まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

同性愛情報は有害情報か

2008年06月19日 | ニュース・関心事
 明日で169国会は終了します。「ねじれ国会」という自民党・民主党二大政党制のもたらす緊張感と「大連立」という十分な審議もなく二大政党が合意に達すれば何でも通貨するその恐怖感。

 国会という場に足を踏み入れたのが昨年9月12日安部首相の突然の代表質問前の辞任=歴史が動いたその日でした。そこから見え始めた国会という政治の現場のすごさ。明日で一応の静けさが始まります。

 この危惧する「大連立」状況が生み出した一つが「有害サイト規制法」の成立。新聞社教会や民放連、楽天などサイトメーカーなどの反対表明。衆議院では殆ど審議なし、参議院で短い審議で全会派一致。

 そもそも有害情報とは何か。性的情報、殺人情報、自殺情報などいろんな情報を含みます。例えば戦争の悲惨な現場は有害情報か否か。確かに、最初の国家情報管理に民主党などの野党側修正も反映しています。

 しかし、尚、基本計画策定に国家関与が残されています。川田龍平議員はただ一人この法案に反対。実は、既に自主規制によるフィルタリングで同性愛は有害情報に組み入れられて疑義が出されています。

 性同一性障害の方々の諸権利を確保する様々な法整備が行われています。この有害サイト規制法は何を有害と判断するのか。十分な国会審議が求められていました。皆さんは、どのように考えますか。