まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

グリーンピース活動家の逮捕

2008年06月21日 | ニュース・関心事
 事実上の国会の最終日の昨日、グリーンピースの活動家が「調査捕鯨船=日新丸」の乗組員の鯨肉の横領を裏付けようと宅配途中の肉入りダンボールを抜きさったとして、青森県警、警視庁に逮捕されました。

 日本の調査捕鯨の評価は国際的にも批判対象となっていて、南極海におけるオーストラリアのグリーンピースやシー・シェパードなどの調査捕鯨船への直接抗議行動で記憶に新しいところです。

 ちょうど、この日に川田龍平参議院議員の調査捕鯨船に対する質問主意書への答弁書が出ていて、グリーンピースの星川淳事務局長に直接の意見交換をしたいと考えグリーンピースの事務所に出かけました。

 ところが、事務所前は報道陣40,50名の方々で囲まれていて、たまたま星川事務局長の記者会見が始まるところに立ち会ってしまいました。グリーンピースの「横領」という主張に政府は「単にお土産」論で反論しています。

 いずれにしても「調査捕鯨」の実態を私たちも十分に知らなければなりません。乗組員の内部告発については詳細なレポートが公表されています。それに基づきグリーンピースは東京地検に横領を告発しています。

 東京地検はこの告発を不起訴にしたとのマスコミ報道もあり、活動家の逮捕との関係が極めて政治的のようにも見えます。調査捕鯨の実情把握と「鯨文化」を抱える私たち日本のあり方について検証の必要性があるように思います。

同性愛情報は有害情報か

2008年06月19日 | ニュース・関心事
 明日で169国会は終了します。「ねじれ国会」という自民党・民主党二大政党制のもたらす緊張感と「大連立」という十分な審議もなく二大政党が合意に達すれば何でも通貨するその恐怖感。

 国会という場に足を踏み入れたのが昨年9月12日安部首相の突然の代表質問前の辞任=歴史が動いたその日でした。そこから見え始めた国会という政治の現場のすごさ。明日で一応の静けさが始まります。

 この危惧する「大連立」状況が生み出した一つが「有害サイト規制法」の成立。新聞社教会や民放連、楽天などサイトメーカーなどの反対表明。衆議院では殆ど審議なし、参議院で短い審議で全会派一致。

 そもそも有害情報とは何か。性的情報、殺人情報、自殺情報などいろんな情報を含みます。例えば戦争の悲惨な現場は有害情報か否か。確かに、最初の国家情報管理に民主党などの野党側修正も反映しています。

 しかし、尚、基本計画策定に国家関与が残されています。川田龍平議員はただ一人この法案に反対。実は、既に自主規制によるフィルタリングで同性愛は有害情報に組み入れられて疑義が出されています。

 性同一性障害の方々の諸権利を確保する様々な法整備が行われています。この有害サイト規制法は何を有害と判断するのか。十分な国会審議が求められていました。皆さんは、どのように考えますか。

ブラジル移民100周年の6月18日

2008年06月18日 | ニュース・関心事
 今日のNHK「その時歴史は動いた」企画は、「ブラジル移民を支えた水野龍さんの一生」でした。6月18日は第1回目の移民がブラジルに上陸した日で、1908年から数えて今年がその100周年にあたります。

 解説に内橋克人さんが登場し、軍事力を背景に満州開拓に走った当時の軍拡路線に対抗する水野龍路線、つまり共存共栄の世界と連携する開発の道です。この路線が、今、日本でどう受け止められているか。

 浜松市を中心に日系ブラジル人、ペルー人が多数増え続け、まさに私自身が設立に関与したアジアを考える静岡フォーラム(きっかけはフィリピン人餓死事件)、外国人無料検診会が生まれる歴史的背景です。

 私の娘がドミニカ共和国に、娘の友人がブラジルに関わるという現実の中で、中南米、南米との日本の、そして私自身、私たち、どのような関係を作り上げなければならないのか。

 今年も、厚生病院を借りて無料検診会が開催されることになりました。南こうせつさんの資金援助を生かしながら、その意味を「ブラジル移民100周年」をきっかけにいろいろ考えて見たいと思います。

尼崎市で川田龍平国政報告会

2008年06月18日 | ニュース・関心事
 虹と緑の派遣として川田龍平参議院議員事務所の政策担当として既に9か月。通常国会終了のめども立ち、国会での川田議員の活動報告と私自身が地方議会出身故の「地方政治と国政」について自分の考えを述べさせてもらう集まりを持ってもらいました。

 準備が十分ではありませんが、35枚のパワーポイントのシートを作りました。参加者からの本当にいろんな意見があり、こうした報告会の大切さを実感しました。この1年間の川田議員報告書作成の課題もあります。

 虹と緑メンバーへの国政報告会、始まったばかりです。成果を得たいと思います。

地震3日目

2008年06月17日 | ニュース・関心事
 岩手宮城内陸地震も3日目を迎え、72時間タイムリミットの中の行方不明の方々の捜索、土砂災害という山間地での救出作業、極めて厳しい事態となっています。ぎりぎりまで望みを捨てず頑張って欲しいです。

 1年前の7月16日の中越沖地震、6月28日に柏崎市で「偽装活断層」で建設された柏崎刈羽原発への抗議をこめた集会が開催されます。原子力政策転換議員懇談会の近藤正道議員から川田議員への要請もあります。

