吉澤ステーブル在厩のヴィジャーヤは、おもにBTCの坂路やグラス直線コースを併用し、ハロン17~20秒ペースのキャンターを消化。週1回終い13秒程度、または週2回15-15程度で乗り込まれています。6月下旬の馬体重は465kgです。
◇本田広報担当のコメント
「速めを継続しても気性の悪化や大きな疲れはなく、コンスタントに乗り込めています。まだ右にモタれがちで、真っすぐ走らせるのに苦労する場面もありますが、体力面やペース対応といった点では着実に強化中。馬運車や環境対応など、物怖じしないところもイイですね。今後も実戦に必要な経験を積ませながら、様々な状況における走りの向上を図っていきたいと思います」
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引き続き順調にトレーニングをこなしてくれているようです。週2回の15-15、または週一回の終い1秒を継続しても疲れた素振りがないようで、トレーニングの成果が着実に表れているように思います。
多少気になると言えば、「右にモタれがちで真っすぐ走らせるのに苦労する」ことがある点で、これは放っておくと競馬で他馬に迷惑をかける可能性がありますからね。完璧にクセを治すのが難しくても、日々の調教の中でしっかり勉強して欲しいと思います。
非常に順調にトレーニングが進む中、いつ頃デビューをするかの目標はまだ定まっていません。気力、体力、走力といった基本的な部分については、もう、いつデビューをしても不思議はないレベルにあると思いますが、池江厩舎、吉澤ステーブルなりの『実戦に必要な経験』を身につけるには、あともう少しといったところでしょうか。(厩舎内での順番、馬房の問題もあるでしょうし…)
いずれにしても、北海道デビューをめざすなら8月後半、栗東に移動させるなら9月から10月にかけてがひとつの目安になりそうです。まあ、どちらのパターンを選ぶとしても、池江厩舎のデビュー基準をきちんとクリアしてからになるでしょうから、その際には華々しいデビュー勝ちを期待したいと思います(^^ゞ
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