まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

まつや清と宮沢けいすけの二人がめざすもの

2008年12月17日 | ニュース・関心事
09年3月の政令市議会議員選挙に挑戦する「虹と緑・しずおか」のまつや清と宮澤けいすけの目指すものは何か。11月29日の「きよしとこの夜、リターンズ2008」での「虹と緑しずおか」宣言に提示されてます。

一つは議員スタイルです。納税者の代弁者にふさわしい政治姿勢、それは議員特権をあくまでも排するという政治的スタンスです。それは報酬の使途の公開と報酬の一部が生活給という考え方です。

二つ目は、環境都市・静岡を目指すという政策スタンスです。地球温暖化対策とエネルギー・食政策にそれは明確に表れます。来週から二人の街頭演説をはじめるつもりです。どんないでたちになるのか。

そして、三つ目がいうまでもなく政治変革のスタイルは市民との共同によって成し遂げられるという当たり前のスタンスです。市民活動から出発したまつや清の経験と宮沢けいすけという若い世代の連携です。

さてどんな政治的展開になるのか、大いに未知数であり、期待大です。乞うご期待!

国政もchange!地方政治もchange!

2008年12月16日 | ニュース・関心事
無茶苦茶な政治がまかり通っています。政治に関わる人間が自らの選挙利害に絡め取られ、財政規律を失って「ばらまき」やれば当選できるに違いないと勘違いし、歯車がおかしな方向に向かい始めています。

こういう時にこそ、何が本当なのか!今日も地域の小さな会合がありました。そこで参加者の一人が、首切りのあらし!大変だけど、この時代が自分らに何を問うているのか、考える意味でいいことなんだ、と。

いったい何を信じて生きてい行けばいいのか。苦しくても信頼できる友がいれば、目の前の嵐に立ち向かうことが出来る!私自身が、国会議員秘書を辞職して立ち向かおうとしたその大きな目標。

そのことを信じて走り続けることが今の私に課せられた最大の課題。
国政もchange!地方政治もchange!
we can change!と。

居酒屋チェーン店白木屋を支えたバングラディッシュ人たち

2008年12月15日 | ニュース・関心事
今日は、小川央弁護士が代表を務めるアジアを考える静岡フォーラムの定例講演会。テーマは「もう始まっている他民族多文化共生社会」で、前回の「定住外国人に地方参政権を」と同じくらいに刺激的でした。

参加者は20名弱でしたが、司法修習生や大学生など新しいメンバー参加も含め、これからのアジアを考える静岡フォーラムの今後を示してくれたと言う点で今年度の最後の活動にふさわしい会となりました。

講演をしてくれた全統一労組の書記長、自らはオルグが仕事という鳥井一平さん。1993年に外国人春闘を日本ではじめて呼びかけた労働組合で、現在40カ国2600名の移住労働者を組織するまで成長しています。

1990年代の居酒屋チェーン店、白木屋を支えたのは、オーバステイのバングラディッシュ人であった、その彼らを労働組合に組織し35億円の残業未払い賃金を支払わせたと言うから、驚きです。

こうしたオーバーステイ労働者は、不法滞在者と呼ばれたが経営者とは対等な関係だったから、経営者と喧嘩して仕事をやめることも可能であった、その点で明るかった、と。

ところが、このオーバーステイ労働者が国外に退去されていく過程で導入されたのが「外国人研修・技能研修制度」で、その制度で日本に働く外国人労働者数は結局のところ、変わらないとのことでした。

それどころか、この制度、研修とは名ばかり、研修にかこつけて時給300円と言うケースも。このバックに財団法人国際研修協力機構があり、送り出し国での補償金問題で、喧嘩できない、という陰湿構造も。

しかも、彼らが働く職場は50人以下の中小であり、農業現場、となると事態は複雑。これらの雇主は「気のいい人たち」、しかし、彼らが「悪人そのもの変質構造」がこの制度に隠されていると。

