昨日のエンパイアブルー’20募集中止ショックが尾を引いている中ですが、今日は、木村秀則牧場が紹介されたことで話題となったGCの『馬産地通信 #235』を取り上げようと思います。
『馬産地通信 #235』については、事前にクラブの公式ブログで「繁殖牝馬のミスペンバリー自身が歩いている貴重な映像もありました。今までの産駒を見ていると、まるっきり同じタイプの産駒を輩出する繁殖牝馬ではなさそうですが、この産駒のこのあたりが似ている等の確認ができることもあって興味深く感じられました」と、優秀な母であるミスペンバリーが登場することは分かっていたものの、番組の中でしっかり表情のアップまで見られたのはラッキーでした。
私が最後にミスペンバリーに会ったのは、おそらく2014年の募集馬展示会(ドゥオーモやマグナムインパクト世代を見に行った時!)ですから、かれこれもう8年前になるんですねぇ…。
当時の写真を探したので下に貼っておきますが、こうして見比べてみるとミスペン母さん、表情などは今も変わらず元気なようですし、繁殖牝馬引退など当分先のことじゃないかとすら思えます。もちろん高齢なのは間違いないですし、木村秀則牧場の皆さんに大切にされているからこその話ですが、できるだけ長く元気でいて欲しいと、心からそう思います。
そして、我々クラブ会員にとってのボーナス映像と言って良いのがこちら、すでに一部で話題となっている(?)パンサラッサ半弟、アシタカ全弟のミスペンバリー’21(牡1歳・父キズナ)の姿です。
牧場の若竹さんからは、『煩いところもあるが、物見をしない感じで扱いやすい。力もあるしバネもある、期待できますね』と非常に前向きなコメントを聞くことができました。いや、牧場の方が産駒を悪く言うはずはないのですが、シュッとした立ち姿やキビキビした歩きを見ると、さすがにミスペンバリーの仔だけのことはある、と思えるデキの良さを感じました。
クラブのブログにミスペンバリー登場のことは書いてあっても、ミスペンバリー’21については1ミリも触れられていないのは、いわゆる大人の事情(?)によるものだと思いますが、その存在を(広尾TC会員だけでなく)全国の競馬ファンに知られてしまった以上、今さら募集しませんというのは通用しない… というよりも、むしろ、この馬を周年記念募集馬にしなかったのは、『パンサラッサがG2、G1で活躍するのを待っているから』みたいなネタ話も満更ではないのかもしれません。
すみません、ネタ話はさて置きまして、ミスペンバリー’21を含めた全ての馬たちには、事故や病気をせずに元気で過ごして欲しいですし、初夏には募集ラインアップに入ってもらい、凛々しく成長した姿を見せて欲しいなと。。
ちなみにミスペンバリーには、無事であれば22年産としてレイデオロの仔が生まれる予定のはずですが、実は22年産はむしろ牝馬の方が嬉しいのかも…といったことも考えています。
いや、私なんぞが余計なことを言ってもアレですが、これだけの繁殖牝馬ですから、後継馬が複数いるに越したことはなく、すでに繁殖入りをしているディープインパクト系ディメンシオンに加え、将来はキンカメ系レイデオロ×ミスペンバリーが牧場を支える存在になってくれたら心強い…という意味でそう考えてしまいましたm(_ _)m
■ミスペンバリー’21(5代血統表)
■ミスペンバリー’22(誕生前・5代血統表)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます