。もうすぐ噴火するだろう。あと、ケネディとリサを高値圏での押し目狙いで、一応条件を満たしているので保有。明日反発すれば1万円くらいのさやを抜いて売るつもりである。東誠不動産が本日引けによい決算を出しており、不動産関連にはまだ注目している。東誠もここのところ下げ続けており、今日買いサインのマークを付けたばかりである。決算時期が分かっていれば今日引けに買ったのに。明日は特買いで安くは買えないだろう。不動産といえば、セキュアードキャピタルが、今日ニュースで高騰したが、昨日、指標が3月31日よりも落ちていたのでマークはしていたが、買いレディの状態でウォッチをしていなかったため買い逃した。こうしたニュースまでフォローするのはできないのでやむを得ない。またしこりがなくなったところでマークすることとしよう。

今日は、かなりノウハウ部分を多く出して記述したが、訪問される方がいればご自分の投資スタイルの参考にされるとよいと思います。
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