こうした、いわば日本の経済成長を働く現場から見る視点は久しぶりで感動。鳥井さんとは、2001年9・11でアフガニスタン報復戦争にただ一人反対したバーバラ・リー下院議員招致運動で共に活動した仲間です。

もっと大勢の方々と聞ける会となればよかったのに、と反省でした。選挙準備とは違った市民活動の1日で、ちょっとあせりもありました。このバランスで元気が出ているんですね。

地球上で一番危険な想定震源域上の浜岡原発1,2号炉廃炉へ

2008年12月14日 | ニュース・関心事
静岡新聞の「浜岡原発1,2号炉の廃炉と6号炉新設」のスクープに仰天したのは私だけではないはずです。しかし、同時に中越沖地震の柏崎刈羽原発の全面ストップの現実がもたらした影響力の大きさを痛感します。

原発推進の時代は中部電力の戦略転換により自然エネルギー路線に大きく加速するはずですです。いうまでもなく、この事態をもたらしたのは、「1,2号炉の廃炉と3,4号の停止」を求めた市民の訴訟運動です。

今日の地元の後援会発足準備会でも、この問題が参加者から質問と言う形で取り上げられました。同時に静岡空港問題についても同様でした。政令市議会議員選挙に挑戦する私への問いかけと言う意味で需要です。

私が市議会議員、県議会議員、国会議員政策秘書の経験が全て問われる政令市議会議員議員選挙何だと言うことを実感しました。今回の選挙の政治争点は、私自身の存在が争点であると。

当然にも、市議会選挙が直接的でも「定額給付金」という国政テーマもまた政治争点です。それが、まさに国会経験したことで、取り上げ方も今までの私とは全く違います。新しい挑戦という意味で私は新人です。

新人、頑張ります。写真は、静岡新聞賀手元になく毎日新聞夕刊です。

城北学区連合町内会企画ウオーキングに参加

2008年12月13日 | ニュース・関心事
10:00出発の城北学区連合町内会体育委員会企画のウオーキングに参加しました。50人くらいのメンバーでしょうか、城北小学校プールから里山を歩き、最終地点が麻機遊水池内公園で14:00到着のコースでした。

歩きながら何人かの方々との話しがはずみました。特に、城北学区が市街化空域のはずれと調整区域の中間地帯であることの特殊性や麻機遊水池は市街地の半分の水が集まってくる低位地帯の水害対策事業の話。

第4工区は段々に完成していますが、第2工区は20年先とか40年先の公共事業、だったらこれまでの遊水地を深堀りして、田んぼを他に活用してはどうか、という意見があるとのことでした。複雑そうな話です。

一方、第2工区の農家の方からの畑を耕していると亀の卵が出てきて家に持ち帰ったという話は、海亀の卵の保護の話はよく聞いていましたが、沼地からの亀の話は、聞いたことがなかったのでとても刺激的でした。

いずれにしても、いろんな企画にどんどん出て行かなくては、を痛感したウオーキングでした。今日は、これから3つの会合があります。

県監査委員、静岡空港開港延期で異例の監査

2008年12月11日 | ニュース・関心事
驚くような展開です。県監査委員が空港の開港延期に監査を実施すると。静岡新聞夕刊によると「事態の公表時期を含め、一連の事務事業が法に則り、効率的、経済的、効果的に行われてきたか」が理由との事。

この理屈で行くと、開港後に赤字が連続した場合、「法に則り、効率的、経済的、効果的に行われてきたか」と建設自体を問い返す作業が監査事務として行われる可能性も示唆するものであるのか。

この監査の政治的意図が、地権者の大井さんが当時の収用委員会の指揮権に今日の大失態が予測されていたとして謝罪を求めたことへの対抗措置であるのか、即座には判断しがたいものがあります。

今日の新潟県人会の役員会の議事終了後の話題がこの開港延期問題となり大いに盛り上がりました。私含め5人の口角泡をとばすでしたが、大井さんの対応に2対2と賛否が分かれました。

大井さんの対応が1億1000万円の余分の支出を生み出しているのか、知事の失敗がかで意見対立です。世論はこの問題で伯仲状況にあることを実感しました。今後どのような展開になるのか、緊張の連続。

静岡市政はこの静岡空港問題の大失態に何を学ぶべきか。この問題は、知事だけでなく議会の監視機能の脆弱さの裏返し。市議会に挑戦することを決断した今、自分自身でその経験をどう活かすことができるか。


静岡市の情報公開レベルは政令市中で一番ってホント?

