昨日は用事があって車で外出していたのだが、お昼過ぎに自宅に着いた途端、夫から電話が来た。
「家の暖房用と給湯ボイラーに異常はなかったか?」と言われ、「はて?なぜ突然そんなことを聞くのだろう?」と思ったら、地震があってかなり大きく揺れたとのことだった。
慌てて自宅に入るとお姑さんがテレビのニュースを見ていて「今すごく揺れたよ」と教えてくれた。
真冬のこの時期はだいたい一日中暖房をつけたままにしているのだが、地震で揺れたりすると一時的に暖房が止まってしまうことがある。
夫が心配するように、もしや止まっているかと見に行ったら、ボイラーは正常に動いていた。
お姑さんも大丈夫だったし、そうだ!Pちゃんは大丈夫だろうか。
オカメインコのP太郎はとても臆病で、小さな地震の揺れでもパニックを起こしてバタバタと暴れるのだ。
狭い鳥かごの中で、時にはケガをしてしまうこともあるので急いでP太郎のところへ駆けつけたら、P太郎はトサカの毛を立てたまま、細~くなって鳥かごの側面に張り付いていた。
(P太郎は恐怖を感じるとトサカを立てて体が細くなる)
P太郎もケガはしていない様子で一安心。
ところで私は夫に聞くまで地震にはまったく気づいていなかった。
思わず「えっ揺れたの!?」と言ったら「なにノー天気なこと言ってるの。すごく揺れたよ」と夫に言われた。
震度4で時間も長かったというのは、ここ最近はなかった大きな揺れだったらしい。
なぜ私が地震に気がつかなかったのかと言うと車の中だったからで、雪が積もってデコボコになった道を運転していた。
地震が起きている時に、私はデコボコ道を上下に大きく揺れながら走っていた為、地震にはまったく気が付かなかった。
それにしても被害が小さく済んで何よりだった。
ところで夫が真っ先に「ボイラー大丈夫か?」と聞いてきたのだが、地震が起きるとうちの家族はそれぞれに自分が大事に思うところに散る。
これは地震と言う非常事態の中で、それぞれが無意識に取る行動なのかもしれないが、うちの家族は見事にいつも同じ行動をしている。
例えば・・・
夫はもちろんボイラーを始めとする火気を消しに走る。
私も料理中であればすぐにガスを消すのだが、次に向かう先はP太郎のところだ。
子供が小さかった頃であればまずは子供なのだが、今は子供も大きくなったので一番小さなP太郎の元へ駆けつけてしまう。
鳥かごを手で押さえながらバタバタと暴れているP太郎に向かって「大丈夫だよ、大丈夫」となだめている。
これは次女ピーチも同じ行動をする。(さすがP太郎の信頼度ナンバーワンを得るだけのことはある)
そして長女チェリーは、なぜかテレビを押さえに行く。
うちのテレビはテレビ台に接している部分に耐震用のマットを付けているのだが、これが長年つけっぱなしの為、テレビとテレビ台がぴったりとくっついてしまい、ちょっとやそっとの力では取れない状態になってしまっている。
新しいテレビに買い替える時は、どうやってテレビとテレビ台を離そうかと思っているくらいなので、巨大地震が起きてテレビと一緒にテレビ台が動くことはあっても、テレビだけが倒れることは考えられないのだが、チェリーはそれでもテレビを押さえに行く。
なぜならチェリーは家族の中で最もテレビが好きなのだ。
それから88歳のお姑さんだが、お姑さんが真っ先に向かうのは仏壇で「あらあらどうしよう」と言いながら仏壇の前で立ち尽くしている。
お姑さんが地震の多い道東に住んでいた時、大きな地震で仏壇の中の阿弥陀様が倒れて頭が取れてしまったそうだ。
阿弥陀様の頭は接着剤で付けたのだが、地震の時はやはり仏壇が気になるらしい。
そんな風にそれぞれが大事なものを守りに散る家族の中で、長男パインだけは比較的冷静に状況を見守っているかのように動かない。
(もしかしたら恐怖で動けなくなっているのかもしれないが・・・)
このように家族がそれぞれに取る行動パターンがいつも同じなのが面白い。
それにしても、やはりもう一度地震が起きた場合の行動を考えておいたほうが良いのだろうと思う。
少なくともお姑さんは仏壇の前から離さなければならないだろう。
大きな仏壇が倒れて来たら大変だ。
今回、私はまったく地震を感じることはなかったが、「一瞬、四角い部屋が歪んで見えた」と昨日の地震のあと電話をしてきた妹の話を聞いて、やはりもう一度自分の行動パターンを想定しておこうと思った。
