栗東トレセン在厩のアンジアンは、先週末はCウッド、22日は坂路で計時をしています。
- 22.06.22 藤田菜 栗東坂不 1回 54.6-39.8-25.3-12.5 一杯に追う
エイカイブレイブ(三未勝)末強めを0.7秒追走クビ先着
- 22.06.17 岩田望 栗CW良 3F 39.1-11.9(9) 馬ナリ余力
◇藤原英調教師のコメント 「まだ帰厩してからそれほど時間が経っていませんし、跳び自体は大きめの馬ということもあって、動きはひと息といった感じですが、ひとまず飛節については大丈夫そうですよ。あと1~2本ほど追い切って、トレセンである程度仕上げてから函館に連れて行く予定。体や目方がない馬ですので、何とか成長を促していければと思っています」
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藤原先生は「跳びが大きめの馬ということもあって動きはひと息」と仰っていますが、飛節の打撲による小休止明け、トレセン帰厩後初の本格追い、時計のかかる不良馬場、といった条件を考えれば、(菜七子騎手騎乗とは言え)54.6-12.5秒で併せた相手に先着したのは良かったですし、そもそもこの時計は坂路の自己ベストじゃないかと思います。(今までは馬体維持&成長促進の関係で、坂路ではソロッとしかやっていなかっただけ…とも言えますけれど)
とにかくですね、競馬ではまだ結果を出せていませんが、アンジアンが少しずつしっかりしつつあること、以前に比べて攻めの調教をこなせるようになっているのは確かです。未勝利戦終了が迫る中、残された数少ないチャンスをモノにするのは簡単ではないですが、少なくとも今までより良くなる可能性がある以上、簡単に諦めるわけにはいきませんからね。
その意味では、函館の滞在競馬で結果を出そうという藤原先生の作戦はとても良いと思います。栗東から函館に移ってしまえば馬体維持も楽になるでしょうし、しっかり準備をして距離短縮で勝負ができれば…。目標レースは未定ながら、7/17函館3Rに牝馬限定の1200m戦が組まれていますので、そのあたりで一発狙っていけたらと思いますm(_ _)m
【2022/5/21新潟5R 3歳未勝利(牝/芝/1800m)でのアンジアン:公式HPより】
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