秋川雅史さんが歌って、紅白でも披露されるくらい
大ヒットした歌『千の風になって』。
みなさん御存知かと思いますが、この歌の詞は
アメリカの作者不詳のマイナーな一片の詩だったそうです。
それを新井満氏が翻訳し曲をつけて売りだした、
表向きにはそうなっていますが、実際は…。
そんな話をTwitterで知ったのでご紹介します。
千の風になってのWikipediaにもちょろっと記述がありますが、
新井満氏が作者不詳とされるものを翻訳しておいて、
それを商標登録して金儲けにいそしんでいる、というのがあります。
それよりひどいのが、南風椎氏が95年に出版した『1000の風』の盗作だという話。
この南風椎氏の本も、新井満氏の『千の風になって』と同じ素材、つまり作者不詳の
詩を翻訳したものなのですが、新井満氏は自分の翻訳をパクっていると南風椎氏は
自身のブログで告発しているのです。
南風椎氏のブログ『森の日記』での
『千の風になって』を告発する記事は、この記事から始まります。
記事の終わりに「続く」とリンクされて、
どんどん次の記事を読み進めることができます。
この記事についての情報が、Twitterで回ってきたものです。
読んでみると、どうもやはり新井満氏はパクッたな、と思えてきます。
汚い手できれいな作品をそう「みせかけて」多くの人の心をゆさぶったのには、
ちょっと気持ちの悪さを感じますね。
さらに南風椎氏のブログを読み進めると、芸術で食べている人とは思えない
無神経さといいますか、ちょっとおかしいんじゃないかと思われるような
配慮や気づかいの無さを新井満氏に感じることになります。
ちょっとね、この話は多くの人が知ったほうがいいんじゃないかと思って、
記事にしました。ケータイの人は読めるんだろうか…。
そのへん、配慮が足らなくてすんません。
以下、南風椎氏版の『1000の風』を引用します。
____
『1000の風』
訳 南風椎
私の墓石の前に立って
涙を流さないでください。
私はそこにはいません。
眠ってなんかいません。
私は1000の風になって
吹きぬけています。
私はダイアモンドのように
雪の上で輝いています。
私は陽の光になって
熟した穀物にふりそそいでいます。
秋には
やさしい雨になります。
朝の静けさのなかで
あなたが目ざめるとき
私はすばやい流れとなって
駆けあがり
鳥たちを
空でくるくる舞わせています。
夜は星になり、
私は、そっと光っています。
どうか、その墓石の前で
泣かないでください。
私はそこにはいません。
私は死んでないのです。
Copyleft by Hae Shii 1995-2010
____
こっちがオリジナルの翻訳という感じがしますよねぇ。
曲がついていないほうが、言葉が響いてくるような。
どうでしょう、読んでみた方、どうお思いになりましたか?
大ヒットした歌『千の風になって』。
みなさん御存知かと思いますが、この歌の詞は
アメリカの作者不詳のマイナーな一片の詩だったそうです。
それを新井満氏が翻訳し曲をつけて売りだした、
表向きにはそうなっていますが、実際は…。
そんな話をTwitterで知ったのでご紹介します。
千の風になってのWikipediaにもちょろっと記述がありますが、
新井満氏が作者不詳とされるものを翻訳しておいて、
それを商標登録して金儲けにいそしんでいる、というのがあります。
それよりひどいのが、南風椎氏が95年に出版した『1000の風』の盗作だという話。
この南風椎氏の本も、新井満氏の『千の風になって』と同じ素材、つまり作者不詳の
詩を翻訳したものなのですが、新井満氏は自分の翻訳をパクっていると南風椎氏は
自身のブログで告発しているのです。
南風椎氏のブログ『森の日記』での
『千の風になって』を告発する記事は、この記事から始まります。
記事の終わりに「続く」とリンクされて、
どんどん次の記事を読み進めることができます。
この記事についての情報が、Twitterで回ってきたものです。
読んでみると、どうもやはり新井満氏はパクッたな、と思えてきます。
汚い手できれいな作品をそう「みせかけて」多くの人の心をゆさぶったのには、
ちょっと気持ちの悪さを感じますね。
さらに南風椎氏のブログを読み進めると、芸術で食べている人とは思えない
無神経さといいますか、ちょっとおかしいんじゃないかと思われるような
配慮や気づかいの無さを新井満氏に感じることになります。
ちょっとね、この話は多くの人が知ったほうがいいんじゃないかと思って、
記事にしました。ケータイの人は読めるんだろうか…。
そのへん、配慮が足らなくてすんません。
以下、南風椎氏版の『1000の風』を引用します。
____
『1000の風』
訳 南風椎
私の墓石の前に立って
涙を流さないでください。
私はそこにはいません。
眠ってなんかいません。
私は1000の風になって
吹きぬけています。
私はダイアモンドのように
雪の上で輝いています。
私は陽の光になって
熟した穀物にふりそそいでいます。
秋には
やさしい雨になります。
朝の静けさのなかで
あなたが目ざめるとき
私はすばやい流れとなって
駆けあがり
鳥たちを
空でくるくる舞わせています。
夜は星になり、
私は、そっと光っています。
どうか、その墓石の前で
泣かないでください。
私はそこにはいません。
私は死んでないのです。
Copyleft by Hae Shii 1995-2010
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こっちがオリジナルの翻訳という感じがしますよねぇ。
曲がついていないほうが、言葉が響いてくるような。
どうでしょう、読んでみた方、どうお思いになりましたか?