ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

たい肥を作る

2016-05-30 15:52:58 | 日記
先日、庭のつるバラの剪定をした。

もうずいぶんと新しい葉が出ているが、その中でも葉をつけていない枝は切り落としていった。

ところで昨年、このつるバラの枝の一部が手前に勢いよく伸びてきて、とても困ったことがあった。

枝には鋭い刺があり、うっかりすると怪我をするのだが、伸びてきたつるバラの枝は物干し台まで来てしまった。

物干し台をすこし移動したり、枝を向こう側へ誘引してみたのだが、あまり効果はなく、枝は元気良くどんどん伸びて、そしてたくさんの美しい花を咲かせた。

「洗濯物を干す時に危ないし邪魔だから、この枝を切れば?」

昨年、つるバラの前で伸びた枝を見ながら夫が言ったのだが、「こんなにたくさん花を咲かせているのに可哀相だから切れないよ」と私が言ったのだった。

それで昨年は、つるバラが伸びてきている部分の物干し竿に洗濯物を干すことができなかった。

ところで、そんなことがあった昨年のことなどすっかり忘れていたのだが、先日つるバラを見ていたら、昨年伸びて来て困った枝が、今年はまったく葉をつけていないことに気づいた。

近くづいてよ~く見てみると、枝は茶色くなり、全く新しい芽が出ていない。
どうやら枯れてしまったみたいだった。

枯れたのならば仕方がない・・・のこぎりを持ってきて物干し台まで伸びた枝を切り落としたのだが、枝がなくなると、物干し台はとても洗濯物が干しやすくなった。

それにしても古い枝が枯れるのならわかるが、昨年伸びた新しい枝が枯れるなんてどうしたのだろう?

他の枝はみんな元気なのに・・・

もしかして、夫との会話をつるバラは聞いていたのだろうか?

「この枝、邪魔だし危ないから切れば?」

そう言う夫の言葉を聞いていたつるバラは、邪魔になる枝を自ら枯らしたのだろうか?

植物は人の言葉を聞いているというのを何かの本で読んだことがあるので、もしかしたらそうなのかもしれない。

そうだとしたら、なんと健気なつるバラだろう(涙)

というわけで、バラを剪定をした後はたっぷりと肥料を入れてあげた。

そうそう、肥料と言えば、今年は久しぶりに段ボール箱で作るたい肥作りに挑戦してみようと思っている。



これは札幌市がごみの削減を目的に段ボール箱で作るたい肥作りを数年前から推奨していて、講習会などを各地で開いている。

北海道は冬期間は凍結してしまうため外でのコンポストが使えない。

そこで室内でも使うことができるコンポストということで、段ボール箱のコンポストが広まりつつある。

さて、段ボールを使ったコンポストですが、段ボール箱は水漏れしないように段ボールと牛乳パックで底を補強し、その中へ土壌改良材の「ピートくん」を入れ、水少々をいれてから、生ごみをどんどん投入していく。

すると、ゴミが自然に溶けて、とても良いたい肥になる。

私は以前も作ったことがあるが、ごみの量が減って、さらに黒々とした良いたい肥ができて一石二鳥だった。

唯一、コバエが発生するトラブルがあったが、その時は油や甘いものを入れると温度が上がって虫の卵が死滅する。

今日は5月30日で「ごみゼロの日」だそうだ。

5(ご)月3(み)0(ゼロ)日という語呂合わせ・・・

日本ではまだ食べられる物を捨てている「食品ロス」は年間600万トンを超すのだそうだ。

世界では飢えに苦しむ人がたくさんいるというのに、なんともったいないことをしているのだろうか。

そんな人々がたくさんいることを思い、食べられる分だけを買い、それを食べきることを心がけようと思う。

コンポストに入れるものは、もしかしてそんなに多くはないかもしれない・・・









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