函館競馬場在厩のカイザーノヴァは、2日、ゲート試験に合格しています。
-調教時計-
20.07.02 坂井瑠 函館ダ重 5F 69.7-55.1-40.7-13.1(5) ゲート強め
◇矢作調教師のコメント 「練習に少々手が掛かりましたが、きょう(2日)無事に合格。発馬後にそのまま流して調教を行いました。状態自体は良く、調教も順調にできていますので、来週7月11日函館5R 2歳新馬(芝1200m)または、12日函館5R 2歳新馬(芝1800m)でデビューさせたいと思っています。現地スタッフそれぞれに考えはあるようですが、今のところ1200mの方を有力視して進めていく予定です」
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先週時点では、ゲート合格までには少し時間がかかるかと思いましたが、一週間の練習で合格してくれるとは、多少手が掛かったといえどもごく普通、いや、むしろ順調な部類と言ってイイかもしれません。考えてみれば、シュウジデイファームでもちゃんと練習はしていたはずですし、新しい環境に慣れて落ち着いてしまえば、駐立や発進そのものに大きな問題はなかったという事なのでしょう。
そして、ゲート試験の発馬から、そのままダートコースで強めの追い切りにつなげてしまうという、超効率的な調教パターンが実行され、早速、来週の芝1200mまたは芝1800m戦でデビューをすることになりました。(シュウジデイファームは入厩後二週間でレースを使えるところまで仕上げられる… とは、こういうことだったんですね(^^;))
ちなみにJRA-VANの調教動画で動きを見たところ、入厩後実質初めての速めとあって少しぎこちない印象でした。が、このひと追いで変わってくる部分もあるでしょうし、使える状態にあれば積極的に使っていく、矢作厩舎らしいデビュー作戦ではありますからね。
シュウジデイファームでも全くヘコタレるところがなかったように、本馬のタフさは一つの武器だと思いますので、実戦経験をガンガン積んで、できるだけ早く勝ち上がりのメドを立てて欲しいと思います!
意外に早い合格で良かったです(^^)
まずは来週のデビュー戦で、素質の一端を見せて欲しいと思います!