まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

静岡県知事選挙の風を、東京都杉並区・福士よしこ候補の当選へ!

2009年07月08日 | ニュース・関心事
市民自治と環境をベースに静岡の政治を変えよう!「虹と緑」しずおか、県知事選挙をめぐっては、まだ設立に至っておらず共同行動を呼びかけるというより、様々な意見分岐を抱えて各メンバーそれぞれの全力投球。

石川県政是か非かをめぐる闘いは、民主党系川勝候補擁立で衆議員選挙の前哨戦となり、大いなる戦略議論となるはずが、石川継承か否か、か、自公政権転換の前哨戦か、の路線対立であるかのように表面化。

一挙に県政大転換か、一度は民主党政権を潜り抜けて県政転換か、が「一本化」問題の背景にあります。三度の県知事選挙の中軸にいた私の総括の一つは四度目は民主党抜きに、石川県政は打倒できない、論。

今回は、そのチャンスであったのであり、虹と緑しずおかが「右でも左でもなくもう一歩前へ」というドイツ緑の党の先達に学んでの政党的立場を作り上げていくきっかけにすべきと考えています。

都議選はいわば、日本の政治の縮図。東京都の独自の課題と衆議員選挙の前哨戦という二つの側面を抱え持っています。今回の静岡県知事選挙に似ています。というわけで、杉並区で緑の党を目指す「みどりの未来」推薦の福士よしこ都議会議員候補に静岡県知事選挙の風を、です。

静岡県知事選挙、マスコミ側からの総括始まる

2009年07月08日 | ニュース・関心事
今日は新知事当選授与式が行われ、川勝新知事は「県政という道場を預かり、全ての人が力を発揮してこの道場を盛り上げ、日本一の道場になるよう全身全霊を尽くす覚悟を新たにした」と語りました。

マスコミ各誌の総括は、過去3回の知事選挙での争点であった静岡空港は6月4日の開港によって争点性を失い、そこに国政選挙での「政権交代」という争点が付与され、県民の判断はそこに集中した、が基本です。

旧静岡市=静岡1区の各候補者の得票数、川勝76000、海野73000、坂本64000、平野8500はどのように評価すべきでしょうか。

今日は、静岡市議会最終日で、宮沢・まつやは討論で演壇に立ちました。今日までの市議会議員選挙と6月定例会、県知事選挙、無茶苦茶な8ヶ月でした。少し、ゆっくりしたいと思います。

川勝知事誕生、副知事人事に注目!

2009年07月07日 | ニュース・関心事
休会中の県議会、再開時に川勝知事所信表明が行われますが、どんな所信を述べるのか、大いに注目です。民主党推薦での当選ですが、意外に360度外交を展開し始めているようにみえるマスコミ対応です。

問題は、副知事など人事問題、自民党多数の県議会との関係をどうするか、すぐさま、難題です。しばらくは、県政から目が離せません。

明日は、市議会最終日、美術館などハコモノ行政への討論を宮沢議員、ワクチン意見書問題でまつやが討論です。10:00からです。傍聴にお出かけください。

静岡県知事選挙、川勝平太氏、当選!

2009年07月06日 | ニュース・関心事
当選直後の川勝平太知事の発言は意表をついていました。普通は、当選した候補者は、勿論感謝を述べながら自らの政策を語るものですが、しかも接戦なのに、違っていました。和をもって尊し、の精神でした。

闘った3人の候補の一人ひとりの名前を挙げるだけでなく政策も紹介して、戦い終われば、ノーサイド、と380万県民を代表して、静岡県を理想郷に変えていくと力強い決意表明でした。

自民党の候補者だけは当選させたくない、衆議員選挙前哨戦としての静岡県民の心意気からの川勝候補を応援する人たちの気持ちが勝りました。海野さんも静岡市では存在感を示しました。

さて、明日は市議会運営委員会。県知事選挙の大きな勝利が大きく影響していくだろうということを実感します。緑の党を目指す虹と緑しずおか、「右でもなく左でもなく、前へ」というスタンスで頑張ります。

投票率61% 開票率99% 川勝氏724545 坂本氏707724 海野氏332201
平野氏 65307

都議選告示、自民対民主対決報道強まる中、県知事選挙に有権者は真剣に考えています!

2009年07月03日 | ニュース・関心事
今日の夕刊は、都議選告示がトップニュースで、麻生・鳩山両氏のアップ写真つきの解説記事です。注目は、生活者ネット・ローカルパーティが全国政党と並んで第一声を紹介されていることです。

「虹と緑しずおか」もまさにこのイメージです。こうした中、県知事選挙で、色んな方々と意見交換する場が増えています。皆さん、本当に悩んでいます。そして誰に投票すべきかで大論争が巻き起こっています。

自民党推薦の候補者だけには知事になってほしくない、では誰に?民主党・連合の石川県政支持経過を考えると、素直に民主党推薦候補になれない、誰が一番当選ラインかといえば、・・・。大いなる悩みです。

残された1日、有権者の真剣な悩み、真剣な意見交換、真剣な情報収集、これが県知事が誰になるのがふさわしいのか、を決定づけます。私自身、残された時間を県政改革に繋がる活動に集中したいと思います。

さて、市議会最終日が7月7日の七夕の日。30の議案が提出され、会派「虹と緑」は、25の議案に賛成し、5つの議案に反対します。反対討論は、新人の宮沢圭輔議員が一生懸命に討論原稿に向き合っています。

私は、厚生委員会への細菌性髄膜炎ワクチンの定期接種化を求める意見書採択陳情に「安全性問題で時期尚早」の立場から提案者になりませんでした。その立場で討論しなくてはなりません。あと、ひと踏ん張り!

東国原宮崎県知事入閣せず、報道の中、何が変わったのか静岡市議会10年

2009年07月02日 | ニュース・関心事
市議会議員の議席をいただいて早3ヶ月、本会議総括質問、厚生委員会での質疑の機会を得ています。しかし、議会のチェック機能の実情と古い議会文化に落胆しています。これは、宮沢議員も同様です。

いわゆる市民派議員は二つの課題をもっていました。一つは、古い議会体質からの脱却派、市民の声を代弁という意味でも保守も革新変わらないわけですが、調べる、審議する、議会文化の改革派、の側面です。す。

二つ目は、イデオロギーの部分、特に成長主義から環境主義、中央集権主義から分権主義など政党的な対立軸です。これらがダブって市民派と呼んでいますが、前者は、ある意味、前進してきたと思っていました。

ところが、現実には、二つの常任委員会で「議案に関わらないものは、質問すべきではない」「事前に聞けるものはこうした場では質問しないように」と、と、まつや・宮沢議員の質問を封殺しようとしてきます。

66億円の追加景気対策予算含め80億円近い税金の使い道について、審議があまりに少なすぎます。何のための議員、議会なんでしょうか。政令市どころではありません。これは、大きな問題です。

10年前に、改革したつもりでしたが、逆戻りというか、何も変わっていなかった、という実感。議案に関わるもの、という議会自身のチェック機能を自ら放棄するなどというのは、議会の自殺行為です。

少なくとも、県議会では、常任委員会質疑は「所管に関わるもの」ということで、範囲は限定されていません。質的に言えば、残念ながら、県議会の方々の方が政党の違いは関係なく、活発な議論です。

国会では、常任委員会の枠組みを超えて、他常任委員会の副大臣まで呼んで答弁させることが出来ます。宮沢議員の新鮮な驚きや、怒り、私も20年前に感じましたが、ここから出発するしかありません。