「家の暖房用と給湯ボイラーに異常はなかったか?」と言われ、「はて?なぜ突然そんなことを聞くのだろう?」と思ったら、地震があってかなり大きく揺れたとのことだった。
慌てて自宅に入るとお姑さんがテレビのニュースを見ていて「今すごく揺れたよ」と教えてくれた。
真冬のこの時期はだいたい一日中暖房をつけたままにしているのだが、地震で揺れたりすると一時的に暖房が止まってしまうことがある。
夫が心配するように、もしや止まっているかと見に行ったら、ボイラーは正常に動いていた。
お姑さんも大丈夫だったし、そうだ!Pちゃんは大丈夫だろうか。
オカメインコのP太郎はとても臆病で、小さな地震の揺れでもパニックを起こしてバタバタと暴れるのだ。
狭い鳥かごの中で、時にはケガをしてしまうこともあるので急いでP太郎のところへ駆けつけたら、P太郎はトサカの毛を立てたまま、細~くなって鳥かごの側面に張り付いていた。
(P太郎は恐怖を感じるとトサカを立てて体が細くなる)
P太郎もケガはしていない様子で一安心。
ところで私は夫に聞くまで地震にはまったく気づいていなかった。
思わず「えっ揺れたの!?」と言ったら「なにノー天気なこと言ってるの。すごく揺れたよ」と夫に言われた。
震度4で時間も長かったというのは、ここ最近はなかった大きな揺れだったらしい。
なぜ私が地震に気がつかなかったのかと言うと車の中だったからで、雪が積もってデコボコになった道を運転していた。
地震が起きている時に、私はデコボコ道を上下に大きく揺れながら走っていた為、地震にはまったく気が付かなかった。
それにしても被害が小さく済んで何よりだった。
ところで夫が真っ先に「ボイラー大丈夫か?」と聞いてきたのだが、地震が起きるとうちの家族はそれぞれに自分が大事に思うところに散る。
これは地震と言う非常事態の中で、それぞれが無意識に取る行動なのかもしれないが、うちの家族は見事にいつも同じ行動をしている。
例えば・・・
夫はもちろんボイラーを始めとする火気を消しに走る。
私も料理中であればすぐにガスを消すのだが、次に向かう先はP太郎のところだ。
子供が小さかった頃であればまずは子供なのだが、今は子供も大きくなったので一番小さなP太郎の元へ駆けつけてしまう。
鳥かごを手で押さえながらバタバタと暴れているP太郎に向かって「大丈夫だよ、大丈夫」となだめている。
これは次女ピーチも同じ行動をする。(さすがP太郎の信頼度ナンバーワンを得るだけのことはある)
そして長女チェリーは、なぜかテレビを押さえに行く。
うちのテレビはテレビ台に接している部分に耐震用のマットを付けているのだが、これが長年つけっぱなしの為、テレビとテレビ台がぴったりとくっついてしまい、ちょっとやそっとの力では取れない状態になってしまっている。
新しいテレビに買い替える時は、どうやってテレビとテレビ台を離そうかと思っているくらいなので、巨大地震が起きてテレビと一緒にテレビ台が動くことはあっても、テレビだけが倒れることは考えられないのだが、チェリーはそれでもテレビを押さえに行く。
なぜならチェリーは家族の中で最もテレビが好きなのだ。
それから88歳のお姑さんだが、お姑さんが真っ先に向かうのは仏壇で「あらあらどうしよう」と言いながら仏壇の前で立ち尽くしている。
お姑さんが地震の多い道東に住んでいた時、大きな地震で仏壇の中の阿弥陀様が倒れて頭が取れてしまったそうだ。
阿弥陀様の頭は接着剤で付けたのだが、地震の時はやはり仏壇が気になるらしい。
そんな風にそれぞれが大事なものを守りに散る家族の中で、長男パインだけは比較的冷静に状況を見守っているかのように動かない。
(もしかしたら恐怖で動けなくなっているのかもしれないが・・・)
このように家族がそれぞれに取る行動パターンがいつも同じなのが面白い。
それにしても、やはりもう一度地震が起きた場合の行動を考えておいたほうが良いのだろうと思う。
少なくともお姑さんは仏壇の前から離さなければならないだろう。
大きな仏壇が倒れて来たら大変だ。
今回、私はまったく地震を感じることはなかったが、「一瞬、四角い部屋が歪んで見えた」と昨日の地震のあと電話をしてきた妹の話を聞いて、やはりもう一度自分の行動パターンを想定しておこうと思った。