2008年12月11日 | ニュース・関心事
静岡市の情報公開は政令市でNO1というオンブズマンの評価があります。しかし、これは本当に実態を表しているのでしょうか。私は、大いに疑問を感じています。

まず第1に、情報公開公開コーナーを1階にあったものを8階にまで移動し、極めて狭い片隅に追いやりました。とにかく、情報提供と言う基本的な姿勢が弱すぎます。一例は、市長の記者会見録です。

静岡県はまがりなりにも、記者会見発言、記者の質問がきちんとホームページにアップされています。しかも、市は記者会見資料や市政記者会見で提供される資料が乱雑整理で、読む側を配慮していません。

第2に、職員自身の公開姿勢が極めて消極的だということです。先日、駅前再開発ビルに建設される美術館、税金の無駄遣いと批判を受けています。この工事費は全体でどれくらいか、担当部署に質問しました。

その時の答えが「現在、設計中で具体的契約額等は再開発ビル側と交渉中で決まっていない」「設計中ということは全体の工事費は設定されていなければおかしいが」「しばらくお待ちください」。

と電話切られ、30分後くらいに電話あり。「議会資料等みても金額については議論されていないのでお答えできません」。あきれました。先日の行革審で総合計画第2期事業のパンフがありました。

その美術館のところをみると、工事費約28億円とかかれています。この数字を答えないと言うのですから、ちょっと驚きです。市政から離れて10年ですが、情報公開レベルは後退しています。

こんな行革推進で大丈夫なのか

2008年12月10日 | ニュース・関心事
行革審と言えば浜松市であり、スズキの鈴木修さんです。静岡市の行革審は静鉄社長の酒井公夫さん。傍聴に行きましたが、今日は中間報告のまとめの会合で、17日に小嶋市長に答申を提出するそうです。

そして、2月に市民のパブリックコメントを求めて3月に最終答申をするとのことです。それにしても、このレベルの行革審でいいのか!というのがこの間の何回か傍聴しての結論です。どうしてもっと議論にならないのでしょう。

今日も、日経新聞の全国の自治体の財政評価報道をめぐって、当局は担当部署の財政が予算編成でてんやわんやで出席できないとの説明。そして、その後については分権推進課が引き受けると。

その説明に随分と「虚」の部分があるなと言うことを直感。日経新聞、単純にプライマリバランスを計算するとこの中身であるが、経常収支比率、公債比率、扶助費比率、どれをとても問題ない、と。



麻生政権の支持急落

2008年12月09日 | ニュース・関心事
100年に1度の世界金融危機に、政局より政策、経済対策を優先すると言ってきた麻生首相、臨時国会で第2次補正予算提出を見送ったことへの民主党小沢首相からの逆襲で一挙に世論の支持離れに見舞われています。

失言と漢字の読み違いという資質そのものを疑われるような振る舞いに、さすがに世論も見放したと見るべきでしょう。首相にふさわしい人物に初めて小沢代表が麻生首相を抜いたと言う世論調査結果です。

もう、麻生首相の下での総選挙はなくなり、年明けから政界再編成が始まってもおかしくないとの予測です。本来なら民主党に全面的な支持が広がってもおかしくないのですがマスコミはそうは分析していません。

大変な時代が始まっていますが、地方政治に関わるものがこの危機にどう立ち向かうのか。3月政令市議会議員選挙を直前にして、何度もこの場で意見を述べさせてもらっていますが、何を政治争点にすべきか。