まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

静岡空港、県議会の追及と石川知事の謝罪の水準

2008年11月06日 | ニュース・関心事
開港延期と言う静岡県と石川知事の大失態におののく空港建設推進派とそのレベルでの石川知事の批判を繰り広げる県議会各会派の質疑の水準をいかに評価すべきか、私がその場にいたら何を正したであろうか。

 マスコミ含め知事非難キャンペーンは、この事態を何故公表しなかったのか、反対派地権者を説得できないのは知事の頭の下げ方に問題があると言うストーリーですがこの展開は的を射ているのでしょうか。

 そもそもの問題は、土地収用という権力行使を当然のごとく展開してきた石川県知事とそれを二人三脚で推進してきた県議会の自己批判なくしてこの問題を語ることは出来ないはずですが、何の言及もなしです。

 このような測量ミスという職場規律の緩みは、理不尽な権力主義的石川知事体制への県職員の嫌気や強引な合併推進と2政令市誕生による県行政空洞化への県職員のアイデンティの喪失が背景にありはしないか。

 測量ミスは航空測量の技術レベルや目視に頼ってしまった結果、及び、立ち木が知らないうちに伸びてしまったなどという「ニヤケタ」説明姿勢こそ問いただすべきものであります。怒り心頭です。

 選挙戦に敗れた立場からすれば、地権者の大井さんの心情と井上英作さんに想いを発するなら、廃港を願いつつも知事辞職と刺し違える覚悟、このことに匹敵する県議会の質疑水準であってほしいと思うのです。

 辞職に値する知事の責任追及が行われたのかどうか、残念ながら今日は傍聴できなかったのでわかりません。が、花井県議会議員あたりがせいせい反対討論を行ってくれたのでは、と明日の新聞が楽しみです。