まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

長野県副知事に「医療圏構想」についてお話を聞く機会を

2006年07月23日 | その他
 静岡県の県立3病院の地方独立行政法人化問題を一般質問で取上げましたが、今週の26日には検討会最終答申が知事に提出されます。静岡朝日テレビでは連続的に病院特集を組んできましたが、議会の立場という事でインタビューを受けました。

 放映は明日の24日とのことですが、高校野球との関係で雨如何では25日にずれ込むかもしれないとのことです。時間のある方は是非見ていただきたいと思います。全国の病院はどうなっているんだろうと長野県への視察を計画しました。

 そうしましたら、ありがたいことに8月3日に長野県沢田祐介副知事に会えるということになりました。副知事は、医師であり、「信州の新しい医療を目指して~信州医療圏構想~」を副知事就任前の衛生部部長時代にまとめた方です。

 昨日、7月7日にまとまったばかりの長野県衛生部策定の資料が送られてきました。全部で26ページというボリュームのものです。さっそく、中をめくりました。長野県の一人当たりの老人医療費が634,988円、全国最低とあります。

 これをどうみるか、です。当然に医療費が低いのは福祉の遅れと見る考え方もあります。ところが、それは違う、というのが長野県です。これについては、田中知事が6月16日の記者会見で、詳しく語っています

  報告は、1、信州新医療圏構想、2、長野県の救急医療の状況、3、飯伊・木曾地域の救急医療の構成となっています。中で注目するのは、「「医療施設」毎から、「医療圏」毎に発想を転換」という興味深い政策視点です。

 長野県にくる前にこの報告書を充分に読みこんできてくださいとあります。どんな刺激をいただけるのか、今から楽しみです。