石川次郎 「男たちの食宴」読了
この本はBS朝日で放送されていた同タイトルのテレビ番組を本にまとめたものだが著者の石川次郎というひととは一体何者だろう。雑誌の「POPEYE」や「BRUTUS」の編集をしていた人だそうだが、その交友関係がすごい。毎週一人の男性著名人を招いて一流のシェフが料理を作ってもてなすという指向で、そこでこのひとの交友関係が物を言うことになる。ゲストが歩んできた人生や好みに合わせて料理をプロデュースするのが著者なのである。
最初に出てくるのが椎名誠、その次が師の写真もよく撮っていたという立木義浩、そのほか、1980年代から1990年代の前半くらいに活躍した人たちが続々と登場する。そのほとんどの人たちと著者はそうとう親密な友人関係なのである。
出演者の年齢は今の年齢で60代の後半から70代前半(15年前の出版なのですでに死んでいる人もいる)というところだが、この時代の仕事にも私生活にもこだわりを持った人たちというのは僕から見ると桁違いの生き方をしているように思う。まあ、日本もバブルにまっしぐらのイケイケの時代であったというところもあるのだろうがどこへでも行く、どこまでも行く、そして上限を決めずにどこまでも高みを目指す精神力は時代がどうであれこの人たちはそこで最大のこだわりを発揮して生きてける人たちに違いない。
再び半径10キロでしか生きることができないわが身と比べながらたじたじとなってしまうのである。
これは自分でも作れるのではないかと思うレシピをひとつ。
ひとつめは沢野ひとしの回のマグロステーキに使われたタレ。
濃口しょう油 120ml、たまりしょう油 120ml、日本酒 120ml、りんごジュース(100%果汁) 120ml、ごま油 大さじ2、一味唐辛子 小さじ1、浅ネギ(小口切り)大さじ3、砂糖 大さじ1、はちみつ 120ml、ゴマ 適宜、サンチュ、大根おろし、レモン
これをマグロは無理なのでアジやサバに漬け込んで軽く炙ってみるというのはどうだろう。
この本はBS朝日で放送されていた同タイトルのテレビ番組を本にまとめたものだが著者の石川次郎というひととは一体何者だろう。雑誌の「POPEYE」や「BRUTUS」の編集をしていた人だそうだが、その交友関係がすごい。毎週一人の男性著名人を招いて一流のシェフが料理を作ってもてなすという指向で、そこでこのひとの交友関係が物を言うことになる。ゲストが歩んできた人生や好みに合わせて料理をプロデュースするのが著者なのである。
最初に出てくるのが椎名誠、その次が師の写真もよく撮っていたという立木義浩、そのほか、1980年代から1990年代の前半くらいに活躍した人たちが続々と登場する。そのほとんどの人たちと著者はそうとう親密な友人関係なのである。
出演者の年齢は今の年齢で60代の後半から70代前半(15年前の出版なのですでに死んでいる人もいる)というところだが、この時代の仕事にも私生活にもこだわりを持った人たちというのは僕から見ると桁違いの生き方をしているように思う。まあ、日本もバブルにまっしぐらのイケイケの時代であったというところもあるのだろうがどこへでも行く、どこまでも行く、そして上限を決めずにどこまでも高みを目指す精神力は時代がどうであれこの人たちはそこで最大のこだわりを発揮して生きてける人たちに違いない。
再び半径10キロでしか生きることができないわが身と比べながらたじたじとなってしまうのである。
これは自分でも作れるのではないかと思うレシピをひとつ。
ひとつめは沢野ひとしの回のマグロステーキに使われたタレ。
濃口しょう油 120ml、たまりしょう油 120ml、日本酒 120ml、りんごジュース(100%果汁) 120ml、ごま油 大さじ2、一味唐辛子 小さじ1、浅ネギ(小口切り)大さじ3、砂糖 大さじ1、はちみつ 120ml、ゴマ 適宜、サンチュ、大根おろし、レモン
これをマグロは無理なのでアジやサバに漬け込んで軽く炙ってみるというのはどうだろう。