三嶋牧場・西舎共同育成場在厩のサティアナ’19は、おもに屋内ダートトラックで軽いキャンター2400mを消化。週1~2回、坂路でハロン15~18秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。
◇三瓶担当のコメント 「素直で良い子ですが、現段階ではまだ体力がついておらず、後肢に力強さを欠く感じ。ハミにもたれて首が下がった走りになりがちなところがそれを表しています。それでも1つ上の姉ほど小さくないですし、キャンター自体は軽快ですから、こうやってトレーニングを積んでいくにつれてしっかりし始め、走行フォームも良くなってくるはずです。将来的には良いスピード馬に育ってくれるのではないでしょうか」
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もともと本馬の母系が「緩やかな成長曲線を描く傾向にある」のは募集時のPOINT!にも書いてありましたからね。「現段階ではまだ体力がついておらず、後肢に力強さを欠く」というのも、ある意味当然なのだと思います。それに、矢作厩舎の牡馬2頭と藤原厩舎の本馬では進め方に違いがあって当然ですし、当面はじっくり基礎トレーニンを積んでもらって、本格化の時期を待つ作戦で良いと思います。
最近は多くの陣営が『できるだけ早い始動と実戦投入』をめざしてきますので、多少なりとも晩成傾向のある馬は、それだけで心配になったりするものです。が、私の場合は基本的に『2歳の夏を過ぎるまでは慌てない方が良い』と考えているところがありまして、どちらかと言うと、仕上りの早さよりスケールの大きさを重視したい派です。(仕上りが遅くてスケールが小さいと微妙ですけれど…(^^;))
ということで、サティアナ’19に関しても、将来はスケールの大きなスピード馬になってくれたら嬉しいです。そのためには、今こそたくさん食べて良く動き、しっかりした身体をつくりあげなければいけません!
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