**6/20阪神8R 3歳以上1勝C(芝2000m) 13:55発走**
◎ パンサラッサ
○ サトノシャローム
▲ ディープキング
△ スターオブバラード
△ エイシンロード
△ ホウオウエクレール
パンサラッサは6枠8番になりました。阪神の芝2000mは枠の内外が気にならないコースですし、基本的にスタート巧みな馬なので、久々の実戦で偶数番枠が引けただけでも充分です。松山騎手はテン乗りになりますが、いつものようにスタートが決まれば、自然と前で勝負する形になるでしょう。
展開としては、おそらくホウオウエクレールが逃げ主張でパンサラッサは2番手からか。。1コーナーまでに隊列がすんなり決まれば平均より遅く流れていきそうです。パンサラッサは久々の一戦ですし、どうしても逃げたいタイプでもないですから、あえて番手に控えてペースを落ち着かせる形を作りたいです。その上で、3角過ぎからのロングスパートで勝負出来ればチャンスは大きいと思います。
相手筆頭はセレクトセールで1億9440万円だったサトノシャローム、単穴を同じくセレクトで8640万円だったディープキングとしましたが、パンサラッサには、競馬はお値段でするものじゃない事を証明して欲しいです!と言うのは冗談ですが、やはり、怖いのは伸びしろ豊富な3歳馬だろうと思います。
2歳戦から春先にかけて、1勝馬ながらも果敢に重賞にチャレンジし、コントレイルを筆頭とする世代一線級の馬たちと戦ってきたパンサラッサ。。サトノシャロームやディープキングも素質馬ですが、ここは、『闘ってきた相手の重みが違う』ことを証明するレースにしたいです。全馬初対戦で未知の部分は大きいですが、気持ちとしては『自己条件は通過点』ぐらいの上から目線でいきたいです(^^ゞ
**6/20東京7R 3歳以上1勝クラス(牝/芝2000m) 13:35発走**
◎ カナロアガール
○ ヴァリアーモ
▲ コスモギンガ
△ デジマノハナ
△ レットミーアウト
△ リゼブルー
カナロアガールは8枠11番、大外枠になりました。今回は11頭立ての競馬ですし、どうせ後ろからの競馬になるカナロアガールですから、枠はどこでも良いと思っていました。その意味では、最後にゲートに入る分だけ大外枠は歓迎と言って良いでしょう。
展開的には、(本当はある程度流れて欲しいのですが)やはり、平均よりやや遅めの流れになりそうです。自分からレースをグイグイ引っ張る馬も見当たりませんし、特に内枠の馬にスピードタイプがいないので…。ただ、田辺騎手とコンビを組んでからのカナロアガールは、後方からインや馬群をついて結果を出していますので、今回もおそらくそういう競馬をするはずです。
となると、単純なペースよりも直線でどれだけスムースに進路を確保できるかが勝負になってきます。本来はあまりイチかバチかの要素に頼りたくはないですが、前走や3走前でそこそこ結果が出ているだけに、急に他の乗り方はしにくいですよねぇ。。まあ、脚を溜めれば確実に脚を使ってくれるタイプなので、直線で前がぽっかり開くことを祈って応援します(^^ゞ
相手関係については、52kgで出てくる3歳馬との比較が難しいですが、ゆりかもめ賞を2着したヴァリアーモとの差し比べになるのではと…。ヴァリアーモがロスのない競馬をして、こちらの前が開く前に抜け出されると厄介ですが、その形になることもある程度覚悟しておくしかありません。逆に、4角でヴァリアーモが外を回り、こちらが内を突いて伸びる形になれば、さらにチャンスは大きいでしょう。
単穴以下も、コスモギンガ、デジマノハナ、レットミーアウトといった3歳馬を中心に。。この時季、素質ある3歳馬は手強いものですが、3歳馬上位独占などは簡単にさせないように、いつものスタイルで実力を発揮し、出来れば勝ち切って欲しいと思います!
パンサラッサは、6月20日阪神8R 1勝クラス(芝2000m)に松山弘平騎手で出走します。
-調教時計-
20.06.17 助 手 栗東坂良 1回 54.0-39.0-25.3-12.7 馬ナリ余力
ミッキーブリランテ(古オープン)一杯に0.9秒先行0.2秒先着
◇矢作調教師のコメント
「今回は放牧明けの一戦になりますが、17日の坂路での追い切りの感触は良かったです。どうやらレース当日は晴れ予報。仮に良馬場でもいい競馬になるのではないでしょうか。ただ、週末にかけて雨が続きそうですので、それが残ってくれるとなお良いですね」
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パンサラッサの出走が確定しました。レースは予定通り6/20の2000m戦なのですが、今回は鞍上が松山弘平騎手に替わります。坂井瑠星騎手は例年通り函館で乗るようですし、その代わりがオークスを勝つなど勢いのある松山騎手なら全く文句はないのですが、坂井瑠星騎手との二人三脚で春の上位馬を追いかけるストーリーも悪くないと思っていましたので(^^ゞ
それはさて置き、今度のレースはパンサラッサにとって非常に大事なレースです。3ヶ月半の休み明けで、追い切りの感じからメイチの仕上げには思えませんが、それでも古馬オープンのミッキーブリランテに先着していますし、自己条件ならさすがに好勝負をして欲しい…。矢作先生は触れておられませんが、ここを勝てば中1週で福島のラジオNIKKEI賞挑戦もありそうですしね。(勝たなくても挑戦しちゃうかもしれませんが(^^;))
いずれにしても、3ヶ月半ぶりのパンサラッサのレースはとても楽しみです。果たしてこの放牧期間でどれだけ成長してくれたのか、勝敗を別にしても、そこだけはしっかりアピールして欲しいと思います!
