スポーツ報知さんのPOGブログに矢作厩舎の取材記事が出ており、その中でキングエルメスとアシタカが取り上げられていました。矢作厩舎の19年産世代は例年以上にツブ揃いとの噂もありますが、その中で両馬には、18年産世代のバスラットレオン、カイザーノヴァ以上の存在感を示せるように頑張って欲しいものです(^^)
スポーツ報知 POGブログ『伝えきれない…(栗東)』
厩舎ゆかりの血統も少々。キングエルメス(牡、父ロイードカナロア、母ステラリード)は半兄にカイザーノヴァがいますね。夏の北海道始動候補のイメージとのこと。「この兄弟は似ています。ちょっと頭の高い走りで、距離はマイルまでかな」と分析します。もう一頭、アシタカ(牡、父キズナ、母ミスペンバリー)は半兄にパンサラッサがいます。「イメージ的にはクラシックタイプ。パンサラッサに比べると、重厚派というイメージかな」とのことで、こちらは秋の始動のイメージとのことです。(以上、一部抜粋)
まず、キングエルメスについては、「ちょっと頭の高い走り」とのことで、カイザーノヴァのデビュー前と同じイメージを持たれているようです。乗り込み開始当初の動画では、頭の位置が低い走りも見られたのですが、この記事によれば、キングエルメスもステラ仔の個性から逃れられていないようですね(^^;)
距離適性は「マイルまでかな」とのことですが、新馬戦→函館2歳Sと1200mで使い出されたカイザーノヴァについても、のちに矢作先生が「精神的に距離が長いと集中力が続かないと考えたので1200mから使った」と仰っていましたので、おそらく同様の理由で短距離からの始動を考えているのではないでしょうか。
まあ、カイザーノヴァもデビューからの2戦以降は1500m、1600m、1800mと距離を延ばして使われていますし、中距離戦でも得意の末脚を発揮できていますので、イメージ通りなら同じ流れで(様子を見ながら)距離延長を試すことになるのでしょう。(あ、もしも函館2歳Sを勝ってしまえばクローバー賞はパスでしょうけれど(^^ゞ)
いずれにしても、キングエルメスが夏の北海道始動候補になっているという事は、それが函館なのか札幌なのかはさて置いて、トレーニングが順調なことの証ですから心強いです。函館2歳S勝ちの妄想は現時点では明らかにフライングですが、とにかくこのまま順調に進んで欲しいと思います。
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