中山8Rで11着となったカイザーノヴァの関係者コメントです。
◇内田騎手のコメント 「首の高い走りですからね。これだと推進力が前へ前へと行かず、どうしても走りが収縮したものになってしまいます。距離は2000mぐらいまでの馬でしょうか」
◇鈴木慎調教師のコメント 「聞いていたように、共同通信杯の頃までとは異なり、ギアがひとつ上がらない状態のようですね。レースから揚がってきても息が乱れていないように、体力を消耗するほど最後までしっかりと走っていない状況です。この首の高さはまだ修復できていないポイントですので、調教や馬具、レース選択など、引き続き色々と考えて、少しでも良い競馬ができるよう頑張っていきたいと思います」
◆クラブのコメント 「推進力が上へ逃げてしまい、後方からの競馬。鞍上が意識的に促しているにもかかわらず、浮ついた走りで伸縮したフォームを繰り出せず、見せ場を作ることができませんでした。なお、このあとは、「まだ走り切れていない状況ですので、上がりの状態に問題がなければ、4月3日(日)中山10R 両国特別(2勝クラス・芝1600m)への連闘も考えていく」(調教師)予定になっています」
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首の高い走りを内田騎手にも指摘されてしまいました。もともと頭の高い走法はこの系統の特徴なのですが、それにしても、あれだけ高いとさすがに…といったところでしょうか。
加えて、「レースからあがってきても息が乱れていないように、体力を消耗するほど最後までしっかりと走っていない」状況となれば、たとえ2勝クラスの馬たちが相手であっても、上位入線を望むのは難しそうです。
ただ、鈴木慎先生は「調教や馬具、レース選択など、引き続き色々と考えて」いきたいと仰っていますし、4/3中山の両国特別(芝1600m)への連闘も検討するなど、レースを使いながら少しでも良くなるように手を尽くして頂けそう。。もちろん、簡単に現状を打破でき折るとは思っていませんが、諦めてしまってはそこで完全に終了ですからね。
昨日、ドバイ・ゴドルフィンマイルで優勝した同期のバスラットレオンだって、二桁着順を連発をしていた頃は、『もう終わった馬』みたいなことも言われていました。それでも陣営が様々に手を尽くし、試行錯誤の末に見事に復活したわけですから、カイザーノヴァもそんな未来をめざして頑張って欲しいと思いますm(_ _)m
Azさんおっしゃるように、バスラットレオンの再生を目の当たりにした我々としては、鈴木先生をはじめ陣営の皆さんの手腕に期待して、結果の出る日までの日々を見守りたいと思います。
外厩として使えれば
ここまで、何となく悪い方向に進んでしまった感がありますね(^^;)
なかなか簡単ではないのでしょうが、再生を期待したいです!
チャンピオンヒルズさんは、バスラットレオンの復活劇でさらに評価をあげましたよね。
外厩のこういう仕事がスポットを浴びるのは、素晴らしいことだと思います。
カイザーノヴァも、何とかならんですかねぇ(^^;)