**6/20阪神8R 3歳以上1勝C(芝2000m)出走馬**
カナロアガールは、6月20日東京7R 1勝クラス・牝(芝2000m)に田辺裕信騎手で出走します。
-調教時計-
20.06.17 助 手 美南坂良 2回 55.3-41.2-27.1-13.2 馬ナリ余力
◇田村調教師のコメント
「きのう坂路の2本目に馬なりで55秒台をサーッと。中1週の競馬にはなりますが、動きは相変わらず良かったですよ。ある程度流れてくれて、終いの脚が活きる形になれば、前走のような好レースだってできるわけですからね。展開さえこの馬に味方をしてくれれば、今回も期待して良いと思います」
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カナロアガールの出走が確定しました。レースは予定通り、6月20日東京7R(1勝C/牝/芝2000m)、鞍上は田辺裕信騎手です。最終追い切りは美浦坂路の2本目に55.3-13.2秒(馬なり)ですが、田村先生のコメントにもあるように、中1週の競馬ですからこれで充分でしょう。もともと1勝Cでは力量上位の馬だけに、展開に関わらずそれなり以上の好勝負に持ち込めると思います。
本馬にとっての問題は、果たして勝ち切れるかどうか、その一点になります。後方からの追い込みが形なので、どうしても展開に左右されやすいですし、何かに残られてしまうリスクはなかなか排除できません。その点、11頭立てと頭数が落ち着いてくれたのはかなりのプラス材料で、田辺騎手も『前走以上にチャンス大』と考えているのではないでしょうか。
今は降級がないですし、この時季の初対戦では3歳馬が強いことも多いのですが、カナロアガールはこのクラスをとっくに勝っていておかしくない馬です。明日のレースでは逆に3歳馬陣営に『今日は相手が悪かった…』と言わせるようなレースをして欲しいと思います。
**6/20東京7R 3歳以上1勝クラス(牝/芝2000m)出走馬**
【6/6東京9R 国分寺特別でのカナロアガール:公式HPより】
「このまま続戦するか一旦放牧を挟むかについては、もう少し回復状況を窺いながら判断していきたいところ。小柄な体型ですし、これから体力をつけていきたい馬でもありますからね。レース距離を延ばしていくタイミングなどに関しても、慎重に検討していければと思います」
【6/13函館6R メイクデビュー函館でのリナーシェ:公式HPより】
栗東トレセン在厩のディメンシオンは、まずは普通キャンターによる調整で感触を窺っています。
◇藤原英調教師のコメント 「きっと牧場でリフレッシュできたのでしょう。歩様に異常は見られず、体つきやテンションなども特に気になる点は見当たりません。まずはペースを上げていってどうかですが、7月5日阪神11R CBC賞(G3・芝1200m)をステップに、19日阪神11R 中京記念(G3・芝1600m)に向かうプランをイメージしつつ、調整を進めてみようと思っています」
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トレセン帰厩時の各所の情報から、7/5のCBC賞が第一候補であることは分かっていましたが、まさかCBC賞から中京記念と、スプリント&マイルの重賞2連戦を考えいたとは、さすがに藤原先生の作戦は読み切れませんでした。もしも、G1ヴィクトリアマイルをスクラッチした時からこの作戦を練っていたのだとしたら、何と言いますか、悪代官も真っ青の策士ぶりと言って良いでしょう(^^;)
いや、本当に、もしもこの作戦がうまくハマるとしたら、阪神牝馬S3着からG1回避のあの流れが起点だったワケですからねぇ。。『転んでもただでは起きない』と言うのは簡単ですが、なかなかどうして感心してしまいます。プランの最終決定はディメンシオンの今後の上昇度次第でしょうが、まずは無事にCBC賞に出走できる事を期待します!
栗東トレセン在厩のドゥオーモは、17日、坂路で速めを消化しています。
-調教時計-
20.06.17 助 手 栗東坂良 1回 54.5-39.4-25.5-12.7 強めに追う
20.06.14 助 手 栗東坂不 1回 57.5-42.3-27.6-13.5 馬ナリ余力
◇野中調教師のコメント 「帰厩後は馬体に気になるところもなく、順調にペースアップできています。今のところ26日にこちらを出発し、函館競馬場に向かう予定。あとは現地入りしてからの様子を窺いつつ、7月5日函館11R 巴賞(オープン・芝1800m)から使っていくべきか、それとも7月19日函館11R 函館記念(G3・芝2000m)まで待つべきかなどを検討していきたいと思います」
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トレセン帰厩後、さっそく追い切りが始まっています。野中先生によれば、「馬体に気になるところもなく順調」とのことなので、来週の追い切り、そして函館への移動も予定通りに運んでくれるでしょう。
まだ、7/5の巴賞からスタートするか、それとも函館記念にぶっつけで挑むかは決まっていないようですが、確かに移動後の様子を見てからでも遅くはありません。。いや、移動後に問題がなければ巴賞に出走することになるのでしょうが、一応、函館記念から復帰の線もあると含みを持たせておく感じですかね(^^;)