 再処理工場においても、もんじゅにおいても日本の各地で活断層の新たな指摘が渦巻いています。岩手県・宮城県での地震についても活断層の指摘は今までなかったとのことです。

 活断層の上には原発は作らない、と「胸張って」きた原子力保安院、あちこちで確認される原発・再処理など原子力施設直下の活断層の指摘に、パンフレットの「偽装」に言い訳を始めています。

 浜岡原発は大丈夫かという不安の中、「東海大地震に関しての最新の知見」について静岡大学理学部主催のサイエンスカフェin静岡が6月26日18:00よりペガサートで開催されます。何とか参加したいものです。

新じゃがで久しぶりの料理

2008年06月15日 | ニュース・関心事
朝は町内のどぶ掃除、マラソン、父の日にちなんだ講演会、午後は昼寝、夕方からはいただいた新じゃがで久しぶりの料理。この間、父が施設を変わっていたにもかかわらず連絡も出来ない精神状態の親不孝。

 新じゃがはおししいです。ふかしてマヨネーズでそのまま食べる、フライドポテトで塩で食べる、ポテトサラダ、3種理も作ってしまいました。あったかうちに食べないと、おいしさ半減。

 タコの酢のもの、しゃぶしゃぶ風和えもの、鳥のから揚げ、味噌汁にごはん、漬物。いやー、握る包丁、うまく使えませんね。こりゃまじぃです。料理は基本的に楽しい。1週間に1度くらい台所。ですね。

 先日、知人から燻製にしたちーずをもらいましたが、これがうまい、んです。趣味でやっているんだそうですが、習いたいですね。それくらいの余裕がないと、人間、干からびます。

 子供たちが学校に通っている頃は毎日作っていたんですから。これからは、少し生活スタイルに変化つけていこうと思います。

地震

2008年06月15日 | ニュース・関心事
14日午前8時43分ごろ、岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強、北海道から愛知県までの広い範囲で震度6弱から1の揺れ、という岩手・宮城内陸地震がありました。 どのように、対応すべきなんでしょうか?

 私は調度その時間、品川駅にいてプラットホームの椅子に座っていました。何か揺れる、という感じで地震は想定せず、品川駅は新幹線がやたら止まる駅、だからこうした不自然なゆれもあるのか、と。

 午後に、ごみゼロ市民ネットワーク主催の勉強会に参加して、地震の新たな新情報を共有できました。すごい地震であると。それにしても四川省の地震への対応がまさに自国に戻ってきた感があります。何をすべきなのか。

 

気になる沼津市議会

2008年06月13日 | ニュース・関心事
 15:36頃に沼津市議会の江本議員から連絡あるものの会議中で出ることができず。一体、どんな顛末に至っているのか。あの議場の緊張感のなかで立ち回りをやる議員の圧迫感。明日のマスコミ報道に期待。

 国会はまたもや延長。先行き不透明な政治の世界です。

参議院の問責決議に衆議院の信任決議、こんな時代の沼津市議会の異常な議会運営

2008年06月12日 | ニュース・関心事
 3月議会でも紹介させてもらいましたが、6月議会でまたまた異変の沼津市議会。エー!議員が市長の政治姿勢について一般質問で質問することが許されない、なんだそうです。参議院の問責決議に衆議院の信任決議の時代故の異常事態!

 沼津市議会議員の山下冨美子さんからの訴えです。

 「13日の一般質問で、同じ会派の議員(虹と緑のメンバーでもある)が、通告に従って「3月議会で江本議員の一般質問の批判的な発言に対して容認できないとした市長の本会議での発言の真意について」について問いただしたい、という質問項目にたいして、今その質問自体の削除を求められています。今日10時からその件で議運が開かれ、また3時から会派の当人と代表と議運の委員が議長に呼び出されています」.

 こんなことがまかり通る沼津市議会だからこそ、JR高架化住民投票案を否決してしまうんだというような真っ暗闇の沼津市議会です。江本議員がこの質問に入ろうとするや「質問ストップ」を議長が宣言?

 さて、明日は、沼津市議会で何が起こるのか、大きな注目です。



憲政史上初の参議院・首相問責決議案可決!

2008年06月11日 | ニュース・関心事
 憲政史上初の首相問責決議案が参議院で可決。236人の投票総数、131対105。「最大の犠牲者は私」と首相のコメント。しかし、首相も与党も一切問責決議案無視の姿勢で、明日は衆議院で首相信任決議が提案されます。

 国会の外では後期高齢者医療制度廃止を求めて全国から大勢の怒れる人々が議事堂を包囲する形で国会請願。廃止法案を提案した野党国会議員と共に川田龍平参議院議員も請願書の受け取りに立ちました。

 それにしても怒りの声、奥深い広がりが徐々に進みつつある日本の世論ですが、圧倒されるのは韓国のアメリカBSE牛肉の輸入に反対してソウルに結集した10万人、地方で7万人(警察発表、主催者発表では100万人)の人々の怒り。

 日本の政治が成熟していることの表れでもありますが、そのパワーの不足をどう考えたらいいか、今日の国会包囲の渦の中で動き回る人々の一人ひとりの顔を拝見しながら、自らの活力の不足を反省しながら考えました。

 もっと、私たちも怒ってていいはず!とにかく体を動かして叫ぼう、叫びたい、この日本、このままでいいのか。若者よ、一緒に立ち上がろうよ!そして、あのパワーの韓国には、ひとっ飛び、行ってみたくなります。