ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

しばらくのお暇を

2015年11月16日 | ひとりごと
昨日の発表会、今回もし無事に終わったら、それは奇跡といえると本気で思っていたほどのカオスだったのですが、

無事に終わりました…奇跡が起こりました。

そんならもうちょっと早く、あんなふうに弾いておくれよ…と独りごちる教師のわたし…。

でもまあ、文句を言うなんて贅沢です。
すばらしいリサイタルでした。
みんな、よく頑張ったね!
お互い、自分の家族に感謝しようね!

自分への褒美に、夫と一緒にお気に入りのレストランへ。
生まれて初めて『エイ』のお料理をいただきました♪(店内が薄暗くてボケてますが)



そして早めにベッドの中に入ったのはよかったのですが、夜中になんだか不快で起きたら、汗びっしょりの上に喉と鼻の奥が痛い…。
わわわっ!熱と風邪の症状がいっぺんにきておりました…。
いくら疲れたからといっても、こんなわかりやすいのって…。

ということで、お昼前の11時に予約してあった、セッション最後の整骨治療をキャンセルして、新しく習いに来てくれた双子の生徒ちゃんたちだけを教え、
あとはひたすら漢方を飲み、白湯を飲み、夫に鍼を打ってもらい、マスクをしながらパッキングに専念したのですが、
今日の今日まで全くな~んにも準備をしていなかったのに加え、頭がボケボケのクラクラなので、なかなかに時間がかかってしまいました。
さらに、飛行機で旅をする前は、どうしても家の中をちゃんと整えておきたいので、掃除や水やりなどもしていると、あっという間に夜になり、
でももう大丈夫。寝ます。
明日は5時起きです。

明日から12月1日まで、日本にいます。
金曜日は、希望のエリアに声を上げに行きます。
横浜の友だちに会いに行ったり、へバーデン結節の治療を受けに行ったりもします。
希望のエリアのおとうさん、二郎さんにも治療をしていただくことになっています。
そしてそのあとは三重に移動して、ひたすら母と弟と一緒に過ごそうと思っています。

しばらく記事は書けませんが、よかったらカテゴリー別に検索して、お好きなものを読んでいただけたらと思います。
では、行ってきまーす!
コメント (6)
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権力の暴走を批判し事実を伝えようとしたテレビ番組を、違法な報道と全面広告で批判する読売新聞の異常さ!

2015年11月16日 | 日本とわたし
読売新聞に、本末転倒な全面広告が載せられました。
そのことについてお伝えしたいと思いましたが、いかんせん、時間がありません。
東芝弘明氏のブログ『東芝弘明の日々雑感』の記事をここに転載させていただきます。

↓以下、転載はじめ



違法な報道?、全面広告にびっくり
http://katuragi-jcpgiin.net/Blog01/archives/12002

読売新聞に全面広告が掲載された。
驚くべきことに、「News23」の岸井成格氏を、名指しで批判する全面広告だった。
「私たちは、違法な報道を見逃しません」というタイトルで書かれた全面広告は、放送法第4条を盾に、
岸井氏の「メディアとしても(安保法案の)廃棄に向けて声をずっと上げ続けるべきだ」を、「放送法第4条の規定に対する重大な違反行為」だと書いている

理由は3点(以下抜粋)
1点目
「メインキャスター、司会者が、一方的な意見を、断定的に視聴者に押しつけることは、放送法第4条に規定された番組編集準則に明らかに抵触します」
2点目
「『メディアとしても、(安保法案の)廃棄に向けて、声をずっと上げ続けるべきだ』は、放送事業者全般に対して、放送法への違反行為を積極的に促す発言と受けとめざるを得ない点で悪質です」
3点目
「当日の番組では、法案に賛成する第3者の意見が、紹介される場面は皆無でした。
それどころか「News23」は、法案成立までの一週間、法案反対側の報道のみに終始しています(※1参照〔──記事の左下のグラフ〕)。
下図を見れば明らかなように、余りにも一方的な時間配分です」



この全面広告の呼びかけ人は、
すぎやまこういち/代表(作曲家)、
渡部昇一(上智大学名誉教授)、
渡辺利夫(拓殖大学総長)、
鍵山秀三郎(株式会社イエローハット創業者)、
ケント・ギルバート(カリフォルニア州弁護士・タレント)、
上念司(経済評論家)、
小川榮太(文藝評論家)
となっており、
広告は、寄附によって行ったものだと書いている。

しかし、この全面広告は、「News23」の報道姿勢を全面的に検証したものではなく、岸井氏の9月16日の発言を切り取って、批判したものだ。
このような批判の仕方には、ものすごく違和感がある
ときどき「News23」を見ていたものとして、この批判の仕方はいただけないと感じる。
番組は、反対運動の高まりの中で、長きにわたって、法案の審議の内容を伝えていた。
安全保障関連法案に対する批判がどこにあり、政府の説明のどこに問題があるのかという点で、検証しながら番組を編成していたというのが、実際の姿ではないだろうか。

安全保障関連法案は、憲法違反かどうかが鋭く問われ、憲法学者へのアンケートも行われた。
圧倒的多数の憲法学者が、違憲だという見解を明らかにし、最終的には、元最高裁長官や元判事の3人の方が、違憲だという見解を示した
「News23」は、こういう内容を伝えながら、同時にこれに対する政府の説明も行い、その上で岸井氏が見解を述べる、ということを行っていた
「司会者が一方的な意見を断定的に視聴者に押しつける」というようなものではなかったのではないだろうか。


放送法第4条だけを抜き出して、法律違反だと論じているのにも無理がある

放送法第1条の目的は、
「第1条 この法律は、次に掲げる原則に従つて、放送を公共の福祉に適合するように規律し、その健全な発達を図ることを目的とする。
一 放送が国民に最大限に普及されて、その効用をもたらすことを保障すること。
二 放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の自由を確保すること。
三 放送に携わる者の職責を明らかにすることによつて、放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること」
と規定している。
この目的は、日本国憲法の精神を具体化するものとして、読むべきものだと思われる。
国民主権が根底にあって、国民への普及があり、表現の自由、国民の知る権利の保障、民主主義の発展に資することが明らかにされているのではないだろうか。

第3条は(放送番組編成の自由)を規定している。
「第3条 放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない」

これを踏まえて、
放送法第4条(国内放送等の放送番組の編集等)
「第4条 放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一 公安及び善良な風俗を害しないこと。
二 政治的に公平であること。
三 報道は事実をまげないですること。
四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」がある。


不偏不党や真実、及び自律の保障によって、表現の自由を守ること、
放送番組編制の自由の上で、放送法第4条があることを考えると、放送法第4条だけを切り離して論じることは、
論点をせばめ、意図的な結論を見いだすような感じを受ける


このような意見広告を出して、放送のあり方に問題があるようにいい、政府の見解に批判的な報道や番組は、あたかも片寄っているかのようにいうのは、恐ろしい。
日本国憲法は、現代憲法なので、権力の監視と権力の手を縛るものになっており、その一方で、国民の権利を保障している。
憲法を無視して、安全保障法案を数の力で押し通そうとしていたときに、権力の暴走を批判し、国民主権の側に立って事実を伝えようとしたテレビ番組は、
日本国憲法と放送法の精神に基づいて、番組を編成していたのではないか。
偏向どころか、放送の王道を貫いていたのではないだろうか。
コメント (4)
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