イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

紀ノ川の河口~住金沖~水軒沖釣行

2024年10月27日 | 2024釣り

場所:紀ノ川の河口~住金沖~水軒沖
条件:長潮2:46満潮 9:03干潮
釣果:タチウオ7匹 サゴシ1匹

小船の塗装は終ったけれども、先月の末以来まともに動かしていないので性能維持も兼ねて、また、ひょっとして例の魚は今日こそ釣れるのではないかというスケベ心を秘めて出港することにした。

まずはタチウオ狙いだ。昨日のストックもあるが、この魚はどれだけあってもよい。
昨日に引き続きアタリはものすごい。いや、昨日よりもアタリは多い感じだ。仕掛けを降ろしきる前からアタリが続く。何回もそんなことが続き、すでに5、6匹釣り上げることができた。
その後もアタリは続くが昨日よりも型は小さい。半分以上放流して7匹だけ確保。
今日はじっくり攻めてみたいと思う日に限ってアタリが途絶えてしまう。ここを見切って住金沖へ移動。ちょうどその頃、Nさんたちもやってきた。



彼らも例の魚を狙うべく少し早めに出港してきたようだ。しばらく並行して仕掛けを流すが向こうもアタリがないようだ。Nさんたちはさらに沖を目指して行くようだが僕の船では危険なので防波堤の先端で折り返す。しかい、やはりアタリはなく、Nさんたちもあきらめてフカセ釣りに向かったようだ。
僕も仕掛けを流したまま帰ることにした。サゴシは釣れるかもしれないと思い新々波止経由で帰ったのだが、これがよかった。小さいけれどもサゴシを1匹追加することができた。
今日は衆議院の総選挙の投票日なのでそのまま引き返すこともなく一文字の切れ目を通って帰投。



衆議院の選挙結果は連立与党でも過半数割れという結果だった。株の世界では総選挙の前は必ず株が上がるというアノマリー(現代ポートフォリオ理論や相場に関する理論の枠組みでは説明することができないものの、経験的に観測できるマーケットの規則性のこと。)があるそうだ。過去は17回もその法則は当たっていたらしい。僕もそのアノマリーに賭けてみたのだが、まったく裏目に出た。告示から後、日経平均はどんどん下がってしまい大損をしてしまった。どれだけ石破さんは信用されていないのだろう・・。
それでも与党では過半数は取れるだろうと考えてなんとか挽回すべく、週末にも追加で買ったのだがこれでは損の上積みになってしまう・・。それまで少し利益を出すことができていたので調子に乗りすぎてしまった報いとなってしまった。

さらに悪い知らせは重なってくる。夕方、NさんからLINEで海保の係官からこの場所は関係者以外立ち入り禁止だと警告を受けたというのである。確かに防波堤の上にはそんな表示があるが、それは形式的なものにすぎないと思っていた。もう、あそこには行けそうにないとのことであった。
僕のフカセ釣りの楽しみも1年足らずで終わってしまった。
軽油の免税もなくなり、釣ってはならない魚、釣ってはいけない場所、使ってはいけない仕掛け、まったく何の意味も意義もない理由で庶民の小さな楽しみを奪うというのはどうしてだろう。行政にとってのささやかな楽しみというのは庶民の小さな自由を奪うことなのかもしれない。
こういうことを是正してくれる政党へなら尻尾を振って投票するのだが・・。

選挙結果はその時点ではまったく右も左もわからなかったのだが、空の景色だけは選挙結果にかかわらず美しかった。まるで新海誠のアニメの1シーンのようである。
何もかもが僕の心を暗くするのだが、自然界だけは僕の心を明るくしてくれる・・。


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