ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

いつも幸せ

2013-11-18 17:14:32 | 日記
しみのレーザーを受けてきてから約5日。

レーザーをした後、元々あったしみよりずっと色が濃くなってしまって、一体どうなるのかと思っていたが、やっと黒い皮膚がぽろぽろと剥がれ落ちはじめ、その下からは(自分で言うのもなんですが・・・)まるで赤子のようなぴかぴかの皮膚が現れてきた!

むふふふ・・・うれしい!

鏡を見るたびに笑いがこみ上げてくる。

この5日間、顔に大きな絆創膏を何箇所も貼っていたので、なるべく外には行かないようにしようと思っていた。

しかし、そうは言っても、やはり外出しなければいけない用事があって、目立つ白い絆創膏の上に肌の色に近いテープを重ねて貼って外出をしていた。

自分の顔を鏡で見ると、肌色のテープを貼っていても、すごく目立つような気がして恥ずかしかった。

なるべく他人に顔を見られないように、買い物でお金を支払う時も、うつむき加減でいたのだが、相手の店員さんは顔色一つ変えず、淡々とおつりを返してくれた。

他のお店でも同じ。

地下鉄で向かいに座った人も無関心。

な~んだ。気にしていたのは自分だけだった。

他人は自分が気にするほど人のことなど、あまりよく見ていないものだし、興味もないのだ。

そうと分かってからは、堂々と絆創膏の貼った顔を上げて色々な場所に出かけた。

唯一20代とおぼしき男の子が、ちょっと大きく目を見開いて、私の顔(絆創膏)をまじまじと見ていたが、別に恥ずかしくもなんとも無かった。

ただ障害のある人は、もしかしたらいつもこんな目を向けられているのだろうかと思うと、それがつらかった。

障害のある人や高齢者など社会的弱者を、暖かい目で見守ってくれるような、そんな社会になっていくといいなと思う。

高齢者と言えば、うちの高齢者の老父の散歩にも付き合って外出してきた。

めっきり足腰の弱った父の足を少しでも鍛えなければと、せっせと連れ出している。

もう外は寒くなったので、歩くのはもっぱら大きなショッピングセンター。

今回は、妹と妹の娘(孫)も一緒に散歩に付き合ってくれた。

孫に付き添われながら、ゆっくり歩く父。

心なしか父も嬉しそうだった。

父が一人で歩いていたら「徘徊」だが、孫と歩いていると「幸せな老人」に見える。

そして、幸せそうな老父を見るのが私の幸せ。

な~んてね。

そうそう、もうずっと散歩に行っていない裏の森。

行きたい、行きたいと思っていたら、なんと熊が出たと言う噂を聞いた。

夏はマムシの出没情報を聞いて断念し、秋は熊か・・・




木々の葉がすっかり落ちて、見晴らしがよくなった山。

下には小さな川が流れていて、散歩するにはとても良い場所なのだけれどねぇ。

さすがに散歩に命はかけられない。

ただ、毎朝この森と山の向こうから上ってくる太陽に手をあわせていると、大きな喜びが湧き上がってくる。

そして、いつも幸せだな~と思う。






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