稲葉修 「鮎釣り海釣り」読了
著者は国会議員である。ロッキード事件の時の法務大臣をしていたそうだ。大相撲の横綱審議委員会の委員もしていたそうだ。
二羽黒問題でいろいろ文句を言っていたのを思い出した。
この本の内容の大部分は昭和52年から53年に書かれているようだが、これだけ多忙な人がよくこれだけいろいろなところに魚を釣りにいけるものだ。
やはり、できる人は何でもできるのだろう。時間は作り出そうと思えばいくらでも作り出せるもののようだ。
政治家の書くエッセイらしく、最後の章では、「政治の根本義は“食を是し、兵を是し、民これを信ず”」という孔子の言葉を紹介し、その腐敗ぶり、頼りなさを嘆いている。日本の政治はこの頃からあまり変わっていないらしい。
ロッキード事件当時の総理大臣の三木武夫は「全関西磯釣連盟」という「全日本釣り団体協議会」の前進の団体の会長をしていたそうだ。その、「全日本釣り団体協議会」の初代会長は明石海峡大橋を作った原健三郎で、渦中の小沢一郎も趣味が釣りらしいから、政治家にも釣りが好きな人がたくさんいたようだ。
まあ、それがどうした?というところだが・・。
昭和52年というと僕は中学生のころで、磯釣りを覚え、紀州釣りを教えてもらったのもこの頃だ。その後は長い長い受験生活を続けたのだが、やっぱり長い月日が経ってしまった。この本もところどころが黄ばんでいるのも無理がない。
しかし、僕は政治家でもよくできた人物でもないのでほとんど当時と何も変わっていないのだ。 残念。
著者は国会議員である。ロッキード事件の時の法務大臣をしていたそうだ。大相撲の横綱審議委員会の委員もしていたそうだ。
二羽黒問題でいろいろ文句を言っていたのを思い出した。
この本の内容の大部分は昭和52年から53年に書かれているようだが、これだけ多忙な人がよくこれだけいろいろなところに魚を釣りにいけるものだ。
やはり、できる人は何でもできるのだろう。時間は作り出そうと思えばいくらでも作り出せるもののようだ。
政治家の書くエッセイらしく、最後の章では、「政治の根本義は“食を是し、兵を是し、民これを信ず”」という孔子の言葉を紹介し、その腐敗ぶり、頼りなさを嘆いている。日本の政治はこの頃からあまり変わっていないらしい。
ロッキード事件当時の総理大臣の三木武夫は「全関西磯釣連盟」という「全日本釣り団体協議会」の前進の団体の会長をしていたそうだ。その、「全日本釣り団体協議会」の初代会長は明石海峡大橋を作った原健三郎で、渦中の小沢一郎も趣味が釣りらしいから、政治家にも釣りが好きな人がたくさんいたようだ。
まあ、それがどうした?というところだが・・。
昭和52年というと僕は中学生のころで、磯釣りを覚え、紀州釣りを教えてもらったのもこの頃だ。その後は長い長い受験生活を続けたのだが、やっぱり長い月日が経ってしまった。この本もところどころが黄ばんでいるのも無理がない。
しかし、僕は政治家でもよくできた人物でもないのでほとんど当時と何も変わっていないのだ。 残念。