ジョイナスファーム在厩のトゥジュールは、おもに周回コースでハロン20秒ペースのキャンター3500mを継続して乗り込まれています。
◇稲村場長のコメント 「立ち上げ時の最初の波を乗り越え、ここにきて疲労感の第二波がやってきた様子。今は日によって走りの質やフォームにムラがあり、少々不安定な状況になっていますね。それでも飼葉喰いが落ちることはなく、従順でゲートも問題ありませんので、ここも休まず乗り越えていけるよう精度を高めていきたいと思います。直近でのペースアップは見合わせ、さらにもう2週間、現在の調教メニューで入念に進めていく予定です」
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ハロン20秒ペースのキャンター3500mを継続しつつ、前回(3/31)近況では「基礎体力はあらかたOK、あとは鍛えて精度を上げていく」とのコメントも貰っていましたが、その後に「疲労感の第二波」が来てしまったようですね。
まあ、何事もなくペースアップが進むに越したことはないものの、この時季に疲労と回復を繰り返しながら強くなる方が当たり前ですから、今回も「休まず乗り越えていける」のであれば、全体的には『順調』と考えて良いでしょう。
14日には、この世代のトップを切ってリヤンイヴェールが美浦トレセン入りを果たしましたが、リアルスティール産駒の本馬は、もともとそういう『早い時期から勝負するタイプ』ではないと思っていますので…。多少時間はかかっても、ジョイナスファームさんで一度立ち止まり、じっくり鍛えたことがいずれ大きな成功につながると考えたいです。
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