ヘルパーの仕事で、この春から新しく行き始めたのは、広い一軒家に住む一人暮らしのおじいさんのところ。
10数年前に奥さんを亡くし、二人の子供は独立してそれぞれに家庭を持っているそうだ。
今までは、娘さんがたまに来て家事をやってくれていたそうだが、娘さんにも仕事があり、なかなか親の家まで手が回らないということでヘルパーを頼むことにしたとか。
おじいさんは腰が悪く数年前に手術をしたのだけれど、杖がなければ歩くのもおぼつかない。
今は病院と買い物以外は、ほとんど外出することが無いそうだ。
そのせいなのか、ヘルパーの仕事が終ると必ずお茶を用意して待っていてくれる。
誰かと話がしたいのだ。
本当は利用者さん宅で何かを頂くのはダメなのだが、このおじいさん宅では出されたお茶を頂いてすこしお話をするようにしている。
話始めるとイキイキとしたお顔になり、「ではそろそろ・・・」と帰ろうとすると、まだ話し足りないのか外まで一緒にお話をしながら出て来られる。
最近、一人暮らしの高齢者さんにこういった方が多い。
みなさん、誰かと話がしたくてたまらないのだ。
ひとりきりで家の中に閉じこもり、テレビと向き合う毎日はきっと寂しいことだろう。
このおじいさんのように一人暮らしの高齢者が、生き生きとした毎日を過ごせることはできないものだろうかと思う。
老後に必要なのは「きょういく」と「きょうよう」だという話を聞いたことがある。
「きょういく」とは「教育」ではなくて「今日、行く」ところがあること。
そして「きょうよう」とは「教養」ではなく「今日、用」があることだそうだ。
介護が必要な高齢者が集う「デイサービス」というのもあるが、私の父が途中でやめしまったように、行く曜日が決められるので、いつも同じ顔ぶれで食事をして入浴して、やりたくもないゲームや体操をして帰ってくるのでは嫌になる人も多いのではないだろうか。
高齢者だけを集めるのではなく、高齢者も若い人も色々な年代が集まれる場所があればいいのにと思う。
そこで高齢者ができる仕事をやってもらえたら、高齢者の生きがいにもなるし、若い人にとってもプラスになる。
もう仕事をしたくない人は、なにか趣味を楽しむのも大事なのだろうと思う。
そのためには、早くから趣味になることを見つけられたらいいのだろうなぁ。
例えば楽器の演奏だとか、カラオケなんかでもいいのかもしれない。
私もいよいよ50代の中盤に差し掛かってきたが、これからもっと色々なことに挑戦してみようかなと思っている。
10数年前に奥さんを亡くし、二人の子供は独立してそれぞれに家庭を持っているそうだ。
今までは、娘さんがたまに来て家事をやってくれていたそうだが、娘さんにも仕事があり、なかなか親の家まで手が回らないということでヘルパーを頼むことにしたとか。
おじいさんは腰が悪く数年前に手術をしたのだけれど、杖がなければ歩くのもおぼつかない。
今は病院と買い物以外は、ほとんど外出することが無いそうだ。
そのせいなのか、ヘルパーの仕事が終ると必ずお茶を用意して待っていてくれる。
誰かと話がしたいのだ。
本当は利用者さん宅で何かを頂くのはダメなのだが、このおじいさん宅では出されたお茶を頂いてすこしお話をするようにしている。
話始めるとイキイキとしたお顔になり、「ではそろそろ・・・」と帰ろうとすると、まだ話し足りないのか外まで一緒にお話をしながら出て来られる。
最近、一人暮らしの高齢者さんにこういった方が多い。
みなさん、誰かと話がしたくてたまらないのだ。
ひとりきりで家の中に閉じこもり、テレビと向き合う毎日はきっと寂しいことだろう。
このおじいさんのように一人暮らしの高齢者が、生き生きとした毎日を過ごせることはできないものだろうかと思う。
老後に必要なのは「きょういく」と「きょうよう」だという話を聞いたことがある。
「きょういく」とは「教育」ではなくて「今日、行く」ところがあること。
そして「きょうよう」とは「教養」ではなく「今日、用」があることだそうだ。
介護が必要な高齢者が集う「デイサービス」というのもあるが、私の父が途中でやめしまったように、行く曜日が決められるので、いつも同じ顔ぶれで食事をして入浴して、やりたくもないゲームや体操をして帰ってくるのでは嫌になる人も多いのではないだろうか。
高齢者だけを集めるのではなく、高齢者も若い人も色々な年代が集まれる場所があればいいのにと思う。
そこで高齢者ができる仕事をやってもらえたら、高齢者の生きがいにもなるし、若い人にとってもプラスになる。
もう仕事をしたくない人は、なにか趣味を楽しむのも大事なのだろうと思う。
そのためには、早くから趣味になることを見つけられたらいいのだろうなぁ。
例えば楽器の演奏だとか、カラオケなんかでもいいのかもしれない。
私もいよいよ50代の中盤に差し掛かってきたが、これからもっと色々なことに挑戦してみようかなと思っている。